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公開番号
2025059956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170389
出願日
2023-09-29
発明の名称
電池および電池パック
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/578 20210101AFI20250403BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】安全弁として、より好適な構造を備えた電池を提供すること。
【解決手段】
電池組立体と、一端に開口部を備え、前記電池組立体を収納する外装体と、前記開口部に配置される安全弁とを備え、前記安全弁が、相対的に内側に位置する内側端子と、相対的に外側に位置する外側端子とを備え、前記内側端子は、前記開口部の開口端よりも内周側において平面視輪型の薄肉部を備え、前記薄肉部よりも外周側にて前記電池組立体と電気的に接続されており、前記外側端子は、前記薄肉部よりも内周側にて、前記外装体の内部に向かって弾性変形された状態で前記内側端子に固定され、互いに電気的に接続されている、電池が供される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電池組立体と、一端に開口部を備え、前記電池組立体を収納する外装体と、前記開口部に配置される安全弁とを備え、
前記安全弁が、相対的に内側に位置する内側端子と、相対的に外側に位置する外側端子とを備え、
前記内側端子は、前記開口部の開口端よりも内周側において平面視輪型の薄肉部を備え、前記薄肉部よりも外周側にて前記電池組立体と電気的に接続されており、
前記外側端子は、前記薄肉部よりも内周側にて、前記外装体の内部に向かって弾性変形された状態で前記内側端子に固定され、互いに電気的に接続されている、電池。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記薄肉部は、前記内側端子と前記電池組立体との接続部分と、前記内側端子における前記外側端子の固定部分との間に位置付けられている、請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記電池組立体と前記外側端子とは、前記内側端子の前記薄肉部を介して互いに電気的に接続される、請求項1に記載の電池。
【請求項4】
平常状態にて、前記開口部が、前記安全弁によって封止されている、請求項1に記載の電池。
【請求項5】
前記安全弁が、前記外装体の外部側に設けられている、請求項1に記載の電池。
【請求項6】
前記薄肉部よりも外周側にて、前記内側端子と前記外側端子との間に配置される絶縁部材をさらに備える、請求項1に記載の電池。
【請求項7】
前記絶縁部材は、前記薄肉部よりも外周側にて、前記内側端子および前記外側端子の各々と互いに接着している、請求項6に記載の電池。
【請求項8】
前記絶縁部材は、熱可塑性樹脂を介して、前記内側端子および前記外側端子の各々と前記接着されている、請求項7に記載の電池。
【請求項9】
前記外装体が、前記一端と連続する側部を備え、
前記絶縁部材が、前記外装体の前記側部にまで及んでいる、請求項6に記載の電池。
【請求項10】
前記側部において、前記外装体と前記絶縁部材とが、熱可塑性樹脂を介して接着されている、請求項9に記載の電池。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池、および電池を用いる電池パックに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電池は、化学変化などによるエネルギーを電気エネルギーとして取り出すことが可能であり、様々な用途に用いられている。例えば、携帯電話、スマートフォンおよびノートパソコンなどのモバイル機器に電池が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際特許公開(WO)2020/111275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池および電池パックにおいては、その安全性を確保するための機構が備えられ得る。例えば、電池に異常が発生し、電池内部でガスが生じた場合に、当該ガスに起因する不具合の発生を抑制するための安全弁機構を備える電池および電池パックが考えられる(特許文献1)。本願発明者は、電池および電池パックの安全弁機構について開発の余地が依然ないかを鋭意検討した。その結果、異常時にて電流遮断などを図ることができる安全弁には、依然開発の余地が残されていることを見出した。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて為されたものである。即ち、本発明の主たる目的は、安全弁として、より好適な構造を備えた電池および電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明者は、従来技術の延長線上で対応するのではなく、新たな方向で対処することによって上記課題の解決を試みた。その結果、上記主たる目的が達成された電池および電池パックの発明に至った。
【0007】
本発明に係る電池は、
電池組立体と、一端に開口部を備え、前記電池組立体を収納する外装体と、前記開口部に配置される安全弁とを備え、
前記安全弁が、相対的に内側に位置する内側端子と、相対的に外側に位置する外側端子とを備え、
前記内側端子は、前記開口部の開口端よりも内周側において平面視輪型の薄肉部を備え、前記薄肉部よりも外周側にて前記電池組立体と電気的に接続されており、
前記外側端子は、前記薄肉部よりも内周側にて、前記外装体の内部に向かって弾性変形された状態で前記内側端子に固定され、互いに電気的に接続されている。
【0008】
また、本発明に係る電池パックは、
電池と、前記電池を収納する電池ホルダとを備え、
前記電池ホルダは、開口部と、前記開口部に設けられる安全弁とを備え、
前記安全弁が、相対的に前記電池ホルダの内部側に位置する内側端子と、相対的に前記電池ホルダの外部側に位置する外側端子とを備え、
前記内側端子は、前記開口部の開口端よりも内周側に延在する薄肉部を備え、前記薄肉部よりも外周側にて前記電池と電気的に接続されており、
前記外側端子は、前記薄肉部よりも内周側にて、前記電池ホルダの内部に向かって弾性変形された状態で前記内側端子に固定されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る電池および電池パックでは、安全弁に2つの端子が組み込まれている。電池および電池パックの外側に位置する一方の端子が、内側に向かって弾性変形された状態で他方の端子に固定されている点で、本発明の電池および電池パックは、従前に見られない安全弁の構造を有している。かかる構成により、異常時において好適に電流遮断を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る二次電池の外観を示す模式的斜視図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る二次電池の内部構成を示す模式図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る二次電池の安全弁の構成部材および関連部材を示す模式的斜視図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る二次電池の安全弁の構成部材の模式的断面図である。
図5は、本発明の一実施形態に係る二次電池の安全弁の作動前の状態を示す模式的断面斜視図である。
図6は、本発明の一実施形態に係る二次電池の安全弁の作動前の状態を示す模式的断面図である。
図7は、本発明の一実施形態に係る二次電池の安全弁の作動後の状態を示す模式的断面図である。
図8は、本発明の一実施形態に係る二次電池の安全弁の模式的断面図である。
図9は、本発明の一実施形態に係る外装体を模式的に示す分解斜視図である。
図10は、本発明の一実施形態に係る二次電池の模式的断面図である。
図11は、本発明の一実施形態に係る電池パックの模式的断面図である。
図12は、本発明の一実施形態に係る電池パックの安全弁の作動前の状態を示す模式的断面図である。
図13は、本発明の一実施形態に係る電池パックの安全弁の作動後の状態を示す模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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