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公開番号
2025059489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169595
出願日
2023-09-29
発明の名称
空気調和装置の制御システム
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
F24F
11/36 20180101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】空気調和装置の作動を許可する制御回路を含む制御システムにおいて、接続ポートに対する安全装置及び導通部材のどちらが接続されているかを容易に判別可能とする。
【解決手段】安全装置50を含む空気調和装置10の制御システム40は、第1極T1及び第2極T2を有し、第1極T1と第2極T2との間に安全装置50又は導通部材80が接続されたときに、第1極T1と第2極T2との間に導通が生じる接続ポート49と、第1極T1と第2極T2との間に導通が生じたときに空気調和装置10の作動を許可するインターロック回路90と、第1極T1及び第2極T2の間の電圧に関わる第1の値V、又は、安全装置50から出力されるパルス信号PSに関わる第2の値Pを取得する取得部47と、を含む安全装置制御部43を備え、安全装置制御部43は、第1の値V、又は、第2の値P、又は、第1の値V又は第2の値Pに基づく第1情報J1を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
安全装置(50)を含む空気調和装置(10)の制御システム(40)であって、
第1極(T1)及び第2極(T2)を有し、前記第1極(T1)と前記第2極(T2)との間に前記安全装置(50)又は前記安全装置(50)を有さない導通部材(80)が接続されたときに、前記第1極(T1)と前記第2極(T2)との間に導通が生じる接続ポート(49)と、
前記第1極(T1)と前記第2極(T2)との間に導通が生じたときに前記空気調和装置(10)の作動を許可する制御回路(90)と、
前記第1極(T1)及び前記第2極(T2)の間の電圧に関わる第1の値(V)、又は、前記安全装置(50)から出力される信号(PS)に関わる第2の値(P)を取得する取得部(47)と、
を含む制御部(43)を備え、
前記制御部(43)は、前記第1の値(V)、又は、前記第2の値(P)、又は、前記第1の値(V)又は前記第2の値(P)に基づく第1情報(J1)を出力する、空気調和装置(10)の制御システム(40)。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記制御部(43)は、第1の前記接続ポート(49a)と第2の前記接続ポート(49b)とを備え、
前記制御回路(90)は、前記第1の接続ポート(49a)に前記安全装置(50)又は前記導通部材(80)が接続され、かつ、前記第2の接続ポート(49b)に前記安全装置(50)又は前記導通部材(80)が接続されたときに、前記空気調和装置(10)の作動を許可する、請求項1に記載の空気調和装置(10)の制御システム(40)。
【請求項3】
前記第1の値(V)又は前記第2の値(P)、又は、前記第1情報(J1)を表示する表示部(60)をさらに有する、請求項1又は請求項2記載の空気調和装置(10)の制御システム(40)。
【請求項4】
前記第1情報(J1)は、
前記接続ポート(49)に対して、前記安全装置(50)が接続されているか、又は、前記導通部材(80)が接続されているかの判別結果を含む、請求項1又は請求項2記載の空気調和装置(10)の制御システム(40)。
【請求項5】
前記第1情報(J1)は、前記安全装置(50)の種類に関する情報を含む、請求項1又は請求項2記載の空気調和装置(10)の制御システム(40)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和装置の制御システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、安全装置を含む空気調和装置の制御システムが知られている(特許文献1参照)。前記制御システムは、空気調和装置の運転中に冷媒が漏洩した場合に安全装置を作動させる制御部を備える。前記制御部は、安全装置が接続される接続ポートと、安全装置を確実に作動させるための制御回路とを備える。この制御回路は、インターロック回路とも称される。なお、ここでいう「インターロック」とは、ある装置について一定の条件が整わない場合に、装置を動作できなくする仕組みを意味する。前記制御回路は、制御部の接続ポートに安全装置が接続されていない場合に空気調和装置を作動させないように制御する回路であり、制御部の接続ポートに安全装置が接続されている場合に空気調和装置の作動を許可する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-076264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記空気調和装置において、前記制御回路は、接続ポートに安全装置が接続された場合だけでなく、安全装置を有さない導通部材(例えば、導線)が接続された場合にも空気調和装置の作動を許可する。このため、従来の前記空気調和装置は、作動の許可が、接続ポートに安全装置が接続されてなされたものか、あるいは、接続ポートに導通部材が接続されてなされたものかを、接続ポートを現地で確認しなければ判別することができなかった。
【0005】
本開示は、空気調和装置の作動を許可する制御回路を含む制御システムにおいて、接続ポートに対する安全装置及び導通部材のどちらが接続されているかを容易に判別可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の空気調和装置の制御システムは、安全装置を含む空気調和装置の制御システムであって、第1極及び第2極を有し、前記第1極と前記第2極との間に前記安全装置又は前記安全装置を有さない導通部材が接続されたときに、前記第1極と前記第2極との間に導通が生じる接続ポートと、前記第1極と前記第2極との間に導通が生じたときに前記空気調和装置の作動を許可する制御回路と、前記第1極及び前記第2極の間の電圧に関わる第1の値、又は、前記安全装置から出力される信号に関わる第2の値を取得する取得部と、を含む制御部を備え、前記制御部は、前記第1の値、又は、前記第2の値、又は、前記第1の値又は前記第2の値に基づく第1情報を出力する。
【0007】
上記構成の空気調和装置の制御システムは、接続ポートに安全装置及び導通部材の何れが接続されているかを、電圧に関わる第1の値、又は、安全装置から出力される信号に関わる第2の値に基づいて判別することができる。このため、接続ポートを現地で確認しなくても、接続ポートに安全装置及び導通部材の何れが接続されているかを容易に判別することができる。これにより、空気調和装置の作動を許可する制御回路を含む制御システムにおいて、接続ポートに対する安全装置及び導通部材の接続状況を容易に判別することができる。
【0008】
(2)前記(1)の態様の空気調和装置の制御システムにおいて、前記制御部は、第1の前記接続ポートと第2の前記接続ポートとを備え、前記制御回路は、前記第1の接続ポートに前記安全装置又は前記導通部材が接続され、かつ、前記第2の接続ポートに前記安全装置又は前記導通部材が接続されたときに、前記空気調和装置の作動を許可すると好ましい。
【0009】
上記構成の空気調和装置の制御システムは、第1及び第2の接続ポートを有する場合、取得部が、第1及び第2の接続ポートについて第1の値又は第2の値を取得する。制御部は、安全装置及び導通部材の何れが各接続ポートに接続されているかを、第1の値又は第2の値に基づいて判別することができる。これにより、空気調和装置の作動を許可する制御回路を含む空気調和装置の制御システムにおいて、接続ポートに対する安全装置及び導通部材の接続状況を容易に判別することができる。
【0010】
(3)前記(1)又は(2)の態様の空気調和装置の制御システムは、前記第1の値又は前記第2の値、又は、前記第1情報を表示する表示部をさらに有すると好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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