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公開番号2025070010
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180013
出願日2023-10-19
発明の名称エアフィルタ清掃装置、および空調装置
出願人ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類B01D 46/681 20220101AFI20250424BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】エアフィルタ清掃装置に溜まったゴミ捨ての手間を軽減すること。
【解決手段】エアフィルタ清掃装置1は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタ2と、エアフィルタ2で捕集した塵埃を回収する清掃手段4と、回収された塵埃を収容するダストボックス5と、エアフィルタ2またはダストボックス5のいずれかを摺動可能に保持するガイドレール3とを有する。ダストボックス5は、ガイドレール3に取り付けられるダストボックス本体50と、ダストボックス本体50に着脱自在なダストケース51を備え、ダストケース51に塵埃が収容される収容空間54が形成されている。エアフィルタ2で捕集した塵埃は最終的にダストケース51の収容空間54に収容されるので、使用者は、ダストケース51を取り外すだけで容易に溜まった塵埃を捨てることができ、ゴミ捨ての手間が軽減される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、
前記エアフィルタで捕集した塵埃を回収する清掃手段と、
回収された塵埃を収容するダストボックスと、
前記エアフィルタまたは前記ダストボックスのいずれか一方を摺動可能に保持するガイドレールと、を有し、
前記ダストボックスは、前記ガイドレールに取り付けられるダストボックス本体と、前記ダストボックス本体に着脱自在なダストケースを備え、
前記ダストケースに塵埃が収容される収容空間が形成されているエアフィルタ清掃装置。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
前記清掃手段は前記ダストボックス本体に取り付けられている請求項１記載のエアフィルタ清掃装置。
【請求項３】
前記ダストケースには、前記清掃手段に付着した塵埃を除去する櫛部が設けられており、
前記櫛部は、前記ダストケースの側壁の一部を構成している請求項２記載のエアフィルタ清掃装置。
【請求項４】
前記ガイドレールは、前記エアフィルタを摺動可能に保持し、
前記ダストボックス本体または前記ダストケースのいずれかに、前記エアフィルタの取り外しを防止する係止機構が形成されている請求項３記載のエアフィルタ清掃装置。
【請求項５】
本体内に空気を取り入れる吸気口に、請求項１～４のいずれかに記載のエアフィルタ清掃装置が取り付けられる空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、エアフィルタに捕集された塵埃を清掃するエアフィルタ清掃装置、およびエアフィルタ清掃装置を備えた空調装置に関するものである。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
一般に、暖房機や空気清浄機等の空調装置においては、空気中の塵埃が本体内部に流入するのを防止するため吸気口にエアフィルタが設けられている。これにより空気中の塵埃はエアフィルタに捕集されるが、エアフィルタに付着した塵埃を除去せずに空調装置を使用し続けると、本体内部に流入する空気量が低下して空調性能を低下させたり、本体内部が高温になることでエラーや故障の原因となったりするおそれがある。そのため、付着した塵埃を自動で取り除くエアフィルタ清掃装置を備えたものが提案されている（例えば、特許文献１）。
【０００３】
特許文献１のエアフィルタ清掃装置は、塵埃を掻き取る回転清掃体と、掻き取られた塵埃を収容するダストボックスと、ダストボックスの開口に取り付けられた蓋体を備えており、ダストボックスと蓋体とで回転清掃体が支持されている。エアフィルタの清掃時には、エアフィルタを移動させながら回転清掃体を回転させることで、エアフィルタに付着した塵埃を除去し、除去された塵埃がダストボックスに収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１８－１４０３６０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上述の構成において、ダストボックスに溜まった塵埃（ゴミ）を捨てる際は、エアフィルタ清掃装置ごと取り外す必要がある。さらにその後、蓋を取り外して回転清掃体を取り出さなければならず、手間に感じられてしまう。
【０００６】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、ゴミ捨てにかかる手間を軽減することのできるエアフィルタ清掃装置、およびこのエアフィルタ清掃装置を備えた空調装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、
前記エアフィルタで捕集した塵埃を回収する清掃手段と、
回収された塵埃を収容するダストボックスと、
前記エアフィルタまたは前記ダストボックスのいずれか一方を摺動可能に保持するガイドレールと、を有し、
前記ダストボックスは、前記ガイドレールに取り付けられるダストボックス本体と、前記ダストボックス本体に着脱自在なダストケースを備え、
前記ダストケースに塵埃が収容される収容空間が形成されているエアフィルタ清掃装置である。
【発明の効果】
【０００８】
上述のように構成することにより、ゴミを捨てる際には、使用者はダストケースを取り外すだけでよいので、ゴミ捨ての手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態のエアフィルタ清掃装置を備えた空調装置の一例を示す背面図である。
本実施形態のエアフィルタ清掃装置の分解構成図である。
本実施形態のダストボックスの分解構成図である。
本実施形態の第２清掃手段の駆動機構の構成図である。
本実施形態のエアフィルタ清掃装置の要部断面図である。
リブの形状を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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