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公開番号2025071860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182248
出願日2023-10-24
発明の名称光学特性測定装置
出願人GEE株式会社
代理人個人
主分類G01N 21/17 20060101AFI20250430BHJP(測定;試験)
要約【課題】試料を切削等の加工することなく光学的特性を評価することができるとともに、試料の光学的特性の評価作業を容易に行わせることができる光学特性測定装置を提供する。
【解決手段】試料Wに向かって光を照射する光照射手段1と、試料Wに照射される光の照射角度を任意に変更可能な保持手段4と、試料Wの周囲に亘って形成された反射鏡部5aを有し、試料Wから反射または透過した光を反射鏡部5aで一方向に向かって反射させる反射手段5と、反射手段5の反射鏡部5aで反射した光を検出可能な検出手段6と、検出手段6で検出した光に基づいて双方向反射率分布関数(BRDF)を取得して評価可能な評価手段7とを具備した光学特性測定装置であって、反射手段5は、底面5cが平坦に形成されて試料W上に載置可能とされるとともに、中央に開口部5dを有して試料Wを反射鏡部5aに臨ませるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
試料に向かって光を照射して試料にて反射または透過させる光照射手段と、
前記光照射手段を保持するとともに、当該光照射手段から前記試料に照射される光の照射角度を任意に変更可能な保持手段と、
前記試料の周囲に亘って形成された反射鏡部を有し、前記試料から反射または透過した光を前記反射鏡部で一方向に向かって反射させる反射手段と、
前記反射手段の反射鏡部で反射した光を検出可能な検出手段と、
前記検出手段で検出した光に基づいて前記試料の光学的特性を評価可能な評価手段と、
を具備した光学特性測定装置であって、
前記反射手段は、底面が平坦に形成されて前記試料上に載置可能とされるとともに、中央に開口部を有して前記試料を前記反射鏡部に臨ませることを特徴とする光学特性測定装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記保持手段は、前記光照射手段を互いに異なる角度で保持可能な複数の保持部が形成されるとともに、前記保持部を任意に選択して前記光照射手段を保持させることにより光の照射角度を任意に変更可能とされたことを特徴とする請求項1記載の光学特性測定装置。
【請求項3】
前記保持手段は、前記反射手段の側部から上方に向かって湾曲しつつ延設されるとともに、前記反射手段に固定されたことを特徴とする請求項2記載の光学特性測定装置。
【請求項4】
前記反射手段は、前記反射鏡部の一部に切欠き部を有するとともに、当該切欠き部に前記保持手段の嵌入部が嵌入して固定されたことを特徴とする請求項3記載の光学特性測定装置。
【請求項5】
前記評価手段は、前記光照射手段から前記試料に照射される光の照射角度を任意に変更したときの光学的特性の評価に関するデータを複数蓄積した蓄積データを教師データとして、光学的特性を評価する機械学習を行って得られた学習モデルを用い、前記検出手段で検出した光に基づいて光学的特性を評価することを特徴とする請求項1記載の光学特性測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検出手段で検出した光に基づいて試料の光学的特性を評価可能な光学特性測定装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、試料に光を照射して反射又は透過させ、その反射光又は透過光を検出することにより、例えば双方向反射率分布関数(BRDF)や双方向透過率分布関数(BTDF)などといった光学的特性を評価可能な光学特性測定装置について、例えば特許文献1にて開示されている。かかる従来の光学特性測定装置は、すり鉢状の反射鏡部を用いて試料に光を照射し、その反射または透過した光を検出することにより、試料表面の光学的特性を測定可能とされていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2007-508532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術においては、例えば道路の路面や建築物の躯体等の光学的特性を評価する場合、その路面や躯体等を細かく切断して試料とし、反射鏡部の中央に位置決めする必要があり、光学的特性の評価する際の作業性が著しく悪いという問題があった。また、道路の路面や建築物の躯体等の表面が雨水等に濡れた状態の光学的特性を評価することが難しいという問題もあった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、試料を切削等の加工することなく光学的特性を評価することができるとともに、試料の光学的特性の評価作業を容易に行わせることができる光学特性測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、試料に向かって光を照射して試料にて反射または透過させる光照射手段と、前記光照射手段を保持するとともに、当該光照射手段から前記試料に照射される光の照射角度を任意に変更可能な保持手段と、前記試料の周囲に亘って形成された反射鏡部を有し、前記試料から反射または透過した光を前記反射鏡部で一方向に向かって反射させる反射手段と、前記反射手段の反射鏡部で反射した光を検出可能な検出手段と、前記検出手段で検出した光に基づいて前記試料の光学的特性を評価可能な評価手段とを具備した光学特性測定装置であって、前記反射手段は、底面が平坦に形成されて前記試料上に載置可能とされるとともに、中央に開口部を有して前記試料を前記反射鏡部に臨ませることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光学特性測定装置において、前記保持手段は、前記光照射手段を互いに異なる角度で保持可能な複数の保持部が形成されるとともに、前記保持部を任意に選択して前記光照射手段を保持させることにより光の照射角度を任意に変更可能とされたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の光学特性測定装置において、前記保持手段は、前記反射手段の側部から上方に向かって湾曲しつつ延設されるとともに、前記反射手段に固定されたことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の光学特性測定装置において、前記反射手段は、前記反射鏡部の一部に切欠き部を有するとともに、当該切欠き部に前記保持手段の嵌入部が嵌入して固定されたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の光学特性測定装置において、前記評価手段は、前記光照射手段から前記試料に照射される光の照射角度を任意に変更したときの光学的特性の評価に関するデータを複数蓄積した蓄積データを教師データとして、光学的特性を評価する機械学習を行って得られた学習モデルを用い、前記検出手段で検出した光に基づいて光学的特性を評価することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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