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公開番号2025060792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024226878,2021561001
出願日2024-12-24,2020-04-15
発明の名称低毒性の有機第三級および第四級アミンならびにそれらの使用
出願人アドバンシオンコーポレーション,Advancion Corporation
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類C11D 7/32 20060101AFI20250403BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】電子機器処理(例えば、半導体処理組成物)、洗浄、剥離、脱脂、またはそれらの2つ以上の組み合わせに有用であり得る化合物のうちの1つ以上を含む組成物を提供する。
【解決手段】式Iおよび/または式IIの第三級アミンおよび第四級アンモニウム化合物、またはそれらの組み合わせを含む組成物が提供される。
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式Iおよび/または式IIの化合物は、水酸化テトラメチルアンモニウムの低毒性代替物として有用であり得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
式Ｉの化合物、式ＩＩの化合物、またはそれらの組み合わせを含む組成物であって、
TIFF
2025060792000037.tif
50
128
式中、
Ｒ
１
およびＲ
５
が、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、
Ｒ
２
およびＲ
６
が、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、ＣＨ
３
、Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、または
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
であり、
Ｙが、ＯＲ
３
またはＮ（Ｒ
８
）
ｉ
であり、Ｚが、ＯＲ
７
またはＮ（Ｒ
１０
）
ｊ
であり、
Ｒ
３
およびＲ
７
が、個別に、ＨまたはＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
各出現におけるＲ
８
が、個別に、１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
各出現におけるＲ
１０
が、個別に、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
Ｒ
４
が、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル、アミン、もしくはアンモニウム基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキル基であり、
ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈが、個別に、０または１であり、
ｃおよびｇが、個別に、０、１、または２であり、
ｉおよびｊが、個別に、２または３であり、
Ｘ
－
が、アニオンであり、式Ｉまたは式ＩＩに存在するカチオンと等しい量で存在する、
組成物。
続きを表示（約 1,800 文字）【請求項２】
式Ｉの前記化合物が、式ＩＡの化合物であり、かつ／または式ＩＩの前記化合物が、式ＩＩＡの化合物であり、
TIFF
2025060792000038.tif
50
128
式中、
Ｒ
１
、Ｒ
２
、Ｒ
５
、およびＲ
６
が、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、
Ｒ
３
およびＲ
７
が、個別に、ＨまたはＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
Ｒ
４
が、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキル基であり、
ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈが、個別に、０または１であり、
ｃおよびｇが、個別に、０、１、または２であり、
Ｘ
－
が、前記アニオンである、
請求項１に記載の組成物。
【請求項３】
式Ｉの前記化合物が、式ＩＢの化合物であり、かつ／または式ＩＩの前記化合物が、式ＩＩＢの化合物であり、
TIFF
2025060792000039.tif
50
128
式中、
Ｒ
１
およびＲ
５
が、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、
Ｒ
２
およびＲ
６
が、個別に、Ｈ、ＣＨ
３
、Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、または
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
であり、
各出現におけるＲ
８
が、個別に、１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
各出現におけるＲ
１０
が、個別に、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
Ｒ
４
が、１個以上のヒドロキシル、Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、または
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈが、個別に、０または１であり、
ｃおよびｇが、個別に、０、１、または２であり、
Ｘ
－
が、前記アニオンである、
請求項１に記載の組成物。
【請求項４】
ａ＋ｂ＋ｃ＋ｄ≧１であり、ｅ＋ｆ＋ｇ＋ｈ≧１である、請求項１～３のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項５】
ａ＋ｂ＋ｃ＋ｄ≧２であり、ｅ＋ｆ＋ｇ＋ｈ≧２である、請求項１～４のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項６】
Ｒ
１
およびＲ
５
が、個別に、ヒドロキシルまたはＣＨ
３
である、請求項１～５のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項７】
Ｒ
１
およびＲ
５
が、ＨまたはＣＨ
３
である、請求項１～５のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項８】
Ｒ
３
およびＲ
７
が、Ｈである、請求項１～７のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項９】
Ｒ
３
およびＲ
７
が、個別に、Ｃ
１
－Ｃ
６
アルキルである、請求項１～７のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項１０】
Ｒ
３
およびＲ
７
が、ＣＨ
３
である、請求項９に記載の組成物。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【発明の概要】
【０００１】
一態様では、本技術は、式Ｉの化合物および／または式ＩＩの化合物を提供し、
TIFF
2025060792000001.tif
50
128
式中、Ｒ
１
およびＲ
５
は、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、Ｒ
２
およびＲ
６
は、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、ＣＨ
３、
Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、または
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
であり、Ｙは、ＯＲ
３
またはＮ（Ｒ
８
）
ｉ
であり、Ｚは、ＯＲ
７
またはＮ（Ｒ
１０
）
ｊ
であり、Ｒ
３
およびＲ
７
は、個別に、ＨまたはＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、各出現におけるＲ
８
は、個別に、１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、各出現におけるＲ
１０
は、個別に、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、Ｒ
４
は、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル、アミン、もしくはアンモニウム基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキル基であり、ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈは、個別に、０または１であり、ｃおよびｇは、個別に、０、１、または２であり、ｉおよびｊは、個別に、２または３であり、Ｘ
－
は、アニオンであり、式Ｉまたは式ＩＩに存在するカチオンと等しい量で存在する。
続きを表示（約 3,700 文字）【０００２】
任意の実施形態では、式Ｉの化合物は、式ＩＡの化合物であり得、かつ／または式ＩＩの化合物は、式ＩＩＡの化合物であり得、
TIFF
2025060792000002.tif
50
128
式中、Ｒ
１
、Ｒ
２
、Ｒ
５
、およびＲ
６
は、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、Ｒ
３
およびＲ
７
は、個別に、ＨまたはＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、Ｒ
４
は、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキル基であり、ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈは、個別に、０または１であり、ｃおよびｇは、個別に、０、１、または２であり、Ｘ
－
は、アニオンである。
【０００３】
任意の実施形態では、式Ｉの化合物は、式ＩＢの化合物であり得、かつ／または式ＩＩの化合物は、式ＩＩＢの化合物であり得、
TIFF
2025060792000003.tif
50
128
式中、Ｒ
１
およびＲ
５
は、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、Ｒ
２
およびＲ
６
は、個別に、Ｈ、ＣＨ
３、
Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、または
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
であり、各出現におけるＲ
８
は、個別に、１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、各出現におけるＲ
１０
は、個別に、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、Ｒ
４
は、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル、Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、もしくは
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキル基であり、ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈは、個別に、０または１であり、ｃおよびｇは、個別に、０、１、または２であり、Ｘ
－
は、アニオンである。
【０００４】
本技術はまた、式Ｉの化合物（または種式ＩＡおよび／もしくはＩＢ）、式ＩＩの化合物（または種式ＩＩＡおよび／もしくはＩＩＢ）、またはそれらの組み合わせを含む組成物を提供する。任意の実施形態では、組成物は、電子機器処理（例えば、半導体処理組成物）、洗浄、剥離、脱脂、またはそれらの２つ以上の組み合わせに有用であり得る。式Ｉ（または種式ＩＡおよび／もしくはＩＢ）および／または式ＩＩ（または種式ＩＩＡおよび／もしくはＩＩＢ）の化合物もまた、触媒、相間移動剤、またはそれらの組み合わせとして有用であり得る。
【０００５】
式Ｉ（または種式ＩＡおよび／もしくはＩＢ）または式ＩＩ（または種式ＩＩＡおよび／もしくはＩＩＢ）の化合物もまた、高度に毒性の化合物である水酸化テトラメチルアンモニウム（「ＴＭＡＨ」）の代替物として有用であり得る。任意の実施形態では、式ＩＩ（または種式ＩＩＡおよび／もしくはＩＩＢ）の化合物は、高度に毒性の化合物である水酸化テトラメチルアンモニウム（「ＴＭＡＨ」）の代替物として有用であり得る。
【０００６】
任意の実施形態では、本技術は、ＴＭＡＨの代わりに式Ｉ（または種式ＩＡおよび／もしくはＩＢ）または式ＩＩ（または種式ＩＩＡおよび／もしくはＩＩＢ）の化合物を含む組成物を提供する。任意の実施形態では、本技術は、ＴＭＡＨの代わりに式ＩＩ（または種式ＩＩＡおよび／もしくはＩＩＢ）の化合物を含む組成物を提供する。
[本発明１００１]
式Ｉの化合物、式ＩＩの化合物、またはそれらの組み合わせを含む組成物であって、
TIFF
2025060792000004.tif
50
128
式中、
Ｒ
１
およびＲ
５
が、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、またはＣＨ
３
であり、
Ｒ
２
およびＲ
６
が、個別に、Ｈ、ヒドロキシル、ＣＨ
３
、Ｎ（ＣＨ
３
）
２
、または
＋
Ｎ（ＣＨ
３
）
３
であり、
Ｙが、ＯＲ
３
またはＮ（Ｒ
８
）
ｉ
であり、Ｚが、ＯＲ
７
またはＮ（Ｒ
１０
）
ｊ
であり、
Ｒ
３
およびＲ
７
が、個別に、ＨまたはＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
各出現におけるＲ
８
が、個別に、１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
各出現におけるＲ
１０
が、個別に、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキルであり、
Ｒ
４
が、Ｈ、または１個以上のヒドロキシル、アミン、もしくはアンモニウム基で置換されていてもよいＣ
１
－Ｃ
６
アルキル基であり、
ａ、ｂ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｈが、個別に、０または１であり、
ｃおよびｇが、個別に、０、１、または２であり、
ｉおよびｊが、個別に、２または３であり、
Ｘ
－
が、アニオンであり、式Ｉまたは式ＩＩに存在するカチオンと等しい量で存在する、
組成物。
[本発明１００２]
式Ｉの前記化合物が、式ＩＡの化合物であり、かつ／または式ＩＩの前記化合物が、式ＩＩＡの化合物であり、
TIFF
2025060792000005.tif
50
128
【発明を実施するための形態】
【０００７】
詳細な説明
以下、様々な実施形態について記載する。具体的な実施形態は、包括的な説明として、または本明細書で考察される、より広い態様への限定として意図されないことに留意されたい。特定の実施形態に関連して記載された１つの態様は、その実施形態に必ずしも限定されず、任意の他の実施形態で実施することができる。
【０００８】
本明細書で使用される際、「約（ａｂｏｕｔ）」は当業者に理解され、使用される文脈に応じてある程度変化する。当業者には明らかでない用語の使用がある場合、それが使用される文脈を考慮すると、「約（ａｂｏｕｔ）」はその特定の用語のプラスまたはマイナス１０％を意味する。
【０００９】
要素を記載する文脈において、（とりわけ、後続の特許請求の範囲の文脈において）「１つの（ａ）」および「１つの（ａｎ）」および「その（ｔｈｅ）」という用語、ならびに類似の指示物は、別段本明細書で示されない限り、または文脈によって明確に矛盾することがない限り、単数形および複数形の両方を網羅するよう解釈されることになっている。本明細書の値の範囲の列挙は、別段本明細書で示されない限り、その範囲内に収まる各別個の値を個別に参照する簡略表記法として機能するようにのみ意図されており、各別個の値は、本明細書に個別に列挙されているかのように本明細書に組み込まれる。本明細書に記載の方法はすべて、別段本明細書で示されない限り、または文脈によって明確に矛盾することがない限り、任意の好適な順序で実行することができる。本明細書で提供されるいずれかのおよびすべての例、または例示的な言語的表現（例えば、「など」）の使用は単に、実施形態をより良好に明らかにするよう意図されており、別段の記載がない限り、特許請求の範囲に制限を与えるものではない。本明細書におけるいかなる言語も、請求されていないあらゆる要素を不可欠なものとして示していると解釈されるべきではない。
【００１０】
別段示されない限り、数値範囲は、例えば、「２～１０」のように、範囲を定義する数値（例えば、２および１０）を含む。
（【００１１】以降は省略されています）

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