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公開番号2025063406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172557
出願日2023-10-04
発明の名称シールドコネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/6592 20110101AFI20250409BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】組付性を向上することができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】電線13と、電線13の外周を覆う導電性材料からなるシールド部材15と、シールド部材15の外周を覆う絶縁性材料からなるシース17とを有するシールド電線3と、シールド部材15と電気的に接続されるシールド接続部37を有するシールドシェル9とを備えたシールドコネクタ1において、シールド部材15を、電線13の外周を1層で覆った状態で、シース17から露出させ、シールド接続部37と電気的に接続した。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
電線と、前記電線の外周を覆う導電性材料からなるシールド部材と、前記シールド部材の外周を覆う絶縁性材料からなるシースとを有するシールド電線と、
前記シールド部材と電気的に接続されるシールド接続部を有するシールドシェルと、
を備え、
前記シールド部材は、前記電線の外周を1層で覆った状態で、前記シースから露出され、前記シールド接続部と電気的に接続されているシールドコネクタ。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記シールド接続部は、前記シールド部材の外周を加締めて前記シールド部材と電気的に接続され、
前記シールド接続部が前記シールド部材を加締めたときの外径は、前記シースの外径より小さく設定されている請求項1に記載のシールドコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シールドコネクタとしては、電線と、電線の外周を覆う導電性材料からなるシールド部材としての編組と、編組の外周を覆う絶縁性材料からなるシースとを有するシールド電線を備えている。また、編組と電気的に接続されるシールド接続部としてのバレルを有するシールドシェルとしての外導体端子を備えたものが知られている(特許文献1参照)。このシールドコネクタでは、シールド電線のシースから露出する編組に対して、環状のスリーブを装着させ、編組の余長部分を、スリーブの外周を覆うように折り返して配置させている。スリーブの外周に配置された編組は、バレルが加締められることにより、外導体端子と電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-48818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなシールドコネクタでは、シールド電線のシースから露出するシールド部材が位置する部分において、スリーブの配置作業やシールド部材の折り返し作業を行う必要があり、部品点数と作業工数が増大し、組付性が低下していた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、組付性を向上することができるシールドコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るシールドコネクタは、電線と、前記電線の外周を覆う導電性材料からなるシールド部材と、前記シールド部材の外周を覆う絶縁性材料からなるシースとを有するシールド電線と、前記シールド部材と電気的に接続されるシールド接続部を有するシールドシェルとを備え、前記シールド部材は、前記電線の外周を1層で覆った状態で、前記シースから露出され、前記シールド接続部と電気的に接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、組付性を向上することができるシールドコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るコネクタの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線とシールドシェルの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線と端子の斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線とシールドシェルの側面図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線の断面図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線のシースを剥いだときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線のシールド部材を剥いだときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのシールド電線とシールドシェルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るシールドコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るシールドコネクタ1は、例えば、電源と機器、或いは機器と機器など、電気部品の間を電気的に接続するために適用される。シールドコネクタ1は、例えば、一方の電気部品に電気的に接続され、他方の電気部品に電気的に接続された相手コネクタ101と嵌合可能となっている。シールドコネクタ1は、相手コネクタ101と嵌合することにより、電気部品の間を電気的に接続する。シールドコネクタ1は、接地された筐体部材103に電気的に接続されることにより、シールド回路を形成する。シールド回路を形成することにより、シールドコネクタ1へのノイズなどの侵入、或いはシールドコネクタ1からのノイズなどの漏出を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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