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公開番号
2025063532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172818
出願日
2023-10-04
発明の名称
能動型効果音発生装置、及び、能動型効果音発生装置の制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250409BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】記憶部に記憶されている車両の加速度の大きさ等に応じた疑似音の音源データのサイズを小さくできる能動型効果音発生装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】電動モータにより駆動される車両に備えられるスピーカ12から効果音Scを発生させる能動型効果音発生装置10であって、第1の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音の情報を音源データとして記憶する記憶部16と、音源データから、電動モータの回転数に応じた第2の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音を連動音として生成する連動音生成部18と、連動音を用いて、スピーカから発生させる効果音を生成する効果音生成部30と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動モータにより駆動される車両に備えられるスピーカから効果音を発生させる能動型効果音発生装置であって、
第1の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音の情報を音源データとして記憶する記憶部と、
前記音源データから、前記電動モータの回転数に応じた第2の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音を連動音として生成する連動音生成部と、
前記連動音を用いて、前記スピーカから発生させる前記効果音を生成する効果音生成部と、
を有する、能動型効果音発生装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の能動型効果音発生装置において、
前記音源データから、あらかじめ決められた第3の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音を背景音として生成する背景音生成部を更に有し、
前記効果音生成部は、前記連動音と前記背景音とを用いて前記効果音を生成する、能動型効果音発生装置。
【請求項3】
請求項1に記載の能動型効果音発生装置において、
前記効果音生成部は、前記電動モータの負荷に応じて、前記効果音の振幅を変化させる、能動型効果音発生装置。
【請求項4】
請求項1に記載の能動型効果音発生装置において、
前記効果音生成部は、車速に応じて、前記効果音の振幅を変化させる、能動型効果音発生装置。
【請求項5】
請求項1に記載の能動型効果音発生装置において、
前記効果音生成部は、前記車両の加速度に応じて、前記効果音の振幅を変化させる、能動型効果音発生装置。
【請求項6】
電動モータにより駆動される車両に備えられるスピーカから効果音を発生させる能動型効果音発生装置の制御方法であって、
第1の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音の情報である音源データから、前記電動モータの回転数に応じた第2の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音を連動音として生成する連動音生成ステップと、
前記連動音を用いて前記効果音を生成する効果音生成ステップと、
を有する、能動型効果音発生装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、能動型効果音発生装置、及び、能動型効果音発生装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、疑似音生成装置が開示されている。当該疑似音生成装置では、車両の加速度の大きさ等に応じた疑似音が記憶部に記憶されている。記憶部に記憶されている疑似音を用いて生成された音情報が、音響装置に出力される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-105923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された技術では、車両の加速度等に応じた疑似音が必要となるため、記憶部に記憶される疑似音のデータ量が膨大になる課題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、電動モータにより駆動される車両に備えられるスピーカから効果音を発生させる能動型効果音発生装置であって、当該能動型効果音発生装置は、第1の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音の情報を音源データとして記憶する記憶部と、前記音源データから、前記電動モータの回転数に応じた第2の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音を連動音として生成する連動音生成部と、前記連動音を用いて、前記スピーカから発生させる前記効果音を生成する効果音生成部と、を有する。
【0007】
本発明の第2の態様は、電動モータにより駆動される車両に備えられるスピーカから効果音を発生させる能動型効果音発生装置の制御方法であって、当該制御方法は、第1の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音の情報である音源データから、前記電動モータの回転数に応じた第2の周波数帯域の複数の周波数成分から成る音を連動音として生成する連動音生成ステップと、前記連動音を用いて前記効果音を生成する効果音生成ステップと、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、音源データのサイズを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、能動型効果音発生装置の構成を示すブロック図である。
図2は、連動音の周波数帯域と、背景音の周波数帯域を示すイメージ図である。
図3は、電動モータ音の周波数成分と、電動モータ音とスピーカから発生される効果音との合成音の周波数成分とを示すグラフである。
図4は、第1連動音生成部の構成を示すブロック図である。
図5は、ゲインのマップである。
図6は、ゲインのマップである。
図7は、ゲインのマップである。
図8は、ゲインのマップである。
図9は、ゲインのマップである。
図10は、第1背景音生成部の構成を示すブロック図である。
図11は、能動型効果音発生装置において実行される効果音生成処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[能動型効果音発生装置の構成]
図1は、能動型効果音発生装置10の構成を示すブロック図である。能動型効果音発生装置10は、電動モータにより駆動される車両に搭載される。電動モータにより駆動される車両とは、BEV(Battery Electric Vehicle)、HEV(Hybrid Electric Vehicle)、PHEV(plug-in Hybrid Electric Vehicle)、FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)等である。
(【0011】以降は省略されています)
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