TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025068797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178801
出願日
2023-10-17
発明の名称
食器用液体洗浄剤組成物
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
17/08 20060101AFI20250422BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】洗浄力に優れ、かつすすぎ時のヌルつきを低減できる食器用液体洗浄剤組成物を目的とする。
【解決手段】(A)成分:アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩及びオレフィンスルホン酸塩から選ばれる1種以上と、(B)成分:半極性界面活性剤と、(C)成分:ノニオン性界面活性剤と、(D)成分:酵素と、(E)成分:特定のイソチアゾリノン及びこれらの誘導体、並びに、特定のフェニルボロン酸及びその誘導体からなる群から選ばれる1種以上と、(F)成分:乳酸、リンゴ酸及びこれらの塩からなる群から選ばれる1種以上と、を含み、前記(D)成分の含有量は、タンパク質換算で720~3000質量ppmであり、前記(D)成分/前記(E)成分で表され質量比が特定の範囲であることよりなる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)成分:アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩及びオレフィンスルホン酸塩から選ばれる1種以上と、
(B)成分:半極性界面活性剤と、
(C)成分:ノニオン性界面活性剤と、
(D)成分:酵素(但し、カタラーゼを除く)と、
(E)成分:下記(e1)式又は下記(e2)式で表されるイソチアゾリノン及びこれらの誘導体、並びに、(e3)式で表されるフェニルボロン酸及びその誘導体からなる群から選ばれる1種以上と、
TIFF
2025068797000016.tif
53
170
[(e1)式中、R
1
はH又は炭素数1~8のアルキル基、R
2
はH、CH
3
、Cl、Br又はNH
2
、R
3
はH、CH
3
、Cl又はCH
2
NH
2
である。]
TIFF
2025068797000017.tif
50
170
TIFF
2025068797000018.tif
64
170
[(e3)式中、R
4
、R
5
及びR
6
は、それぞれ独立にH、炭素数1~3の炭化水素基、Cl、Cl、F、OH、SCH
3
、NH
2
又はCOHである。]
(F)成分:乳酸、リンゴ酸及びこれらの塩からなる群から選ばれる1種以上と、
を含み、
前記(D)成分の含有量は、タンパク質換算で720~3000質量ppmであり、
前記(D)成分/前記(E)成分で表され、前記(E)成分に対する前記(D)成分の質量比は、4~130である、
食器用液体洗浄剤組成物。
続きを表示(約 90 文字)
【請求項2】
前記(D)成分/前記(F)成分で表され、前記(F)成分に対する前記(D)成分の質量比は、0.04~3である、請求項1に記載の食器用液体洗浄剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食器用液体洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、食器洗い行動において、油汚れのみならず、でんぷんやたんぱく質といった複合的な汚れに対する洗浄力が求められている。各種汚れに対する洗浄力は、汚れを落とす単なる洗浄力と、洗浄後のすすぎ時に汚れ、洗剤由来のヌルつきが残らないこと、とで実感することができる。
【0003】
従来、洗浄力を高める目的で、酵素を含む食器用液体洗浄剤組成物が提案されている。
例えば、特許文献1には、アニオン界面活性剤とアミンオキシド型界面活性剤とノニオン界面活性剤とプロテアーゼとアミラーゼとを含む食器用液体洗浄剤組成物が提案されている。
特許文献2には、プロテアーゼと特定のアニオン界面活性剤とを特定の比率で含み、かつ両性界面活性剤を含む、食器用液体洗浄剤組成物が提案されている。
特許文献1、2に記載された発明によれば、洗浄力のさらなる向上が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-63358号公報
特開2023―26447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、さらなる洗浄力の向上を図るために、酵素の含有量を高めると、すすぎ時に食器用液体洗浄剤組成物に由来するヌルつきが残る。
そこで、本発明は、洗浄力に優れ、かつすすぎ時のヌルつきを低減できる食器用液体洗浄剤組成物を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は以下の態様を有する。
<1>
(A)成分:アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩及びオレフィンスルホン酸塩から選ばれる1種以上と、
(B)成分:半極性界面活性剤と、
(C)成分:ノニオン性界面活性剤と、
(D)成分:酵素(但し、カタラーゼを除く)と、
(E)成分:下記(e1)式又は下記(e2)式で表されるイソチアゾリノン及びこれらの誘導体、並びに、(e3)式で表されるフェニルボロン酸及びその誘導体からなる群から選ばれる1種以上と、
TIFF
2025068797000001.tif
53
170
[(e1)式中、R
1
はH又は炭素数1~8のアルキル基、R
2
はH、CH
3
、Cl、Br又はNH
2
、R
3
はH、CH
3
、Cl又はCH
2
NH
2
である。]
TIFF
2025068797000002.tif
50
170
TIFF
2025068797000003.tif
64
170
[(e3)式中、R
4
、R
5
及びR
6
は、それぞれ独立にH、炭素数1~3の炭化水素基、Cl、Cl、F、OH、SCH
3
、NH
2
又はCOHである。]
(F)成分:乳酸、リンゴ酸及びこれらの塩からなる群から選ばれる1種以上と、
を含み、
前記(D)成分の含有量は、タンパク質換算で720~3000質量ppmであり、
前記(D)成分/前記(E)成分で表され、前記(E)成分に対する前記(D)成分の質量比は、4~130である、
食器用液体洗浄剤組成物。
<2>
前記(D)成分/前記(F)成分で表され、前記(F)成分に対する前記(D)成分の質量比は、0.04~3である、<1>に記載の食器用液体洗浄剤組成物。
【発明の効果】
【0007】
本発明の食器用液体洗浄剤組成物によれば、洗浄力に優れ、かつすすぎ時のヌルつきを低減できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(食器用液体洗浄剤組成物)
本発明の食器用液体洗浄剤組成物(以下、単に「液体洗浄剤組成物」ということがある)は、(A)~(F)成分を含む。
【0009】
<(A)成分>
(A)成分は、アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩及びオレフィンスルホン酸塩から選ばれる1種以上である。液体洗浄剤組成物は、(A)成分を含むことで、優れた洗浄力を発揮する。
【0010】
アルキルエーテル硫酸塩エステル塩としては、下記(a1)式で表されるポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ライオン株式会社
医薬品
2日前
ライオン株式会社
食器用液体洗浄剤組成物
4日前
株式会社スリーボンド
洗浄剤組成物
1か月前
株式会社赤玉化学
洗浄剤組成物
1か月前
ライオン株式会社
衣料用洗浄剤組成物
1か月前
松本油脂製薬株式会社
液体洗浄剤組成物
1か月前
かどや製油株式会社
胡麻油
1か月前
小川香料株式会社
香料組成物
17日前
株式会社カネコ化学
溶剤組成物
1か月前
株式会社 資生堂
洗浄剤
2か月前
花王株式会社
剥離型クリーナー用組成物
1か月前
個人
加熱用芳香具
19日前
株式会社カネコ化学
蒸気洗浄用組成物
1か月前
ライオン株式会社
食器用液体洗浄剤組成物
4日前
ライオン株式会社
繊維製品用の液体洗浄剤組成物
1か月前
常盤化学工業株式会社
洗浄剤組成物
1か月前
シーバイエス株式会社
野菜類用洗浄剤組成物
24日前
株式会社カネコ化学
溶剤組成物、洗浄剤及び洗浄方法
2日前
花王株式会社
エステル交換油脂の製造方法
4日前
花王株式会社
エステル交換油脂の製造方法
4日前
花王株式会社
エステル交換油脂の製造方法
4日前
株式会社J-オイルミルズ
脱酸油の製造方法
1か月前
株式会社片山化学工業研究所
洗浄剤組成物
11日前
株式会社片山化学工業研究所
洗浄剤組成物
11日前
東ソー株式会社
錠剤化された溶血、希釈、洗浄液
11日前
株式会社片山化学工業研究所
濾布の再生方法
24日前
花王株式会社
殺菌剤組成物
17日前
地方独立行政法人山口県産業技術センター
精製油脂の製造方法
1か月前
花王株式会社
ノロウイルス不活化用繊維製品用液体洗浄剤組成物
2か月前
花王株式会社
デンプン汚れ固着防止剤
1か月前
ライオン株式会社
硬質表面用の液体洗浄剤組成物及び硬質表面用の液体洗浄剤製品
1か月前
高砂香料工業株式会社
精油の脱色方法
17日前
花王株式会社
インクジェットヘッド用洗浄組成物
1か月前
美浜株式会社
溶剤組成物、洗浄剤、及び組成物
17日前
個人
檜のサイクルバイオ燃料からの檜精油回収装置
4日前
株式会社アルボース
自動食器洗浄機用液体洗浄剤組成物および自動食器洗浄機による食器の洗浄方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る