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公開番号
2025066250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175701
出願日
2023-10-11
発明の名称
抜け防止構造及び抜け防止構造の製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/639 20060101AFI20250416BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】モジュラープラグとモジュラージャックとの接続信頼性を向上させることが可能な抜け防止構造を提供する。
【解決手段】抜け防止構造1は、LANケーブル10と、LANケーブル10の端部に設けられたモジュラープラグ20と、モジュラープラグ20が挿入されたポート32を有するモジュラージャック31を含む接続装置30と、モジュラープラグ20を支持するロック部40と、接続装置30とロック部40とに係合し、モジュラージャック31のポート32に挿入される方向にロック部40を介してモジュラープラグ20を引っ張る引張ばね50とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
LANケーブルと、
前記LANケーブルの端部に設けられたモジュラープラグと、
前記モジュラープラグが挿入されたポートを有するモジュラージャックを含む接続装置と、
前記モジュラープラグを支持するロック部と、
前記接続装置と前記ロック部とに係合し、前記モジュラージャックの前記ポートに挿入される方向に前記ロック部を介して前記モジュラープラグを引っ張る引張ばねと、
を備える、抜け防止構造。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記引張ばねはコイルと、前記コイルの両端に設けられた第1フック及び第2フックを含み、
前記接続装置は筐体を含み、前記筐体は前記第1フックが係合される第1係合部を有し、
前記ロック部は前記第2フックが係合される第2係合部を有し、
前記第1係合部及び前記第2係合部は貫通孔である、請求項1に記載の抜け防止構造。
【請求項3】
前記ロック部は金属製の板状部材を含み、前記LANケーブルの周囲が前記板状部材によって囲われており、前記板状部材は前記LANケーブルから取り外し可能である、請求項1又は2に記載の抜け防止構造。
【請求項4】
抜け防止構造の製造方法であって、
LANケーブルの端部に設けられたモジュラープラグを接続装置に含まれるモジュラージャックのポートに挿入する工程と、
引張ばねを前記接続装置とロック部とに係合する工程と、
を含み、
前記抜け防止構造では、前記ロック部で前記モジュラープラグを支持することによって前記モジュラージャックの前記ポートに挿入される方向に前記ロック部を介して前記モジュラープラグを引っ張る、抜け防止構造の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抜け防止構造及び抜け防止構造の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタが抜けるのを防止する機構が知られている。特許文献1には、LAN(ローカルエリアネットワーク)において、トランシーバの雄側コネクタに、接続用ケーブルの先端に設けられた雌側コネクタを接続し、接続用ケーブルをトランシーバに括り付けることが知られている。この構成により、トランシーバの雄側コネクタから接続用ケーブルの先端に設けられた雌側コネクタが抜けるのを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-48902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、パーソナルコンピュータなどのような端末は、一般的な家庭及び企業においては、LANケーブル及びモジュラープラグを介してインターネットへ接続される。
【0005】
一方、ユーザーが好みに応じて用意したIVI(In Vehicle Infortainment)を構成する電子機器を、車両内で用いることがある。このような電子機器は、LANケーブルを介してスイッチングハブなどに接続することで容易に追加することができる。しかしながら、例えば車両内において、電子機器をモジュラープラグで接続する場合には、走行中に振動がモジュラープラグに生じたり、温度変化でモジュラープラグが劣化して破損したりするおそれがある。このような場合には、モジュラープラグがモジュラージャックから抜け落ちるおそれがある。
【0006】
特許文献1では、コネクタの抜け防止構造が開示されているが、トランシーバの雄側コネクタと、接続用ケーブルの先端に設けられた雌側コネクタとに関する抜け防止構造であり、モジュラープラグの抜け防止に用いることはできない。
【0007】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、モジュラープラグとモジュラージャックとの接続信頼性を向上させることが可能な抜け防止構造及び抜け防止構造の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の態様に係る抜け防止構造は、LANケーブルと、LANケーブルの端部に設けられたモジュラープラグと、モジュラープラグが挿入されたポートを有するモジュラージャックを含む接続装置とを備えている。抜け防止構造は、モジュラープラグを支持するロック部を備えている。抜け防止構造は、接続装置とロック部とに係合し、モジュラージャックのポートに挿入される方向にロック部を介してモジュラープラグを引っ張る引張ばねを備えている。
【0009】
本発明の他の態様に係る抜け防止構造の製造方法は、LANケーブルの端部に設けられたモジュラープラグを接続装置に含まれるモジュラージャックのポートに挿入する工程を含んでいる。抜け防止構造の製造方法は、引張ばねを接続装置とロック部とに係合する工程を含んでいる。抜け防止構造では、ロック部でモジュラープラグを支持することによってモジュラージャックのポートに挿入される方向にロック部を介してモジュラープラグを引っ張る。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、モジュラープラグとモジュラージャックとの接続信頼性を向上させることが可能な抜け防止構造及び抜け防止構造の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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