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公開番号
2025068664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178596
出願日
2023-10-17
発明の名称
タイヤ保持具とタイヤ保持具の製作方法
出願人
株式会社立畠組
代理人
個人
主分類
E02B
3/26 20060101AFI20250422BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】
従来のタイヤを防舷用に使用する場合、現在多く使用されているラジアルタイヤにおいては、表面のゴム層の下に、ベルトと呼ばれる金属の繊維が補強層として設けられており、この金属の繊維があることで、簡単には貫通孔を開ける加工ができないという問題があった。
【解決手段】
タイヤ保持具1は、タイヤ7の内面半径Ri及び該タイヤのリム孔73の半径Rrとの関係から各部の長さを決め、タイヤ7の内側空間に挿入し吊り具8で吊り下げられることで、タイヤ7を防舷用に用いることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤの内面半径及び該タイヤのリム孔の半径との関係から各部の長さを決め、
該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで、
前記タイヤが防舷用に用いられるタイヤ保持具。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
タイヤの内面半径、該タイヤのリム孔の半径及び該タイヤの幅との関係から、
該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで、
前記タイヤが防舷用に用いられるタイヤ保持具。
【請求項3】
前記タイヤの内側空間に挿入する際に、該タイヤのリム孔近傍の該タイヤ側面を押し込むように挿入し、該タイヤの内側空間から簡単に離脱できなくなる形状に各部の長さが決められている請求項1又は請求項2記載のタイヤ保持具。
【請求項4】
タイヤの内面半径及び該タイヤのリム孔の半径を測定し、
その後各部の長さを決め、
該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで前記タイヤが防舷用に用いられるタイヤ保持具の製作方法。
【請求項5】
タイヤの内面半径、該タイヤのリム孔の半径及び該タイヤの幅を測定し、
その後各部の長さを決め、
該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで前記タイヤが防舷用に用いられるタイヤ保持具の製作方法。
【請求項6】
前記タイヤの内側空間に挿入する際に、該タイヤのリム孔近傍の該タイヤ側面を押し込むように挿入し、該タイヤの内側空間から簡単に離脱できなくなる形状に各部の長さが決められる請求項4又は請求項5記載のタイヤ保持具の製作方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海、湖、河川の岸壁や、海、湖、河川に設けられた港の岸壁や桟橋及び前記岸壁や桟橋に接岸する船側に設け、船の接岸時の衝撃を和らげるために吊り下げられて用いられる廃タイヤを吊るすためのタイヤ保持具とそのタイヤ保持具製作方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、廃タイヤを鎖、ワイヤー、ロープ等の吊り具で、岸壁や船側に吊るすためには、廃タイヤに孔を開ける加工をして前記吊り具を取り付けて行う方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-288729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の発明の名称「タイヤを利用した防舷材及びその防舷材の連結支持装置」については、前述のように、タイヤ本体2に貫通穴8を開ける必要があった。ところが、現在廃棄されて入手が容易な廃タイヤは、チューブレスのラジアルタイヤがほとんどであるという問題があった。
【0005】
このラジアルタイヤの場合には、表面のゴム層の下に、ベルトと呼ばれる金属の繊維が補強層として設けられており、この金属の繊維があることで、耐久性が向上している。しかしながら、特許文献1のように廃タイヤに貫通穴8を開けて防舷用に用いるとした場合には、前記の金属の繊維の補強層があることで簡単には貫通穴8を開ける加工ができないという問題があった。
【0006】
特に防舷用に用いられる廃タイヤは、大きな船にも対応できることと、入手が容易なことからバス・トラック用の廃タイヤが多く使用されていた。これは、廃タイヤが防舷機能を発揮するためには、廃タイヤは所定の弾力を備えるようにタイヤの幅(断面幅)で、船が接触する面積が大きいタイヤ厚み(断面高さ)を備えている方が良いためであり、バス・トラック用の廃タイヤであることで、乗用車の廃タイヤに比較して大きくなることで、さらに加工が難しいという問題があった。
【0007】
また、廃タイヤに貫通穴8を開ける加工をするため、貫通穴に加工ミスや貫通穴を通過する金属のフック部5によって貫通穴に無理な力が加わり、貫通穴8の部分に亀裂を生じるおそれがあり、耐久性を損なうという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
第1発明のタイヤ保持具は、タイヤの内面半径及び該タイヤのリム孔の半径との関係から各部の長さを決め、該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで、前記タイヤが防舷用に用いることができる。
第2発明のタイヤ保持具は、タイヤの内面半径、該タイヤのリム孔の半径及び該タイヤの幅との関係から各部の長さを決め、該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで、前記タイヤが防舷用に用いることができる。
第3発明のタイヤ保持具は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記タイヤの内側空間に挿入する際に、該タイヤのリム孔近傍の該タイヤ側面を押し込むように挿入し、該タイヤの内側空間から簡単に離脱できなくなる形状に各部の長さが決められている。
第4発明のタイヤ保持具の製作方法は、タイヤの内面半径及び該タイヤのリム孔の半径を測定し、その後各部の長さを決め、該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで前記タイヤが防舷用に用いることができる。
第5発明のタイヤ保持具の製作方法は、タイヤの内面半径、該タイヤのリム孔の半径及び該タイヤの幅を測定し、その後各部の長さを決め、該タイヤの内側空間に挿入し吊り具で吊り下げられることで前記タイヤが防舷用に用いることができる。
第6発明のタイヤ保持具の製作方法は、請求項4又は請求項5記載の発明において、前記タイヤの内側空間に挿入する際に、該タイヤのリム孔近傍の該タイヤ側面を押し込むように挿入し、該タイヤの内側空間から簡単に離脱できなくなる形状に各部の長さが決められている。
【発明の効果】
【0010】
以上のような、技術的手段を有することにより、以下の効果を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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