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公開番号
2025068430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178352
出願日
2023-10-16
発明の名称
作業機械
出願人
コベルコ建機株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
E02F
9/24 20060101AFI20250421BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】簡単な構成で、作業者が安全且つ容易にメンテナンスエリアにアクセスできるようにする。
【解決手段】油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3の前部に設けられた運転室4と、上部旋回体3における運転室4の後方に設けられた作動油タンク10とを備え、運転室4の後面4aと、作動油タンク10の前面10aとの間には、作動油タンク10の上部に上るための第1昇降ステップ21及び第2昇降ステップ22が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体の前部に設けられた運転室と、
前記上部旋回体における前記運転室の後方に設けられた作動油タンクとを備え、
前記運転室の後面と、前記作動油タンクの前面との間には、前記作動油タンクの上部に上るための昇降ステップが設けられている
ことを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記作動油タンクの前面には、前記昇降ステップの上面よりも高い位置まで延びる第1ハンドレールが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記上部旋回体の側面には、前記上部旋回体に沿って前後方向に延びるキャットウォークが形成されており、
前記第1ハンドレールは、前記キャットウォークに乗った作業者が把持可能な高さに設定されている
ことを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記昇降ステップは、複数の段で構成されており、最下段が前記キャットウォークから乗り移ることができる位置及び高さに設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記作動油タンクの上面に第2ハンドレールが立設されており、
前記第2ハンドレールは、前記昇降ステップに乗った作業者が把持可能な位置に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
【請求項6】
前記第2ハンドレールの前端は、前記第1ハンドレールの真上又はその近傍に配置されている
ことを特徴とする請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記第1ハンドレール及び前記第2ハンドレールは、上方から見て前記作動油タンクの側面よりも内側に配置されている
ことを特徴とする請求項5に記載の作業機械。
【請求項8】
前記第2ハンドレールは、前記作動油タンクの上面に乗った作業者の落下を防止する、前後方向に延びる部材を含む
ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載の作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧ショベル、油圧クレーン、土木機械等の下部走行体、上部旋回体及び作動油タンクを有する作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、上部旋回体の上部には、この上部旋回体上に設けた各種機器をメンテナンスするためのメンテナンスデッキが設けられた作業機械は知られている(例えば、特許文献1参照)。この作業機械では、上部旋回体の側部からメンテナンスデッキに向かって昇降するように昇降ステップが設けられている。
【0003】
また、上部旋回体の左側にキャットウォークが設けられ、このキャットウォークに乗った作業者が作動油タンクの上面に登る梯子を有する作業機械は知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-249670号公報
特開2020-105779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の建設機械は、比較的小型の作業機械であり、メンテナンスデッキが上部旋回体の中央上部にあるため、昇降ステップから容易にアクセスできるが、特許文献2のような比較的大型の作業機械の場合、メンテナンスデッキは、上部旋回体の中央上部よりも後方に配置されるので、この昇降ステップから直接アクセスすることができない。
【0006】
また、特許文献2の作業機械は、比較的大きな作業機械であるため、作動油タンクの左側面からはみ出すように梯子を設けているが、この梯子は、作動油タンクよりも左側方に出っ張っているため、作業機械の走行時や旋回時に邪魔になる可能性がある。また、作業時等の振動により、作動油タンクの側面との間の固定部に応力が集中して破損しやすいという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上部旋回体上のメンテナンスエリアが比較的後方に設けられている場合であっても、簡単且つ破損しにくい構成で、作業者が安全且つ容易にメンテナンスエリアにアクセスできるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、この発明では、運転室の後方の適切な位置に作動油タンクの上部に上るための昇降ステップを設けるようにした。
【0009】
具体的には、第1の発明では、
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体の前部に設けられた運転室と、
前記上部旋回体における前記運転室の後方に設けられた作動油タンクとを備え、
前記運転室の後面と、前記作動油タンクの前面との間には、前記作動油タンクの上部に上るための昇降ステップが設けられている。
【0010】
上記の構成によると、上部旋回体の側方から昇降ステップを使って作動油タンクの上部に乗り込むことができるので、上部旋回体上部のメンテナンスデッキが比較的後方にある場合でも、この作動油タンクの上部から安全且つ確実にアクセスすることができる。また、特許文献2のような梯子を作動油タンクの側面から出っ張らせて設ける必要なないので、作業時等の振動により、作動油タンクの側面との間の梯子の固定部に応力が集中して破損しやすいという問題も発生しない。
(【0011】以降は省略されています)
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