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公開番号2025065615
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023174922
出願日2023-10-10
発明の名称イベント管理システム、イベント管理装置、イベント管理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20250415BHJP(計算;計数)
要約【課題】物理空間と仮想空間とが関連付けられた状態で所定のイベントが実行される場合、先に一方の空間に参加した参加者は、他方の空間に対して何らかの参加処理を行わなくても所定のイベントに参加することが可能になるイベント管理システム、イベント管理装置、イベント管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】イベント管理サーバ6の生成部は、イベント参加通知として、イベント参加ダイアログを表示させるためのイベント名、イベントへの参加者名、後述する仮想現実ハイブリッドイベントへの接続要求に必要なURL情報、後述するイベント参加要求に必要なイベントIDを含む通知を生成し(ステップS87)、送受信部は、通信端末3に対して、生成したイベント参加通知を送信する(ステップS88)。
【選択図】図23B
特許請求の範囲【請求項1】
物理空間内に存在し、所定のイベントを実行するために使用される第1の通信端末と、
仮想空間を介して前記所定のイベントを実行するために使用される第2の通信端末と、
前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末を使用して前記所定のイベントが実行される際に、前記所定のイベントに係る情報を管理するイベント管理装置と、
を有するイベント管理システムであって、
前記イベント管理装置は、
前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末のうち、一方の通信端末により前記所定のイベントへの参加処理が行われた後、前記所定のイベントに参加予定で且つ未参加の他方の通信端末に対する前記所定のイベントへの参加を促すイベント参加通知を生成する生成手段と、
生成した前記イベント参加通知を、前記他方の通信端末に対して送信する送信手段と、
を有する、
ことを特徴とするイベント管理システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記生成手段は、
前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末のうちいずれかの通信端末が前記所定のイベントに参加した参加日時に基づいて、前記イベント参加通知を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載のイベント管理システム。
【請求項3】
前記生成手段は、
実行中の前記所定のイベントを表すイベント名、前記所定のイベントに参加中の参加者名、を含む通知を、前記イベント参加通知として生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント管理システム。
【請求項4】
前記イベント参加通知が送信される前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末はそれぞれ、
前記イベント管理装置が送信した前記イベント参加通知を受信する受信手段と、
受信した前記イベント参加通知を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント管理システム。
【請求項5】
前記表示制御手段は、
前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末を使用するユーザが、前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末上で操作可能なダイアログを、前記イベント参加通知として表示させる、
ことを特徴とする請求項4に記載のイベント管理システム。
【請求項6】
前記イベント管理装置は更に、
前記第1の通信端末が送信した前記所定のイベントへの参加要求に含まれるユーザ識別情報と、前記所定のイベントに参加した参加日時を表す参加日時情報と、を関連付けて登録する登録手段、
を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント管理システム。
【請求項7】
前記イベント管理装置は更に、
前記所定のイベントに対する参加処理を実行する実行手段、を有し、
前記実行手段は、
前記第1の通信端末に関連付けられたスケジュール、及び、前記物理空間において実行される前記所定のイベントに参加するユーザに関連付けられたスケジュール、のいずれかに対して、前記第1の通信端末からの要求に基づく前記所定のイベントへの参加処理を実行し、
前記第2の通信端末に関連付けられたスケジュール、前記仮想空間において実行される前記所定のイベントに参加するユーザに関連付けられたスケジュール、及び、実行中の前記所定のイベントで表されるスケジュール、のいずれかに対して、前記第2の通信端末からの要求に基づく前記所定のイベントへの参加処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント管理システム。
【請求項8】
前記所定のイベントは、
前記物理空間及び前記仮想空間で同一時間帯に実行される会議、打合せ、講演、授業を含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のイベント管理システム。
【請求項9】
物理空間内に存在し、所定のイベントを実行するために使用される第1の通信端末と、仮想空間を介して前記所定のイベントを実行するために使用される第2の通信端末と、を使用して前記所定のイベントが実行される際に、前記所定のイベントに係る情報を管理するイベント管理装置であって、
前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末のうち、一方の通信端末により前記所定のイベントへの参加処理が行われた後、前記所定のイベントに参加予定で且つ未参加の他方の通信端末に対する前記所定のイベントへの参加を促すイベント参加通知を生成する生成手段と、
生成した前記イベント参加通知を、前記他方の通信端末に対して送信する送信手段と、
を有する、
ことを特徴とするイベント管理装置。
【請求項10】
物理空間内に存在し、所定のイベントを実行するために使用される第1の通信端末と、仮想空間を介して前記所定のイベントを実行するために使用される第2の通信端末と、を使用して前記所定のイベントが実行される際に、前記所定のイベントに係る情報を管理するイベント管理装置が実行するイベント管理方法であって、
前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末のうち、一方の通信端末により前記所定のイベントへの参加処理が行われた後、前記所定のイベントに参加予定で且つ未参加の他方の通信端末に対する前記所定のイベントへの参加を促すイベント参加通知を生成する生成ステップと、
生成した前記イベント参加通知を、前記他方の通信端末に対して送信する送信ステップと、
を含む処理を実行する、
ことを特徴とするイベント管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イベント管理システム、イベント管理装置、イベント管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、物理空間内に存在する通信端末上のアプリを利用して、物理空間内の参加者と仮想空間(仮想現実空間)内のアバターとを、同一のオンライン会議に参加させることを可能にする技術が知られている。
参考文献:
https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/11/04/211104-mesh-for-microsoft-teams/
【0003】
例えば、参加者の反応を示す目的で、ディスプレイから仮想会議に参加する技術が知られている(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、物理空間と仮想空間とが関連付けられた状態で所定のイベントが実行される場合、先に一方の空間に参加した参加者は、他方の空間に対して何らかの参加処理を行う必要があり、手間がかかる、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、物理空間内に存在し、所定のイベントを実行するために使用される第1の通信端末と、仮想空間を介して前記所定のイベントを実行するために使用される第2の通信端末と、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末を使用して前記所定のイベントが実行される際に、前記所定のイベントに係る情報を管理するイベント管理装置と、を有するイベント管理システムであって、前記イベント管理装置は、前記第1の通信端末又は前記第2の通信端末のうち、一方の通信端末により前記所定のイベントへの参加処理が行われた後、前記所定のイベントに参加予定で且つ未参加の他方の通信端末に対する前記所定のイベントへの参加を促すイベント参加通知を生成する生成手段と、生成した前記イベント参加通知を、前記他方の通信端末に対して送信する送信手段と、を有する、ことを特徴とするイベント管理システムを提供する。
【発明の効果】
【0006】
以上説明したように本発明によれば、物理空間と仮想空間とが関連付けられた状態で所定のイベントが実行される場合、先に一方の空間に参加した参加者は、他方の空間に対して何らかの参加処理を行わなくても所定のイベントに参加することが可能になる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
実施形態に係る物理空間(イベント空間)を俯瞰した場合の一例を示す図である。
実施形態に係る仮想空間(メタバース)を俯瞰した場合の一例を示す図である。
実施形態に係る通信端末のハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置及びPCのハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係るユーザ管理サーバ、イベント管理サーバ、仮想現実ハイブリッドイベント管理サーバ及びメタバース管理サーバのハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係るユーザ管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係るイベント管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係るイベントユーザ管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る開催イベント管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係るハイブリッドイベント管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係るイベントスケジュールの登録画面の一例を示す図である。
実施形態に係るデバイスに関連付けられたイベント一覧表示処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るデバイスに関連付けられたイベント一覧表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係るユーザに関連付けられたイベント一覧表示処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るユーザに関連付けられたイベント一覧表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る通信端末からのイベント参加処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るパスワード情報入力画面の一例を示す図である。
実施形態に係るメタバースに関連付けられたイベント一覧表示処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るメタバースのイベント一覧表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係るユーザに関連付けられたイベント一覧表示処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る通信端末とメタバースのイベント参加の連携処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る通信端末とメタバースのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る通信端末とメタバースのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る通信端末とメタバースのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る通信端末とメタバースのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るイベント参加ダイアログ画面の一例を示す図である。
実施形態に係るメタバースからのイベント参加の連携処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るメタバースからのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るメタバースからのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るメタバースからのイベント参加の連携処理を含む処理の他の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係るリクエスト要求ダイアログの一例を示す図である。
実施形態に係るリクエスト待機ダイアログの一例を示す図である。
実施形態に係るリクエストダイアログの一例を示す図である。
実施形態に係るメタバースの利用処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る通信端末として仮想現実ハイブリッドイベントに参加する画面の一例を示す図である。
実施形態に係るユーザとして仮想現実ハイブリッドイベントに参加する際の参加画面の一例を示す図である。
実施形態に係るメタバース内の会議室からの退出リクエスト処理を含む処理の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る仮想空間(メタバース)を俯瞰した場合における退出アイコンの表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る待機メッセージ表示画面の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係るVRゴーグル内に表示される三次元メタバース画面の一例を示す図である。
第2の実施形態の変形例に係るVRゴーグル内に表示される三次元メタバース画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて、発明を実施するための形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する部分があればその説明を省略する。
【0009】
〔第1の実施形態〕
〔情報処理システムの全体構成〕
図1は、情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示されているように、情報処理システム1は、通信端末3(第1の通信端末の一例)と、情報処理装置4と、一以上のPC9(第2の通信端末の一例)と、を有している。また、情報処理システム1は、ユーザ管理サーバ5(ユーザ管理装置の一例)と、イベント管理サーバ6(イベント管理装置の一例)と、仮想現実ハイブリッドイベント管理サーバ7(仮想現実ハイブリッドイベント管理装置の一例)と、メタバース管理サーバ8(メタバース管理装置の一例)と、を有している。情報処理システム1は更に、通信端末3とイベント管理サーバ6とPC9とを含むイベント管理システム2を有している。また、情報処理システム1では、上述した各装置、メタバース、及び各サーバは、通信ネットワーク100を介して互いに接続されている。
【0010】
通信ネットワーク100は、不特定多数の通信が行われる有線又は無線を利用した通信ネットワークであり、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)等によって構築されている。通信ネットワーク100には、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)等の無線通信による通信ネットワークが含まれてもよい。なお、通信端末3と各サーバとは、専用の構内ネットワーク等で互いに接続されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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