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公開番号2025060063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170561
出願日2023-09-29
発明の名称熱源ユニット及び冷凍サイクル装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F24F 1/12 20110101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】遮音部材の内部空間において、漏洩した冷媒の濃度が高くなることを抑制する。
【解決手段】熱源ユニットは、ケーシング(70)と、ケーシング(70)の内部に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、ケーシング(70)の内部に配置され、圧縮機(30)を収容する第1空間(S1)を区画するように圧縮機(30)を覆う、非通気性の遮音部材(60)と、前記第1空間(S1)の下部と前記遮音部材(60)と前記ケーシング(70)との間の第2空間(S2)とを連通させる第1連通路(41)とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気より比重が大きい冷媒を用いる冷凍サイクル装置に設けられる熱源ユニットであって、
ケーシング(70)と、
前記ケーシング(70)の内部に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、
前記ケーシング(70)の内部に配置され、前記圧縮機(30)を収容する第1空間(S1)を区画するように該圧縮機(30)を覆う、非通気性の遮音部材(60)と、
前記第1空間(S1)の下部と、前記遮音部材(60)と前記ケーシング(70)との間の第2空間(S2)とを連通させる第1連通路(41)とを備える
熱源ユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
ファン(22)と、
前記ファン(22)が搬送する室外空気と、前記冷媒とを熱交換させる熱交換器(21)と、
前記ケーシング(70)の内部を、前記圧縮機(30)および前記遮音部材(60)が配置されるとともに前記第2空間(S2)を含む第1室(31)と、前記ファン(22)および前記熱交換器(21)が配置される第2室(32)とに仕切る仕切部材(28)と、
前記第1室(31)の前記第2空間(S2)の下部と前記第2室(32)とを連通させる第2連通路(48)とを備える
請求項1に記載の熱源ユニット。
【請求項3】
前記第2室(32)の下部と前記ケーシング(70)の外部とを連通させる第3連通路(53)を備える
請求項2に記載の熱源ユニット。
【請求項4】
前記第2空間(S2)の下部と前記ケーシング(70)の外部と連通させる第4連通路(54,56)を備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
【請求項5】
前記遮音部材(60)は、下側が開口する中空状に形成され、
前記第1連通路(41)は、前記遮音部材(60)の下端と、前記ケーシング(70)の底板との間に形成される
請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
【請求項6】
前記遮音部材(60)の外面と前記ケーシング(70)の内面との間に設けられる、通気性の第1吸音材(81)を備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
【請求項7】
前記遮音部材(60)の内面に設けられる、通気性の第2吸音材(82)を備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
【請求項8】
前記遮音部材(60)の外面と前記ケーシング(70)の内面との間に設けられる、通気性の第1吸音材(81)を備える
請求項7に記載の熱源ユニット。
【請求項9】
前記圧縮機(30)を支持する第1防振部材(33)と、
前記第1防振部材(33)を支持する第1支持部材(34)と、
前記第1支持部材(34)を支持する第2防振部材(35)と、
前記第2防振部材(35)を支持する第2支持部材(36)とを備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の熱源ユニット。
【請求項10】
請求項1~3のいずれか1つの前記熱源ユニットを備えた冷凍サイクル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱源ユニット及び冷凍サイクル装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の空気調和機では、圧縮機が硬質ゴムなどからなる遮音部材で覆われる。遮音部材は、圧縮機の振動に伴う騒音を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-137578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空気調和機などの冷凍サイクル装置では、空気よりも比重が大きい冷媒を用いることがある。特許文献1に記載のように、圧縮機を遮音部材で覆う構成において、圧縮機、あるいは圧縮機と配管の接続部などから冷媒が漏洩すると、この冷媒が遮音部材の内部の空間に流出する。流出した冷媒は、その自重より、空間の下部に移動する。その結果、遮音部材の内部空間の下部において冷媒の濃度が高くなる、という問題が生じる。
【0005】
本開示の目的は、遮音部材の内部空間において、漏洩した冷媒の濃度が高くなることを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、空気より比重が大きい冷媒を用いる冷凍サイクル装置に設けられる熱源ユニットを対象とする。熱源ユニットは、ケーシング(70)と、ケーシング(70)の内部に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、ケーシング(70)の内部に配置され、圧縮機(30)を収容する第1空間(S1)を区画するように圧縮機(30)を覆う、非通気性の遮音部材(60)と、前記第1空間(S1)の下部と前記遮音部材(60)と前記ケーシング(70)との間の第2空間(S2)とを連通させる第1連通路(41)とを備える。
【0007】
第1の態様では、圧縮機(30)や、圧縮機(30)と配管の接続部から冷媒が漏洩すると、この冷媒は第1空間(S1)の下部に移動する。第1空間(S1)の下部は、第1連通路(41)を通じて遮音部材(60)の外部の第2空間(S2)に流出する。その結果、第1空間(S1)において、冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、ファン(22)と、ファン(22)が搬送する室外空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器(21)と、ケーシング(70)の内部を、圧縮機(30)および遮音部材(60)が配置されるとともに第2空間(S2)を含む第1室(31)と、ファン(22)および熱交換器(21)が配置される第2室(32)とに仕切る仕切部材(28)と、第1室(31)の第2空間(S2)の下部と第2室(32)とを連通させる第2連通路(48)とを備える。
【0009】
第2の態様では、冷媒が第1空間(S1)の下部から第1連通路(41)を通じて第1室(31)に流出すると、この冷媒は、第2連通路(48)を通じて第2室(32)に流出する。その結果、第1空間(S1)に加えて、第2空間(S2)において冷媒の濃度が高くなることを抑制できる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様において、第2室(32)の下部とケーシング(70)の外部とを連通させる第3連通路(53)を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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