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公開番号
2025064557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174413
出願日
2023-10-06
発明の名称
埋込継手構造
出願人
構法開発株式会社
,
株式会社進富
代理人
個人
主分類
E02D
27/00 20060101AFI20250410BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】構造物を地表面に構築する場合の支柱を施工する際に用いられる埋込継手構造において、容易に正確な高さと水平位置、傾きを調整することができ、十分な強度を有する埋込継手構造を提供する。
【解決手段】 地表面6に構築される構造物を支持するための埋込継手構造1であって、地面に少なくとも一部が埋設される管状杭2と、該管状杭の筒状部21に挿入される柱状部材3を備え、管状杭の筒状部の内側中間部には内ダイヤフラム22が設けられ、柱状部材の挿入部には調整部材4が設けられ、管状杭の内ダイヤフラムに柱状部材の下端部又は前記調整部材が当接し、かつ、調整部材により位置決めされた状態で、筒状部に固化材5が充填、固化されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地表面に構築される構造物を支持するための埋込継手構造であって、
地面に少なくとも一部が埋設される管状杭と、
該管状杭の筒状部に挿入される柱状部材を備え、
前記管状杭の前記筒状部の内側中間部には内ダイヤフラムが設けられ、
前記柱状部材には調整部材が設けられ、
前記管状杭の内ダイヤフラムに、前記柱状部材の下端部又は前記調整部材が当接し、かつ、前記調整部材により位置決めされた状態で、前記筒状部に固化材が充填、固化されていることを特徴とする埋込継手構造。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記調整部材が、前記柱状部材の下端部に設けられた高さ調整部材と、前記柱状部材の側部に設けられた位置・傾き調整部材とを含むことを特徴とする請求項1に記載の埋込継手構造。
【請求項3】
前記管状杭の上部外周縁に外ダイヤフラムが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の埋込継手構造。
【請求項4】
前記管状杭が、円柱鋼管、多角柱鋼管のいずれがであり、前記柱状部材が、H形鋼、T形鋼、溝形鋼、I形鋼のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の埋込継手構造。
【請求項5】
前記固化材が、セメント系固化材、セメント混合物、樹脂のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の埋込継手構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、埋込継手構造に関し、詳しくは、地表面に構築される構造物を支持するための埋込継手構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
地表面に構造物を構築する際には、まず、構造物を支持するための基礎杭を施工した後、その基礎杭に架台等を設置して構造物を固定施工する。このような構造物として、例えば太陽光パネルを固定施工する場合の基礎構造の構築に関して、これまで種々の提案がなされている(例えば特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-184433号公報
特許第7214279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、太陽光パネル等の比較的強度の弱い構造物を固定施工する場合には、基礎杭の施工位置を正確に、また、地面に対して鉛直に配設施工する必要がある。しかしながら、通常、太陽光パネルの施工場所の地形は複雑な場合が多く、また、地盤の状態が均一でない場合が多いため、従来の提案では、基礎杭を正確な位置や高さ、また、地表面に対して鉛直に施工するのは非常に困難であった。
【0005】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、構造物を地表面に構築する場合の支柱を施工する際に用いられる埋込継手構造において、容易に正確な高さと水平位置、傾きを調整することができ、さらに十分な強度を有する埋込継手構造を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の埋込継手構造は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであって、以下のことを特徴としている。
【0007】
第1に、本発明の埋込継手構造は、地表面に構築される構造物を支持するための埋込継手構造であって、
地面に少なくとも一部が埋設される管状杭と、
該管状杭の筒状部に挿入される柱状部材を備え、
前記管状杭の前記筒状部の内側中間部には内ダイヤフラムが設けられ、
前記柱状部材には調整部材が設けられ、
前記管状杭の内ダイヤフラムに、前記柱状部材の下端部又は前記調整部材が当接し、かつ、前記調整部材により位置決めされた状態で、前記筒状部に固化材が充填、固化されていることを特徴とする。
第2に、上記第1の発明の埋込継手構造において、前記調整部材が、前記柱状部材の下端部に設けられた高さ調整部材と、前記柱状部材の側部に設けられた位置・傾き調整部材とを含むことが好ましい。
第3に、上記第1又は第2の発明の埋込継手構造において、前記管状杭の上部外周縁に外ダイヤフラムが設けられていることが好ましい。
第4に、上記第1から第3の発明の埋込継手構造において、前記管状杭が、円柱鋼管、多角柱鋼管のいずれがであり、前記柱状部材が、H形鋼、T形鋼、溝形鋼、I形鋼のいずれかであることが好ましい。
第5に、上記第1から第4の発明の埋込継手構造において、前記固化材が、セメント系固化材、セメント混合物、樹脂のいずれかであることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の埋込継手構造によれば、構造物を地表面に構築する場合の支柱を施工する際に用いられる埋込継手構造において、容易に正確な高さと水平位置、傾きを調整することができ、さらに十分な強度を有する埋込継手構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の埋込継手構造の一実施形態を示す概略断面側面図である。
図1の埋込継手構造の概略上視面図である。
本発明の埋込継手構造における調整部材の実施形態を示す概略側面図である。
(1)~(5)は、本発明の埋込継手構造の施工手順の一実施形態を示す施工フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の埋込継手構造について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の埋込継手構造の一実施形態を示す概略断面側面図であり、図2は、その概略上視面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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