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公開番号
2025068071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025025371,2022106618
出願日
2025-02-19,2022-06-30
発明の名称
圧力センサ
出願人
株式会社鷺宮製作所
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
G01L
19/04 20060101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約
【課題】放熱性接着剤が変換基板に接触することを防止する圧力センサを提供する。
【解決手段】圧力センサは、圧力検出部と、圧力検出部に隣接し、基板収容部、コネクタ接続部、及び、基板収容部とコネクタ接続部との間に隔壁部を画定するコネクタハウジングと、接続端子と、基板収容部内に収容される、変換基板と、変換基板に実装され、放熱性接着剤によって前記コネクタハウジングに固定される発熱部品と、を有する信号送出部と、を備え、放熱性接着剤は、信号送出部が圧力検出部と隣接する方向と直交する方向に拡張された接着剤溜まり領域に及んで配されており、拡張された接着剤溜まり領域は、発熱部品の、圧力検出部と信号送出部が隣接する方向において延在する放熱性接着剤との接合範囲の全体に対応した領域を有し、対応した領域を介して隣接する方向と直交する方向に拡張し、また、コネクタハウジングと変換基板とは離隔して設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流体の圧力を検出し外部へ送出する圧力検出部と、
前記圧力検出部に隣接し、基板収容部、コネクタ接続部、及び、前記基板収容部と前記コネクタ接続部との間に隔壁部を画定するコネクタハウジングと、外部との信号接続を行うための接続端子と、前記基板収容部内に収容され、リードピンを介した前記圧力検出部との間の信号の調整及び前記接続端子を介した外部との間の信号の調整を行う変換基板と、前記変換基板に実装され、放熱性接着剤によって前記コネクタハウジングに固定される発熱部品と、を有する信号送出部と、
を備え、
前記放熱性接着剤は、前記信号送出部が前記圧力検出部と隣接する方向と直交する方向に拡張された接着剤溜まり領域に及んで配されており、前記拡張された接着剤溜まり領域は、前記発熱部品の、前記圧力検出部と前記信号送出部が隣接する方向において延在する前記放熱性接着剤との接合範囲の全体に対応した領域を有し、該対応した領域を介して前記隣接する方向と直交する方向に拡張し、また、前記コネクタハウジングと前記変換基板とは離隔して設けられていることを特徴とする圧力センサ。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記変換基板は、前記変換基板の外周上の部分において面取り部を有しており、前記コネクタハウジングが前記面取り部に対応するよう基板回り止めを有することを特徴とする、請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項3】
前記変換基板が、前記変換基板上のランド部近傍まで設けられた切り欠きを有することを特徴とする、請求項1または2に記載の圧力センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、変換基板を内部に設ける圧力センサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、様々な駆動電圧や圧力検出信号の信号方式に適合させるために、駆動電圧、及び、圧力検出信号の両方を変換する変換回路を備える変換基板を、制御回路と圧力センサとの間に外部接続させる圧力センサがある。
【0003】
このような圧力センサでは、外部の衝撃や振動などにより、接続不良が生じる可能性があるなどの問題を解決するために、ケーブルを省略し、変換基板を圧力センサの内部に配置するものがある。しかし、変換基板は、駆動電圧の変圧などにより自己発熱する。よって、変換基板を圧力センサの内部に配置した場合、変換基板において生じた熱を効率的に放熱することや変換基板に伝わる熱を抑制することが望ましい。これらが有効に実施されない場合は、変換基板における電子部品が耐熱温度以上となり破損するなどの問題を生じる。
【0004】
変換基板に伝わる熱を抑制する構成として、特許文献1の図10には、変換基板の近傍に配置される、トランジスタ等の発熱部品の周囲を、熱伝導性を有する接着剤で囲み、発熱部品からの熱を効率的に外部に放熱し変換基板への熱の影響を抑制することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開WO2022/097437号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の上記構成では、圧力センサを製造する過程で、予め充填された接着剤にトランジスタ等の発熱部品を挿入することがあり、このときに接着剤が溢れて変換基板に接触するおそれがある。接着剤が変換基板、特にはんだ付けを行うランド部にまで廻ってしまうと、基板上面のはんだ付け部分に不良を生じさせることがある。また、接着剤が変換基板、発熱部品をブリッジしてしまうと、発熱部品、基板相互間の伝熱の為、熱による影響が抑制できない。
【0007】
本発明の目的は、放熱性接着剤が変換基板に接触することを防止することが可能な圧力センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、圧力センサは、流体の圧力を検出し外部へ送出する圧力検出部と、前記圧力検出部に隣接し、基板収容部、コネクタ接続部、及び、前記基板収容部と前記コネクタ接続部との間に隔壁部を画定するコネクタハウジングと、外部との信号接続を行うための接続端子と、前記基板収容部内に収容され、リードピンを介した前記圧力検出部との間の信号の調整及び前記接続端子を介した外部との間の信号の調整を行う変換基板と、前記変換基板に実装され、放熱性接着剤によって前記コネクタハウジングに固定される発熱部品と、を有する信号送出部と、を備え、前記放熱性接着剤は、前記信号送出部が前記圧力検出部と隣接する方向と直交する方向に拡張された接着剤溜まり領域に及んで配されており、前記拡張された接着剤溜まり領域は、前記発熱部品の、前記圧力検出部と前記信号送出部が隣接する方向において延在する前記放熱性接着剤との接合範囲の全体に対応した領域を有し、該対応した領域を介して前記隣接する方向と直交する方向に拡張し、また、前記コネクタハウジングと前記変換基板とは離隔して設けられていることを特徴とする。
【0009】
また、上記圧力センサにおいて、前記変換基板は、前記変換基板の外周上の部分において面取り部を有しており、前記コネクタハウジングが前記面取り部に対応するよう基板回り止めを有してもよい。
【0010】
また、上記圧力センサは、前記変換基板が、前記変換基板上のランド部近傍まで設けられた切り欠きを有してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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