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公開番号
2025060260
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170892
出願日
2023-09-29
発明の名称
エアハンドリングユニット
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F24F
13/22 20060101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】結露水が飛散しない送風装置の風量は、熱交換器と送風装置との位置関係によって異なる。
【解決手段】エアハンドリングユニット100は、熱交換器20と、ドレンパン24と、送風装置30と、制御部90と、を備える。ドレンパン24は、熱交換器20からの結露水を受ける。送風装置30は、熱交換器20を通過する空気の流れを生成する。ドレンパン24は、開口部24fを有する。制御部90は、熱交換器20と送風装置30との位置関係に基づいて、送風装置30が折り曲げ部23cから開口部24fに向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、送風装置30の風量の上限を第1風量に設定し、送風装置30が開口部24fから折り曲げ部23cに向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、送風装置30の風量の上限を第2風量に設定する。第1風量は、第2風量よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
180度未満の折り曲げ部(23c)を挟んで第1部(23a)および第2部(23b)を有する複数の扁平管(23)と、隣り合う前記複数の扁平管の間に設けられる伝熱フィン(26)と、前記複数の扁平管の前記第1部側の端部に取り付けられる第1ヘッダー(21)と、前記複数の扁平管の前記第2部側の端部に取り付けられる第2ヘッダー(22)と、を有する熱交換器(20)と、
前記熱交換器からの結露水を受けるドレンパン(24)と、
前記熱交換器を通過する空気の流れを生成する送風装置(30)と、
制御部(90)と、
を備え、
前記ドレンパンは、
前記第1ヘッダーおよび前記第2ヘッダー側に配置され、
前記送風装置が生成する空気の流れを通過させる開口部(24f)を有し、
前記制御部は、
前記熱交換器と前記送風装置との位置関係を取得し、
前記位置関係に基づいて、前記送風装置が前記折り曲げ部から前記開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、前記送風装置の風量の上限を第1風量に設定し、
前記位置関係に基づいて、前記送風装置が前記開口部から前記折り曲げ部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、前記送風装置の風量の上限を第2風量に設定し、
前記第1風量は、前記第2風量よりも小さい、
エアハンドリングユニット(100)。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記位置関係は、前記折り曲げ部、前記開口部、および前記送風装置が、鉛直方向に順に並んで配置される第1のタイプであり
前記位置関係が前記第1のタイプである場合、前記制御部は、前記送風装置が前記折り曲げ部から前記開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する、
請求項1に記載のエアハンドリングユニット(101)。
【請求項3】
前記位置関係は、前記送風装置、前記折り曲げ部、および前記開口部が、鉛直方向に順に並んで配置される第2のタイプであり、
前記位置関係が前記第2のタイプである場合、前記制御部は、前記送風装置が前記開口部から前記折り曲げ部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する、
請求項1に記載のエアハンドリングユニット(102)。
【請求項4】
前記位置関係は、前記折り曲げ部、前記開口部、および前記送風装置が、水平方向に順に並んで配置される第3のタイプであり、
前記位置関係が前記第3のタイプである場合、前記制御部は、前記送風装置が前記折り曲げ部から前記開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する、
請求項1に記載のエアハンドリングユニット(103)。
【請求項5】
前記位置関係は、前記送風装置、前記折り曲げ部、および前記開口部が、水平方向に順に並んで配置される第4のタイプであり、
前記位置関係が前記第4のタイプである場合、前記制御部は、前記送風装置が前記開口部から前記折り曲げ部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する、
請求項1に記載のエアハンドリングユニット(104)。
【請求項6】
ユーザに前記位置関係を入力させる入力部(80)、
をさらに備え、
前記制御部は、前記入力部を介して前記位置関係を取得する、
請求項1から5のいずれか1つに記載のエアハンドリングユニット(100)。
【請求項7】
前記位置関係を検知するセンサ、
をさらに備え、
前記制御部は、前記センサを用いて前記位置関係を取得する、
請求項1から5のいずれか1つに記載のエアハンドリングユニット(100)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
エアハンドリングユニットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(米国特許第5284027号明細書)に示されているように、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器と、熱交換器を通過する空気の流れを生成する送風装置と、熱交換器からの結露水を受けるドレンパンと、を備えるエアハンドリングユニットが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
エアハンドリングユニットは、送風装置が生成する空気の流れにより、結露水が飛散する恐れがあるため、結露水が飛散しないように、送風装置の風量の上限を設定する必要がある。しかし、結露水が飛散しない送風装置の風量は、熱交換器と送風装置との位置関係によって異なるため、例えば、結露水が飛散しやすい熱交換器と送風装置との位置関係を有するエアハンドリングユニットに合わせて一律に送風装置の風量の上限を設定すると、結露水が飛散しにくい熱交換器と送風装置との位置関係を有するエアハンドリングユニットは十分に能力を発揮できない、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点のエアハンドリングユニットは、熱交換器と、ドレンパンと、送風装置と、制御部と、を備える。熱交換器は、複数の扁平管と、伝熱フィンと、第1ヘッダーと、第2ヘッダーと、を有する。複数の扁平管は、180度未満の折り曲げ部を挟んで第1部および第2部を有する。伝熱フィンは、隣り合う複数の扁平管の間に設けられる。第1ヘッダーは、複数の扁平管の第1部側の端部に取り付けられる。第2ヘッダーは、複数の扁平管の第2部側の端部に取り付けられる。ドレンパンは、熱交換器からの結露水を受ける。送風装置は、熱交換器を通過する空気の流れを生成する。ドレンパンは、第1ヘッダーおよび第2ヘッダー側に配置される。ドレンパンは、開口部を有する。開口部は、送風装置が生成する空気の流れを通過させる。制御部は、熱交換器と送風装置との位置関係を取得する。制御部は、位置関係に基づいて、送風装置が折り曲げ部から開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、送風装置の風量の上限を第1風量に設定する。制御部は、位置関係に基づいて、送風装置が開口部から折り曲げ部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、送風装置の風量の上限を第2風量に設定する。第1風量は、第2風量よりも小さい。
【0005】
第1観点のエアハンドリングユニットでは、制御部は、位置関係に基づいて、送風装置が折り曲げ部から開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、送風装置の風量の上限を第1風量に設定する。制御部は、位置関係に基づいて、送風装置が開口部から折り曲げ部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定した場合、送風装置の風量の上限を第2風量に設定する。第1風量は、第2風量よりも小さい。その結果、エアハンドリングユニットは、熱交換器と送風装置との位置関係ごとに、結露水の飛散を防止しかつ十分に能力を発揮することができる送風装置の風量の上限を、設定することができる。
【0006】
第2観点のエアハンドリングユニットは、第1観点のエアハンドリングユニットであって、位置関係は、第1のタイプである。第1のタイプでは、折り曲げ部、開口部、および送風装置が、鉛直方向に順に並んで配置される。位置関係が第1のタイプである場合、制御部は、送風装置が折り曲げ部から開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する。
【0007】
第2観点のエアハンドリングユニットは、このような構成により、熱交換器と送風装置との位置関係が第1のタイプである場合に、適切な送風装置の風量の上限を設定することができる。
【0008】
第3観点のエアハンドリングユニットは、第1観点のエアハンドリングユニットであって、位置関係は、第2のタイプである。第2のタイプでは、送風装置、折り曲げ部、および開口部が、鉛直方向に順に並んで配置される。位置関係が第2のタイプである場合、制御部は、送風装置が開口部から折り曲げ部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する。
【0009】
第3観点のエアハンドリングユニットは、このような構成により、熱交換器と送風装置との位置関係が第2のタイプである場合に、適切な送風装置の風量の上限を設定することができる。
【0010】
第4観点のエアハンドリングユニットは、第1観点のエアハンドリングユニットであって、位置関係は、第3のタイプである。第3のタイプでは、折り曲げ部、開口部、および送風装置が、水平方向に順に並んで配置される。位置関係が第3のタイプである場合、制御部は、送風装置が折り曲げ部から開口部に向かって流れる空気の流れを生成すると判定する。
(【0011】以降は省略されています)
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