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公開番号2025062777
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172024
出願日2023-10-03
発明の名称加熱調理器
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24C 7/02 20060101AFI20250408BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】被加熱物の過加熱を防止可能な加熱調理器を提供すること。
【解決手段】加熱調理器は、加熱庫と、赤外線センサと、前記赤外線センサを、前記加熱庫内の温度を検出可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記加熱庫から離れた第2位置とに移動可能な移動機構と、移動条件を満たしたことに応じて、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させ始める制御部とを備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
加熱庫と、
赤外線センサと、
前記赤外線センサを、前記加熱庫内の温度を検出可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記加熱庫から離れた第2位置とに移動可能な移動機構と、
移動条件を満たしたことに応じて、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させ始める制御部と
を備える、加熱調理器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記加熱庫内にマイクロ波を発生可能な発生部を更に備え、
前記制御部は、
前記赤外線センサが前記第1位置に向けて移動開始後に、前記発生部に前記マイクロ波を発生させ、
前記マイクロ波の発生後に、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第1位置に到達させ、更に、
前記赤外線センサが前記第1位置に到達後に、前記赤外線センサからの出力信号に基づいて前記加熱庫内の温度を特定する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記制御部は、ユーザ操作が前記移動条件を満たしたことに応じて、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させ始める、請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記加熱庫には、前記赤外線センサを必要とする第1対象物と、前記赤外線センサを必要としない第2対象物とが収容可能であり、
前記ユーザ操作により、前記第1対象物又は前記第2対象物を指定可能な操作部を更に備え、
前記移動条件は、前記ユーザ操作により前記第1対象物が指定されることである、請求項3に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記加熱庫には、貫通孔が形成され、
前記第1位置は、前記赤外線センサが前記貫通孔を通じて前記加熱庫に露出する位置であり、
前記第2位置は、前記赤外線センサが前記加熱庫に露出しない位置である、請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記制御部は、前記移動条件を満たしたことに応じて、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第2位置から第3位置へと移動させ、
前記第3位置は、前記第2位置と前記貫通孔との中間位置である、請求項5に記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記制御部は、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させ始めた後に、復帰条件を満たしたことに応じて、前記赤外線センサを前記第2位置に復帰させる、請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項8】
前記加熱庫には、前記赤外線センサを必要とする第1対象物と、前記赤外線センサを必要としない第2対象物とを収容可能であり、
前記加熱庫内に収容された前記第1対象物又は前記第2対象物を加熱可能な加熱部と、
前記ユーザ操作により、前記第1対象物又は前記第2対象物を指定可能であり、前記加熱部による加熱開始を指定可能である操作部を更に備え、
前記復帰条件は、前記ユーザ操作により、前記第2対象物及び前記加熱開始が指定されることである、請求項7に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
背景技術の加熱調理器は、庫外に、赤外線センサと、モータとを備える。モータは、赤外線センサのレンズを、検出位置と、待機位置との間で移動させる。検出位置は、庫内の温度検出を行う際の位置であって、庫内を向く位置である。待機位置は、温度検出を行わない場合の位置であって、検出位置とは異なる位置である(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-52994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
加熱調理器では対象物の過加熱を防止する必要がある。
【0005】
本開示の目的は、対象物の過加熱を防止可能な加熱調理器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に係る加熱調理器は、加熱庫と、赤外線センサと、移動機構と、制御部とを備える。前記移動機構は、前記赤外線センサを、前記加熱庫内の温度を検出可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記加熱庫から離れた第2位置とに移動可能である。前記制御部は、移動条件を満たしたことに応じて、前記移動機構により、前記赤外線センサを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させ始める。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、被加熱物の過加熱を防止可能な加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
加熱調理器の外観斜視図である。
図1の扉を閉じた状態の加熱調理器の正面図である。
図1の扉を開いた状態の加熱調理器の正面図である。
図1の外装体及び扉を外した状態の加熱調理器の上面図である。
図1の外装体及び扉を外した状態の加熱調理器の右側面図である。
図1の外装体及び扉を外した状態の加熱調理器の後面図である。
図5の線VII-VIIに沿う加熱調理器の断面図である。
図7のセンサユニットの拡大図であって、特に、赤外線センサの検出面が庫内空間に向いた状態を示す。
図1の加熱調理器の構成を示すブロック図である。
図7のセンサユニットの拡大図であって、特に、赤外線センサの検出面が庫内空間に向いていない状態を示す。
図9の制御部10のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態に係る加熱調理器100を説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を附して説明の繰り返しを控える。
【0010】
下記では、本発明の理解を容易にするために、互いに直交するX方向、Y方向及びZ方向を参照して説明することがある。例えば、X方向、Y方向及びZ方向は、加熱調理器100(例えば図1参照)の左右方向、前後方向、及び上下方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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