TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025060569
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024170568
出願日2024-09-30
発明の名称熱源ユニット及び冷凍サイクル装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F24F 1/12 20110101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】圧縮機及びアキュムレータからの放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑える。
【解決手段】ケーシング(70)の内部空間(S1)には、圧縮機(30)と、アキュムレータ(25)と、遮音部材(60)と、が配置される。遮音部材(60)は、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)を収容する収容空間(65)を区画するように圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)を覆う。遮音部材(60)の外面と、ケーシング(70)の内面と、の間には、隙間が設けられる。隙間の長さは、5mm以上且つ210mm以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ケーシング(70)と、
前記ケーシング(70)の内部空間(S1)に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、
前記内部空間(S1)に配置され、前記圧縮機(30)に接続されたアキュムレータ(25)と、
前記内部空間(S1)に配置され、前記圧縮機(30)及び前記アキュムレータ(25)を収容する収容空間(65)を区画するように前記圧縮機(30)及び前記アキュムレータ(25)を覆う遮音部材(60)と、を備え、
前記遮音部材(60)の外面と、前記ケーシング(70)の内面と、の間には、隙間が設けられ、
前記遮音部材(60)の外面と、前記遮音部材(60)の外面に対向する前記ケーシング(70)の内面と、の間の最短距離である前記隙間の長さは、5mm以上且つ210mm以下である
熱源ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1の熱源ユニットにおいて、
前記隙間は、前記遮音部材(60)の周囲に沿って複数設けられ、
前記複数の隙間のうち少なくとも1つの前記隙間の長さは、5mm以上且つ50mm以下である
熱源ユニット。
【請求項3】
請求項1又は2の熱源ユニットにおいて、
前記ケーシング(70)の一部は、前記ケーシング(70)から着脱可能な第1壁部(81)を有し、
前記遮音部材(60)の一部は、前記ケーシング(70)の前記第1壁部(81)に対応する位置で、前記遮音部材(60)から着脱可能な第2壁部(82)を有する
熱源ユニット。
【請求項4】
請求項3の熱源ユニットにおいて、
前記第1壁部(81)は、前記ケーシング(70)における上面側の壁部を含み、
前記第2壁部(82)は、前記遮音部材(60)における上面側の壁部を含む
熱源ユニット。
【請求項5】
請求項3の熱源ユニットにおいて、
前記ケーシング(70)の内部には、送風機室(S2)が設けられ、
前記送風機室(S2)に配置されたファン(22)を備え、
前記ファン(22)による空気流通方向を第1方向とし、
前記第1壁部(81)は、前記ケーシング(70)における前記第1方向側の壁部を含み、
前記第2壁部(82)は、前記遮音部材(60)における前記第1方向側の壁部を含む
熱源ユニット。
【請求項6】
請求項3の熱源ユニットにおいて、
前記ケーシング(70)の内部には、送風機室(S2)が設けられ、
前記送風機室(S2)に配置されたファン(22)を備え、
前記ファン(22)による空気流通方向を第1方向、前記第1方向及び上下方向に直交する方向を第2方向とし、
前記第1壁部(81)は、前記ケーシング(70)における前記第2方向側の壁部を含み、
前記第2壁部(82)は、前記遮音部材(60)における前記第2方向側の壁部を含む
熱源ユニット。
【請求項7】
請求項3の熱源ユニットにおいて、
前記遮音部材(60)の外面と、前記ケーシング(70)の内面と、の間に設けられた第1吸音材(61)を備える
熱源ユニット。
【請求項8】
請求項3の熱源ユニットにおいて、
前記遮音部材(60)の内面に設けられた第2吸音材(62)を備える
熱源ユニット。
【請求項9】
請求項8の熱源ユニットにおいて、
前記遮音部材(60)の外面と、前記ケーシング(70)の内面と、の間に設けられた第1吸音材(61)を備える
熱源ユニット。
【請求項10】
請求項7の熱源ユニットにおいて、
前記第1吸音材(61)は、前記ケーシング(70)における前記第1壁部(81)の内面に取り付けられる
熱源ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱源ユニット及び冷凍サイクル装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧縮機が収容された状態の圧縮機遮音箱を機械室に配置するようにした熱源ユニット(室外機)が開示されている。特許文献1の発明では、圧縮機遮音箱の側面及び上面となる遮音部材(遮音箱板金)の内面に吸音材が取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6501908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、熱源ユニットにおいては、圧縮機で生じる騒音の他にも、例えば、アキュムレータからの放射音や振動音が外部に漏れ出すことが考えられる。
【0005】
ここで、近年、騒音規制基準が厳しくなっていることから、本願発明者は、熱源ユニットの防音効果をさらに高めるための新たな構造について検討した。また、本願発明者は、熱源ユニットのケーシングと、遮音部材と、の適切な位置関係についても検討した。
【0006】
本開示の目的は、圧縮機及びアキュムレータからの放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、ケーシング(70)と、前記ケーシング(70)の内部空間(S1)に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(30)と、前記内部空間(S1)に配置され、前記圧縮機(30)に接続されたアキュムレータ(25)と、前記内部空間(S1)に配置され、前記圧縮機(30)及び前記アキュムレータ(25)を収容する収容空間(65)を区画するように前記圧縮機(30)及び前記アキュムレータ(25)を覆う遮音部材(60)と、を備え、前記遮音部材(60)の外面と、前記ケーシング(70)の内面と、の間には、隙間が設けられ、前記遮音部材(60)の外面と、前記遮音部材(60)の外面に対向する前記ケーシング(70)の内面と、の間の最短距離である前記隙間の長さは、5mm以上且つ210mm以下である。
【0008】
第1の態様では、遮音部材(60)とケーシング(70)との二重遮音構造によって、圧縮機(30)及びアキュムレータ(25)からの放射音や振動音が外部に漏れ出すのを抑えることができる。また、隙間の長さを適切に設定することで、振動による遮音部材(60)とケーシング(70)との接触を抑えるとともに、防音効果を高めることができる。
【0009】
本開示の第2の態様は、第1の態様の熱源ユニットにおいて、前記隙間は、前記遮音部材(60)の周囲に沿って複数設けられ、前記複数の隙間のうち少なくとも1つの前記隙間の長さは、5mm以上且つ50mm以下である。
【0010】
第2の態様では、隙間の長さを適切に設定することで、振動による遮音部材(60)とケーシング(70)との接触を抑えるとともに、防音効果を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
即湯器
3か月前
株式会社コロナ
加湿器
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
16日前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
給湯装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
19日前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
暖房装置
4か月前
株式会社コロナ
給湯装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
個人
住宅換気空調システム
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機
4か月前
株式会社コロナ
空気調和機
3日前
個人
ソーラークッカー
3か月前
株式会社パロマ
給湯器
3か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
3か月前
株式会社パロマ
給湯器
3か月前
ダイダン株式会社
ブース
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
24日前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
2か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
3か月前
株式会社ヒューテック
屋内装置
3か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
10日前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
1か月前
3ms株式会社
風調整具
2か月前
三菱電機株式会社
送風機
1日前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
3か月前
株式会社パロマ
給湯暖房機
25日前
株式会社パロマ
給湯暖房機
24日前
続きを見る