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公開番号2025070009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180012
出願日2023-10-19
発明の名称エアフィルタ清掃装置、および空調装置
出願人ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類B01D 46/681 20220101AFI20250424BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】低コスト化と操作性を両立したエアフィルタ清掃装置、エアフィルタ清掃装置を備えた空調装置を提供すること
【解決手段】エアフィルタ清掃装置1は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタ2と、エアフィルタ2を摺動可能に保持するフィルタガイド3と、エアフィルタ2で捕集した塵埃を回収する回転体41と、回収された塵埃を収容するダストボックス5と、エアフィルタ2を手動で摺動させる清掃動作に伴って前記回転体41を回転駆動させる駆動機構と、を有する。エアフィルタ2を手で摺動させることで回転体41が回転してエアフィルタ2で捕集した塵埃を回収するので、モータ等の駆動装置を必要とせず、製造コストを抑えることができる。また、エアフィルタ2はフィルタガイド3に保持されており、摺動動作も容易に行うことができるため、操作性にも優れる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、
前記エアフィルタを摺動可能に保持するフィルタガイドと、
前記エアフィルタで捕集した塵埃を回収する回転体と、
回収された塵埃を収容するダストボックスと、
前記エアフィルタを手動で摺動させる清掃動作に伴って前記回転体を回転駆動させる駆動機構と、を有するエアフィルタ清掃装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記駆動機構は、前記回転体に連結された回転ギアと、前記エアフィルタに設けられたラックとから構成される請求項1記載のエアフィルタ清掃装置。
【請求項3】
前記駆動機構は、前記エアフィルタが第1の方向に移動するときは前記回転体を回転させ、前記エアフィルタが前記第1の方向と反対の第2の方向に移動するときは前記回転体を回転させない請求項2記載のエアフィルタ清掃装置。
【請求項4】
本体内に空気を取り入れる吸気口に、請求項1~3のいずれかに記載のエアフィルタ清掃装置が取り付けられる空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアフィルタに捕集された塵埃を清掃するエアフィルタ清掃装置、およびエアフィルタ清掃装置を備えた空調装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、暖房機や空気清浄機等の空調装置においては、空気中の塵埃が本体内部に流入するのを防止するため吸気口にエアフィルタが設けられている。これにより空気中の塵埃はエアフィルタに捕集されるが、エアフィルタに付着した塵埃を除去せずに空調装置を使用し続けると、本体内部に流入する空気量が低下して空調性能を低下させたり、本体内部が高温になることでエラーや故障の原因となったりするおそれがある。そのため、付着した塵埃を自動で取り除くエアフィルタ清掃装置を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
【0003】
エアフィルタ清掃装置の基本的な構造としては、塵埃を掻き取る清掃手段としてのブラシと、掻き取られた塵埃を収容するダストボックスと、駆動源としてのモータとを備え、モータに指示を出すことでブラシを回転させてエアフィルタに付着した塵埃を除去する。モータは、例えば特許文献1のようにエアフィルタを駆動するものであってもよいし、特許文献2のようにブラシを駆動するものであってもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-138527号公報
特開2016-203067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の構成によれば、自動でエアフィルタの清掃ができるため、清掃の手間を省くことができる。しかしその反面、部品点数や組立工数が増加するため、製造コストの上昇は免れない。よってエアフィルタ清掃装置には、製造コストを抑えつつも、使用者の清掃の手間を軽減することが望まれる。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、駆動源を不要として低コスト化をはかるとともに、操作性に優れたエアフィルタ清掃装置、およびこのエアフィルタ清掃装置を備えた空調装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、
前記エアフィルタを摺動可能に保持するフィルタガイドと、
前記エアフィルタで捕集した塵埃を回収する回転体と、
回収された塵埃を収容するダストボックスと、
前記エアフィルタを手動で摺動させる清掃動作に伴って前記回転体を回転駆動させる駆動機構と、を有するエアフィルタ清掃装置である。
【発明の効果】
【0008】
上述のように構成することにより、低コストかつ、操作性に優れたエアフィルタ清掃装置、および空調装置となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のエアフィルタ清掃装置を備えた空調装置の一例を示す背面図である。
本実施形態のエアフィルタ清掃装置の分解構成図である。
本実施形態のダストボックスの分解構成図である。
本実施形態の第2清掃手段の駆動機構の構成図である。
本実施形態のエアフィルタ清掃装置の要部断面図である。
リブの形状を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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