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公開番号
2025056726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2024146475
出願日
2024-08-28
発明の名称
封緘方法
出願人
リンテック株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
G09F
3/00 20060101AFI20250331BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】配送の際の作業効率性を向上させる、封緘テープの封緘方法を提供する。
【解決手段】封緘テープを用いて包装箱の左右両側の外フラップの合わせ目を封緘する封緘方法であって、前記封緘テープが、表面基材、擬似接着層、中間基材および接着剤層をこの順に有し、かつ、擬似接着層および中間基材は隣接して配置され、前記封緘テープが、前記中間基材から剥離可能なラベル部を有する、封緘方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
表面基材、擬似接着層、中間基材および接着剤層をこの順に有し、前記擬似接着層および前記中間基材は隣接して配置され、かつ前記中間基材から剥離可能なラベル部を有する封緘テープを用いて、
包装箱の一対の外フラップを閉じた際に対向する開口部を、前記包装箱の長さ方向に亘って封緘する、封緘方法。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記接着剤層を構成する接着剤が、ポリビニルアルコール系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、デンプン系接着剤およびセルロース系接着剤からなる群から選択される少なくとも1種を含む再湿接着剤である、請求項1に記載の封緘方法。
【請求項3】
前記表面基材が紙基材である、請求項1または2に記載の封緘方法。
【請求項4】
前記紙基材が感熱紙である、請求項3に記載の封緘方法。
【請求項5】
前記中間基材が紙基材である、請求項1または2に記載の封緘方法。
【請求項6】
前記ラベル部が配送伝票ラベルである、請求項1または2に記載の封緘方法。
【請求項7】
前記ラベル部の表面基材上に情報を記録し、前記接着剤層に水を付与した封緘テープを用いる、請求項1または2に記載の封緘方法。
【請求項8】
前記擬似接着層が、中間基材から剥離可能である、請求項1または2に記載の封緘方法。
【請求項9】
表面基材、擬似接着層、中間基材および接着剤層をこの順に有し、前記擬似接着層および前記中間基材は隣接して配置され、かつ前記中間基材から剥離可能なラベル部を有する封緘テープ。
【請求項10】
前記接着剤層を構成する接着剤が、ポリビニルアルコール系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、デンプン系接着剤およびセルロース系接着剤からなる群から選択される少なくとも1種を含む再湿接着剤である、請求項9に記載の封緘テープ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は封緘方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
宅配便などで荷物を届け出先に搬送する際に、宛先や物品情報が印字された配送伝票ラベルが段ボールなどに貼付される。配達先で受領の捺印等がされた後に受領票として配達業者が貼付された配送伝票の一部から受領票を剥がして持ち帰る。例えば、配送伝票ラベルの表面基材にハーフカット線が入れられ、表面基材が複数片に分離して剥離可能とし、ハーフカット線で分離された一片の表面基材が配達票として使用されると共に、他の一片の表面基材は受領票として剥離される。
【0003】
このように受領票などが剥離可能なように、配送伝票ラベルでは擬似接着層が用いられてきた。例えば、特許文献1では、伝票基材、擬似接着層、中間基材、粘着剤層、及び剥離シートがこの順に積層され、擬似接着層と中間基材との間が擬似接着性を有するように積層された擬似接着ラベルが開示されている。この擬似接着ラベルは、剥離シートが剥がされて粘着剤層により被着物に貼付されて使用されるが、被着物に貼付されたラベルにおいて、伝票基材が擬似接着層とともに中間基材から人手により容易に剥離可能となるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3178208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、宅配便などで用いられる段ボールなどの包装箱は通常封緘テープなどで開口部が封緘されている。この際、配送伝票ラベルは、封緘テープとは別に貼付される。このため、配送までの作業工程数が多いという問題点がある。
【0006】
また、上記配送伝票ラベルが剥がされた後には、配送伝票ラベルの一部が依然として包装箱上に残る。配送伝票ラベルの構成材料である、擬似接着層や、中間基材、接着剤層は、段ボールの資源回収の際にはそのままリサイクルすることができないことが多く、段ボールから配送伝票ラベルを分離する必要がある。このため、包装箱を資源ごみとして排出する際に手間であり、また、リサイクル業者においてはリサイクルの作業効率性が低下する。
【0007】
したがって、本発明の一目的は、配送の際の作業効率性を向上させる、封緘テープの封緘方法を提供することである。また、本発明の他の目的は、包装箱のリサイクルを考慮した場合に、配送伝票を別途剥がす手間が省ける、封緘テープの封緘方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は以下を提供する。
【0009】
(1)表面基材、擬似接着層、中間基材および接着剤層をこの順に有し、前記擬似接着層および前記中間基材は隣接して配置され、かつ前記中間基材から剥離可能なラベル部を有する封緘テープを用いて、
包装箱の一対の外フラップを閉じた際に対向する開口部を、前記包装箱の長さ方向に亘って封緘する、封緘方法。
【0010】
(2)前記接着剤層を構成する接着剤が、ポリビニルアルコール系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、デンプン系接着剤およびセルロース系接着剤からなる群から選択される少なくとも1種を含む再湿接着剤である、(1)に記載の封緘方法。
(【0011】以降は省略されています)
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