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公開番号
2025064430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174195
出願日
2023-10-06
発明の名称
航空機用ドアユニット
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
,
個人
主分類
B64C
1/14 20060101AFI20250410BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】乗降口を好適に開放でき、かつ軽量な航空機用ドアユニットを提供する。
【解決手段】航空機用ドアユニットは、航空機の胴体の開口部の上端に上端部が軸支された上側ドアと、開口部の下端に下端部が軸支され、自重で開く方向に回転する下側ドアと、上側ドアと下側ドアを互いに同一の開閉方向に連動するように連結するワイヤと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
航空機の胴体の開口部の上端に上端部が軸支された上側ドアと、
前記開口部の下端に下端部が軸支され、自重で開く方向に回転する下側ドアと、
前記上側ドアと前記下側ドアを互いに同一の開閉方向に連動するように連結するワイヤと、
を備える航空機用ドアユニット。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
一端を中心に上下方向に沿った平面内で回転可能に前記胴体に支持された長リンクと、
前記平面内で回転可能に一端が前記長リンクの他端に連結され、他端が前記上側ドアに固定されたスイングロッドと、
前記長リンクよりも下側において前記平面内で回転可能に前記胴体に支持されるとともに、前記スイングロッドを軸方向に移動可能に支持する短リンクと、
を備え、
前記ワイヤが前記長リンクの前記他端に連結されている、
請求項1に記載の航空機用ドアユニット。
【請求項3】
前記短リンクは、
前記スイングロッドの動きに伴って、回転しながら前記スイングロッドの支持位置を軸方向に変化させ、
前記上側ドアが閉状態から開く場合に、最初は機体から離れる方向に移動させ、その後はドア開度が大きくなるに連れて次第に上方に跳ね上がるように、前記上側ドアを移動させる、
請求項2に記載の航空機用ドアユニット。
【請求項4】
前記ワイヤは、前記上側ドア及び前記下側ドアが閉まる場合に前記下側ドアが前記上側ドアよりも先に閉状態になるように、所定の長さに設定されている、
請求項1に記載の航空機用ドアユニット。
【請求項5】
前記ワイヤは、前記上側ドア及び前記下側ドアが閉状態から開く場合に前記上側ドアが前記下側ドアよりも先に開き始めるように、前記上側ドアが開く方向に付勢されている、
請求項4に記載の航空機用ドアユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機用ドアユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、エアモビリティや空飛ぶクルマ等と呼ばれ、次世代の空の移動手段として期待される電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発が進んでいる。
電動垂直離着陸機では、キャビンの乗降口の前後にロータ(ダクテッドロータ)が配置される。そのため、四輪自動車のドアのような、機体上下方向に沿ったヒンジによって機体外側に開くドアでは、開放時にロータに干渉してしまう。
【0003】
機体前後方向に沿ったヒンジによって上方に跳ね上がるガルウィングドアであればロータとの干渉を回避できる。しかし、ガルウィングドアでは、不時着時等に機体の天地が反転した場合に、地面に干渉して十分に開かなくなるおそれがある。ドアが十分に開かず乗降口を開放できないと、搭乗者が脱出できなくなる。
【0004】
この点、例えば特許文献1に記載のように、上下に分割したドアを個別に開閉するドア構造であれば、機体の天地が反転した場合でもドアが開きやすい。
しかしながら、この種のドア構造では、上方に開くドアをガススプリング等の支持機構で支持する必要がある。このような支持機構は構造が複雑で重いため、機体重量の増加を招来してしまう。特にエアモビリティのような航空機では、機体重量の増加は大きな問題となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-29497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、乗降口を好適に開放でき、かつ軽量な航空機用ドアユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一実施の形態は、航空機用ドアユニットであって、
航空機の胴体の開口部の上端に上端部が軸支された上側ドアと、
前記開口部の下端に下端部が軸支され、自重で開く方向に回転する下側ドアと、
前記上側ドアと前記下側ドアを互いに同一の開閉方向に連動するように連結するワイヤと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、乗降口を好適に開放でき、かつ軽量な航空機用ドアユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(A)は実施形態に係る電動航空機の斜視図であり、(B)は実施形態に係る電動航空機の側面図である。
実施形態に係る電動航空機のドアユニットが開いた状態での斜視図である。
実施形態に係るドアユニットの斜視図である。
実施形態に係るドアヒンジの構造を説明するための図である。
実施形態に係るドアユニットの開閉動作を説明するための図である。
実施形態に係るドアユニットの開閉動作を説明するための図である。
(A)は実施形態に係る電動航空機の天地が反転した状態を示す正面図であり、(B)は側面図である。
従来のドアヒンジとの違いを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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