TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025069671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179539
出願日
2023-10-18
発明の名称
コネクタハーネス
出願人
日本航空電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
24/60 20110101AFI20250423BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタをバックシェルに対して容易に位置決めでき、且つ、EMIを十分に低減可能なL字形状のコネクタハーネスを提供すること。
【解決手段】コネクタハーネス10は、樹脂部40、ベース基板20、ケーブル50及びコネクタ30を含む成型体11と、第1バックシェル60及び第2バックシェル70を含むバックシェル12とを備えている。ケーブル50は、樹脂部40の内部に位置するベース基板20に接続されている。コネクタ30は、ベース基板20からケーブル50が延びる方向と交差する嵌合方向(Z方向)に沿って延びている。成型体11は、第1突当部42と、第2突当部44とを有している。第1バックシェル60と第2バックシェル70とは、所定方向(Z方向)において互いに組み合わされて溶接されている。第1突当部42は、第1バックシェル60に突き当たっており、第2突当部44は、第2バックシェル70に突き当たっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
嵌合方向に沿って対象物と嵌合可能なコネクタハーネスであって、
前記コネクタハーネスは、成型体と、バックシェルとを備えており、
前記成型体は、樹脂部と、ベース基板と、ケーブルと、コネクタとを備えており、
前記樹脂部は、前記バックシェルによって覆われており、且つ、前記ベース基板を覆っており、
前記ベース基板は、前記樹脂部の内部の所定位置に位置決めされており、
前記ケーブルは、接続端を有しており、
前記接続端は、前記ベース基板に接続されており、
前記コネクタは、前記ベース基板に接続されており、前記ベース基板から前記嵌合方向に沿って延びており、
前記嵌合方向は、前記ケーブルの前記接続端が延びる方向と交差しており、
前記コネクタは、ベースシェルを備えており、
前記バックシェルは、開口部と、立壁部とを有しており、
前記ベースシェルは、前記コネクタハーネスが組み立てられた組立状態において、前記開口部を通過して前記バックシェルの外部に突出しており、
前記立壁部は、前記開口部の縁から延びており、前記組立状態において、前記ベースシェルに接続されており、
前記成型体は、第1突当部と、第2突当部とを有しており、
前記第1突当部と前記第2突当部とは、所定方向における前記成型体の反対側に夫々位置しており、
前記バックシェルは、第1バックシェルと、第2バックシェルとを備えており、
前記組立状態において、前記第1バックシェルと前記第2バックシェルとは、前記所定方向において互いに組み合わされており、前記第1突当部は、前記第1バックシェルに突き当たっており、且つ、前記第2突当部は、前記第2バックシェルに突き当たっており、
前記組立状態において、前記第1バックシェルと前記第2バックシェルとは、互いに溶接されている
コネクタハーネス。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、
前記所定面及び前記反対面は、前記所定方向における前記ベース基板の反対側に夫々位置している
コネクタハーネス。
【請求項3】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、且つ、2つの所定エッジを有しており、
前記2つの所定エッジは、前記所定方向における前記所定面の反対側に夫々位置している
コネクタハーネス。
【請求項4】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、
前記所定面及び前記反対面は、前記嵌合方向における前記ベース基板の反対側に夫々位置している
コネクタハーネス。
【請求項5】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、且つ、2つの所定エッジを有しており、
前記2つの所定エッジは、前記嵌合方向における前記所定面の反対側に夫々位置している
コネクタハーネス。
【請求項6】
請求項2から請求項5までのいずれかに記載のコネクタハーネスであって、
前記樹脂部には、凹部が形成されており、
前記凹部は、前記ベース基板の前記所定面及び前記反対面の夫々に繋がっている
コネクタハーネス。
【請求項7】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記第1バックシェル及び前記第2バックシェルの夫々は、絞り加工品である
コネクタハーネス。
【請求項8】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記ケーブルは、複数の電線を備えており、
前記成型体は、ロケータを備えており、
前記ロケータは、前記電線を位置決めしつつ前記ベース基板に接続し、
前記ロケータは、前記第1突当部及び前記第2突当部の少なくとも一方において、少なくとも部分的に前記成型体の外部に露出している
コネクタハーネス。
【請求項9】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記第1バックシェルは、第1主板と、第1周辺板とを有しており、
前記第1周辺板は、前記第1主板から前記所定方向に沿って延びており、
前記第2バックシェルは、第2主板と、第2周辺板とを有しており、
前記第2周辺板は、前記第2主板から前記所定方向に沿って延びており、
前記第2周辺板には、複数のスリットが形成されており、
前記スリットの夫々は、前記所定方向に沿って延びており、
前記組立状態において、前記成型体の前記第1突当部は、前記第1主板に突き当たっており、前記成型体の第2突当部は、前記第2主板に突き当たっており、
前記組立状態において、前記第2周辺板は、前記第1周辺板の外側に位置しており、前記スリットの夫々の内側には、前記第1周辺板の一部が位置している
コネクタハーネス。
【請求項10】
請求項1記載のコネクタハーネスであって、
前記バックシェルの前記立壁部は、前記嵌合方向と直交する平面において閉じた筒形状を有しており、
前記コネクタの前記ベースシェルは、前記組立状態において、前記立壁部の内部を通過して延びている
コネクタハーネス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブル及びコネクタを含む成型体とバックシェルとを備えるコネクタハーネスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、このタイプのコネクタハーネスが開示されている。
【0003】
図35を参照すると、特許文献1のコネクタ(コネクタハーネス)90は、ケーブル93、接続部(コネクタ)94、基板95及び樹脂部96を含む成型体92と、第1シェル98及びカバー99を含むシールドケース(バックシェル)97とを備えている。コネクタ94は、基板95から相手側コネクタ(図示せず)との嵌合方向に沿って延びている。基板95は、樹脂部96に取り付けられている。ケーブル93の端部は、嵌合方向と直交する方向に沿って延びており、樹脂部96の内部において基板95に接続されている。即ち、特許文献1のコネクタハーネス90は、L字形状を有している。特許文献1に開示されているような従来のL字形状のコネクタハーネスにおいては、コネクタをバックシェルに対して正確に位置決めする(例えば、コネクタをバックシェルから設計された突出量だけ突出させる)ため、バックシェルを曲げ加工で形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-4838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、バックシェルを曲げ加工で形成すると、成型体とバックシェルとの間に不可避的に隙間が形成される。曲げ加工によって形成した従来のバックシェルは、EMI(Electro Magnetic Interference)に対する近年の厳しい要求に応え難い。
【0006】
そこで、本発明は、コネクタをバックシェルに対して容易に位置決めでき、且つ、EMIを十分に低減可能なL字形状のコネクタハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1のコネクタハーネスとして、
嵌合方向に沿って対象物と嵌合可能なコネクタハーネスであって、
前記コネクタハーネスは、成型体と、バックシェルとを備えており、
前記成型体は、樹脂部と、ベース基板と、ケーブルと、コネクタとを備えており、
前記樹脂部は、前記バックシェルによって覆われており、且つ、前記ベース基板を覆っており、
前記ベース基板は、前記樹脂部の内部の所定位置に位置決めされており、
前記ケーブルは、接続端を有しており、
前記接続端は、前記ベース基板に接続されており、
前記コネクタは、前記ベース基板に接続されており、前記ベース基板から前記嵌合方向に沿って延びており、
前記嵌合方向は、前記ケーブルの前記接続端が延びる方向と交差しており、
前記コネクタは、ベースシェルを備えており、
前記バックシェルは、開口部と、立壁部とを有しており、
前記ベースシェルは、前記コネクタハーネスが組み立てられた組立状態において、前記開口部を通過して前記バックシェルの外部に突出しており、
前記立壁部は、前記開口部の縁から延びており、前記組立状態において、前記ベースシェルに接続されており、
前記成型体は、第1突当部と、第2突当部とを有しており、
前記第1突当部と前記第2突当部とは、所定方向における前記成型体の反対側に夫々位置しており、
前記バックシェルは、第1バックシェルと、第2バックシェルとを備えており、
前記組立状態において、前記第1バックシェルと前記第2バックシェルとは、前記所定方向において互いに組み合わされており、前記第1突当部は、前記第1バックシェルに突き当たっており、且つ、前記第2突当部は、前記第2バックシェルに突き当たっており、
前記組立状態において、前記第1バックシェルと前記第2バックシェルとは、互いに溶接されている
コネクタハーネスを提供する。
【0008】
本発明は、第2のコネクタハーネスとして、第1のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、
前記所定面及び前記反対面は、前記所定方向における前記ベース基板の反対側に夫々位置している
コネクタハーネスを提供する。
【0009】
本発明は、第3のコネクタハーネスとして、第1のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、且つ、2つの所定エッジを有しており、
前記2つの所定エッジは、前記所定方向における前記所定面の反対側に夫々位置している
コネクタハーネスを提供する。
【0010】
本発明は、第4のコネクタハーネスとして、第1のコネクタハーネスであって、
前記ベース基板は、所定面と、反対面とを有しており、
前記所定面は、前記ケーブルに接続されており、
前記所定面及び前記反対面は、前記嵌合方向における前記ベース基板の反対側に夫々位置している
コネクタハーネスを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
超音波接合
20日前
日星電気株式会社
平型電線
29日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
4日前
株式会社FLOSFIA
半導体装置
26日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
28日前
株式会社村田製作所
電池
26日前
株式会社村田製作所
電池
27日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
21日前
株式会社村田製作所
電池
26日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
28日前
日星電気株式会社
ケーブルの接続構造
26日前
株式会社村田製作所
電池
26日前
シチズン電子株式会社
発光装置
19日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
19日前
TDK株式会社
コイル部品
12日前
住友電装株式会社
コネクタ
26日前
トヨタバッテリー株式会社
組電池
13日前
株式会社東京精密
ワーク保持装置
1か月前
日本電気株式会社
光学モジュール
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
27日前
株式会社バンダイ
電池収容構造及び玩具
4日前
住友電装株式会社
コネクタ
12日前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
27日前
株式会社アイシン
電池
19日前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
オムロン株式会社
スイッチング素子
27日前
株式会社村田製作所
二次電池
27日前
芝浦メカトロニクス株式会社
基板処理装置
27日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
27日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社AESCジャパン
二次電池
4日前
KDDI株式会社
伸展マスト
28日前
続きを見る
他の特許を見る