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公開番号2025063890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2024231564,2022097313
出願日2024-12-27,2022-06-16
発明の名称発光デバイス
出願人MFオプテックス株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G09F 13/00 20060101AFI20250409BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】耐環境性への配慮の負荷が小さい発光デバイスを提供する。
【解決手段】発光デバイス10は、光源11と、光源11からの光を伝送する光ファイバ12と、光ファイバ12が延びる方向を変化させるとともに光ファイバ12に応力を発生させて側面発光させる光取り出し手段132とを備える。光ファイバ12は、光源11からの光が入射されるコアと、コアを被覆するように設けられたクラッドとを有する。光ファイバ12のクラッドには、散乱体が添加されている。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項１】
光源と、
前記光源からの光を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバが延びる方向を変化させるとともに前記光ファイバに応力を発生させて側面発光させる光取り出し手段と、
を備え、
前記光ファイバは、前記光源からの光が入射されるコアと、前記コアを被覆するように設けられたクラッドと、を有し、
前記光ファイバの前記クラッドには、散乱体が添加されており、
前記光ファイバ及び前記光取り出し手段が埋設されるように設けられた埋め込み部材を更に備えた発光デバイス。
続きを表示（約 700 文字）【請求項２】
光源と、
前記光源からの光を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバが延びる方向を変化させるとともに前記光ファイバに応力を発生させて側面発光させる光取り出し手段と、
を備え、
前記光ファイバは、前記光源からの光が入射されるコアと、前記コアを被覆するように設けられたクラッドと、を有し、
前記光ファイバの前記クラッドには、散乱体が添加されており、
前記光取り出し手段が前記光ファイバの長さ方向に沿って複数設けられており、
前記複数の光取り出し手段は、前記光源に近接する側の前記光取り出し手段において前記光ファイバに発生する応力よりも、前記光源から離間する側の前記光取り出し手段において前記光ファイバに発生する応力を大きくなるように構成されている発光デバイス。
【請求項３】
光源と、
前記光源からの光を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバが延びる方向を変化させるとともに前記光ファイバに応力を発生させて側面発光させる光取り出し手段と、
を備え、
前記光ファイバは、前記光源からの光が入射されるコアと、前記コアを被覆するように設けられたクラッドと、を有し、
前記光ファイバの前記クラッドには、散乱体が添加されており、
前記光取り出し手段は、外力が作用すると位置が変化するように構成されており、
前記光取り出し手段の位置が変化すると、前記光ファイバに発生する応力が変化して前記光ファイバの側面発光の発光強度が変化するように構成された発光デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、発光デバイスに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
発光デバイスとして、例えばＬＥＤ等の発光素子を利用したものが広く知られている（例えば特許文献１等）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１３－２２５１４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ＬＥＤ等の発光素子を利用した発光デバイスでは、電源から発光素子まで電気配線が設けられる。このような発光デバイスの電気配線には、特に屋外や水中等で用いる場合において、例えば漏電防止のための絶縁対策のような耐環境性への配慮が必要となる。
【０００５】
本発明の課題は、耐環境性への配慮の負荷が小さい発光デバイスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、光源と、前記光源からの光を伝送する光ファイバと、前記光ファイバが延び
る方向を変化させるとともに前記光ファイバに応力を発生させて側面発光させる光取り出
し手段とを備え、前記光ファイバは、前記光源からの光が入射されるコアと、前記コアを
被覆するように設けられたクラッドとを有し、前記光ファイバの前記クラッドには、散乱
体が添加されている発光デバイスである。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、光源からの光を耐環境性が優れる光ファイバで伝送し、その光を光取り出し手段により光ファイバに側面発光させるので、電気配線の場合に必要とされるような耐環境性への配慮の負荷を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係る発光デバイスの斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの平面図である。
光ファイバの斜視図である。
光取り出し部材の側面図である。
実施形態に係る発光デバイスの第１の変形例の斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの第２の変形例の斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの第３の変形例の斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの第４の変形例の斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの第５の変形例の斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの第６の変形例の斜視図である。
実施形態に係る発光デバイスの第７の変形例の斜視図である。
実施例の実験装置の構成を示す図である。
測定１におけるファイバＡの出射角度と発光強度との関係を示すグラフである。
測定１におけるファイバＢの出射角度と発光強度との関係を示すグラフである。
測定２の測定方法を示す説明図である。
測定２におけるファイバＡの出射角度と発光強度との関係を示すグラフである。
測定２におけるファイバＢの出射角度と発光強度との関係を示すグラフである。
発光デバイスの設計方法を説明するための斜視図である。
発光デバイスの設計方法を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
【００１０】
図１Ａ及びＢは、実施形態に係る発光デバイス１０を示す。実施形態に係る発光デバイス１０は、レーザ光源１１と、光ファイバ１２と、光取り出し部材１３とを備える。この発光デバイス１０は、レーザ光源１１からのレーザ光を光ファイバ１２で伝送し、そのレーザ光を光取り出し部材１３が光ファイバ１２から取り出して側面発光させるものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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