TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025062383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171407
出願日
2023-10-02
発明の名称
グロメット付き電線の製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/22 20060101AFI20250407BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本発明は、グロメットに電線を挿通させる際の作業性の向上を図ったグロメット付き電線の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】グロメット付き電線の製造方法であって、電線挿通部20の中心軸Cを含む内側領域20Aに設けられる少なくとも1の内側挿通孔3Aと、及び内側領域20Aを挟んで中心軸Cから離れた位置に設けられた複数の外側挿通孔3Bと、を有し、複数の外側挿通孔3Bそれぞれに治具10を挿入し、内側挿通孔3Aに治具10を挿入せずに、治具10を中心軸Cから離れる方向に移動させて、複数の外側挿通孔3B及び内側挿通孔3Aを拡径させる挿通孔拡径工程と、該挿通孔拡径工程によって拡径された複数の外側挿通孔3B及び内側挿通孔3Aのそれぞれに、電線を挿通させる電線挿通工程と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電線を一方から他方に挿通させる電線挿通部を有し、前記電線挿通部が前記一方から前記他方に向かう中心軸を有した円柱状に形成されたグロメットに前記電線が挿通されたグロメット付き電線の製造方法であって、
前記グロメットは、前記電線挿通部の前記中心軸を含む内側領域に設けられる少なくとも1の内側挿通孔と、前記内側領域を挟んで前記中心軸から離れた位置に設けられた複数の外側挿通孔と、を有し、
前記複数の外側挿通孔それぞれに治具を挿入し、前記内側挿通孔に治具を挿入せずに、前記治具を前記中心軸から離れる方向に移動させて、前記複数の外側挿通孔及び前記内側挿通孔を拡径させる挿通孔拡径工程と、
該挿通孔拡径工程によって拡径された前記複数の外側挿通孔及び前記内側挿通孔のそれぞれに、前記電線を挿通させる電線挿通工程と、を備えるグロメット付き電線の製造方法。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記内側挿通孔は、前記中心軸周りに等間隔をあけて4個設けられ、
前記複数の外側挿通孔は、前記中心軸周りに等間隔をあけて4個設けられ、
前記内側挿通孔および前記外側挿通孔は、前記電線挿通部の径方向に位置をずらして設けられていることを特徴とする請求項1に記載のグロメット付き電線の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グロメット付き電線の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車体パネルに設けられた開口を通るワイヤハーネスの保護や、この開口における防水性の確保等のために、開口の内周縁とワイヤハーネスとの間にグロメットを介在させる場合がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に開示された従来のグロメットは、ゴムあるいはエラストマーで略円柱形状の中実体として形成されており、複数の電線それぞれを挿通するための電線挿通孔が貫通して構成されている。
【0004】
このような従来のグロメットに設けられた電線挿通孔に電線を挿通させる場合には、各電線挿通孔の径を広げる拡径器と称される治具を用いて行われるのが一般的である。拡径器には、電線挿通孔の内部に挿入される爪と称される部位が設けられている。そして、拡径器の爪を、グロメットの電線挿通孔内に挿入して電線挿通孔の径方向の外側に向けて移動させる。これにより、電線挿通孔の径が広げられるので、広げられた電線挿通孔の内部に電線を容易に挿通させることができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-230065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のグロメットに設けられた電線挿通孔に電線を挿通させる場合には、拡径器の爪を、グロメットの電線挿通孔内に挿入して電線挿通孔の径方向の外側に向けてグロメットの軸に直交する4方に移動させて電線挿通孔の径を広げる拡径作業が行われる。このため、例えば、図5に示すグロメット102のように、縦横に2個ずつ合計4個の電線挿通孔103を有する電線挿通孔郡120が横に並んで設けられた場合には、2回の拡径作業が必要となり、拡径作業の回数が増加してしまう。
【0007】
本発明は、グロメットに電線を挿通させる際の作業性の向上を図ったグロメット付き電線の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電線を一方から他方に挿通させる電線挿通部を有し、前記電線挿通部が前記一方から前記他方に向かう中心軸を有した円柱状に形成されたグロメットに前記電線が挿通されたグロメット付き電線の製造方法であって、前記グロメットは、前記電線挿通部の前記中心軸を含む内側領域に設けられる少なくとも1の内側挿通孔と、前記内側領域を挟んで前記中心軸から離れた位置に設けられた複数の外側挿通孔と、を有し、前記複数の外側挿通孔それぞれに治具を挿入し、前記内側挿通孔に治具を挿入せずに、前記治具を前記中心軸から離れる方向に移動させて、前記複数の外側挿通孔及び前記内側挿通孔を拡径させる挿通孔拡径工程と、該記挿通孔拡径工程によって拡径された前記複数の外側挿通孔及び前記内側挿通孔のそれぞれに、前記電線を挿通させる電線挿通工程と、を備えるグロメット付き電線の製造方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、グロメットに電線を挿通させる際の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るグロメット付き電線の製造方法を構成するグロメットを示す斜視図である。
前記グロメットを示す平面図である。
前記グロメット付き電線の製造方法を説明するための図であって、複数の外側挿通孔それぞれに、拡径器の爪を挿入した状態を示す図である。
図3の後工程を示す図であって、複数の外側挿通孔および内側挿通孔それぞれが拡径された状態を示す図である。
従来のグロメットを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子台
21日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
雌型端子
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
グロメット
24日前
矢崎総業株式会社
車両用計器
15日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
15日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
15日前
矢崎総業株式会社
乗員監視装置
24日前
矢崎総業株式会社
乗員監視装置
24日前
矢崎総業株式会社
乗員監視装置
24日前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
28日前
矢崎総業株式会社
電気接続部品
15日前
矢崎総業株式会社
電気接続部品
15日前
矢崎総業株式会社
シールド構造
24日前
矢崎総業株式会社
車両システム
10日前
矢崎総業株式会社
運転支援装置
6日前
矢崎総業株式会社
故障検出装置
8日前
矢崎総業株式会社
端子接続構造
29日前
矢崎総業株式会社
異常検出装置
6日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
28日前
矢崎総業株式会社
ノイズ除去装置
16日前
矢崎総業株式会社
ノイズ除去装置
16日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
21日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
21日前
矢崎総業株式会社
シールドコネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタユニット
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタユニット
29日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
今日
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
今日
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
今日
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
今日
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
今日
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
今日
続きを見る
他の特許を見る