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公開番号2025069576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179382
出願日2023-10-18
発明の名称シミュレータ
出願人株式会社ReTech
代理人個人
主分類G09B 9/05 20060101AFI20250423BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 被験者の心理状態を考慮した評価を行うのに好適なシミュレータを提供する。
【解決手段】 運転シミュレータ10は、被験者によるハンドル18等の操作に関するセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報に基づいて、仮想的な道路環境で模擬車両を走行させた場合に模擬車両から見える景色を動画として再生する運転シミュレーションを制御する。そして、被験者の驚きの感情情報を生成し、センサ情報と対応づけて驚きの感情情報を記録する。また、驚きの感情情報に基づいて、被験者の運転操作に関する評価情報を生成する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
被験者の操作又は動作に関する操作情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段で取得した操作情報に基づいて、仮想の移動体を移動させた場合に当該移動体から見える景色を動画として再生する移動シミュレーションを制御する制御手段と、
前記被験者の驚き、恐怖、焦り又は不快の感情情報を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段で取得した感情情報を含む前記移動シミュレーションのログ情報を記録する記録手段とを備えることを特徴とするシミュレータ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記記録手段は、所定条件で前記感情情報を記録し、又は前記第1取得手段で取得した操作情報若しくは前記移動シミュレーション中の時点と対応づけて前記感情情報を記録することを特徴とするシミュレータ。
【請求項3】
請求項1において、
前記制御手段は、前記移動シミュレーション中にイベントを発生させ又はオブジェクトを出現させ、
前記記録手段は、前記制御手段で発生させたイベント又は出現させたオブジェクトと対応づけて前記感情情報を記録することを特徴とするシミュレータ。
【請求項4】
請求項1において、
前記被験者の生体情報、視線情報、動作情報、画像情報、音声情報、匂い情報若しくは行動履歴、前記被験者の周辺の環境情報又は前記制御手段の制御に必要な情報を取得する第3取得手段を備え、
前記記録手段は、前記第3取得手段で取得した情報と対応づけて前記感情情報を記録することを特徴とするシミュレータ。
【請求項5】
被験者の操作又は動作に関する操作情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段で取得した操作情報に基づいて、仮想の移動体を移動させた場合に当該移動体から見える景色を動画として再生する移動シミュレーションを制御する制御手段と、
前記被験者の驚き、恐怖、焦り又は不快の感情情報を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段で取得した感情情報に基づいて、前記移動シミュレーションに関する評価情報を生成する生成手段とを備えることを特徴とするシミュレータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、教育、訓練、研究、開発又は試験等を支援するシミュレータに係り、特に、被験者の心理状態を考慮した評価を行うのに好適なシミュレータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、運転シミュレータとしては、例えば、特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1記載の技術は、ハンドル、アクセル及びブレーキ等の操作部を備え、被験者による操作部の操作に基づいて、仮想的な道路環境で模擬車両を走行させた場合に模擬車両から見える景色を動画として再生する運転シミュレーションを制御し、運転シミュレーション中に発生するイベントに対し被験者がどのように対応するかをシミュレートするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-79224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の技術は、例えば、歩道から車道に人が飛び出してくるイベントに対し、被験者が急ハンドルを切ったり急ブレーキをかけたりするなど、被験者がどのように操作部を操作するかをシミュレートするものである。しかし、同じイベントであっても、それを冷静な心理状態で対応したのか、それとも動揺した心理状態で対応したのかは被験者によって異なる。例えば、冷静な心理状態で急ブレーキをかけた場合と、動揺した心理状態で急ブレーキをかけた場合では、その被験者に対する評価が異なるが、特許文献1記載の技術にあっては、被験者の心理状態を考慮した評価を行うことができないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、被験者の心理状態を考慮した評価を行うのに好適なシミュレータを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のシミュレータは、被験者の操作又は動作に関する操作情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段で取得した操作情報に基づいて、仮想の移動体を移動させた場合に当該移動体から見える景色を動画として再生する移動シミュレーションを制御する制御手段と、前記被験者の驚き、恐怖、焦り又は不快の感情情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得した感情情報を含む前記移動シミュレーションのログ情報を記録する記録手段とを備える。
【0007】
このような構成であれば、第1取得手段により操作情報が取得されると、制御手段により、操作情報に基づいて移動シミュレーションが制御される。移動シミュレーションでは、移動体を移動させた場合に移動体から見える景色が動画として再生される。そして、第2取得手段により感情情報が取得され、記録手段により、感情情報を含むログ情報が記録される。
【0008】
ここで、第1取得手段は、例えば、入力装置等から情報を入力してもよいし、外部の端末等から情報を獲得又は受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等から情報を読み出してもよいし、情報処理等により情報を生成し又は算出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信、読出(検索を含む。)、生成及び算出が含まれる。以下、取得の概念については同じである。
【0009】
また、本シミュレータは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明5のシミュレータにおいて同じである。
【0010】
〔発明2〕 さらに、発明2のシミュレータは、発明1のシミュレータにおいて、前記記録手段は、所定条件で前記感情情報を記録し、又は前記第1取得手段で取得した操作情報若しくは前記移動シミュレーション中の時点と対応づけて前記感情情報を記録する。
(【0011】以降は省略されています)

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