TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025070095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180172
出願日
2023-10-19
発明の名称
エレベーターの乗り場ドア装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
13/30 20060101AFI20250424BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】乗り場ドアを閉じたときに第1ドアと第2ドアが重なり合う部分の遮煙性能を向上させる。
【解決手段】第1ドアと第2ドアを有する乗り場ドアを備えるエレベーターの乗り場ドア装置であって、第1ドアは、乗り場ドアを閉じた状態で第2ドアと重なり合う部分に第1遮煙機構を備え、第2ドアは、乗り場ドアを閉じた状態で第1ドアに重なり合う部分に第2遮煙機構を備え、第1遮煙機構は、第1遮煙材を有し、第2遮煙機構は、乗り場ドアを閉じた状態で第1遮煙材が押し当てられる被押し当て部を有し、被押し当て部は、第2ドアのドアパネルの一部を平面視U字形に折り曲げた状態で形成された折り曲げ部によって構成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ドアと第2ドアを有する乗り場ドアを備えるエレベーターの乗り場ドア装置であって、
前記第1ドアは、前記乗り場ドアを閉じた状態で前記第2ドアと重なり合う部分に第1遮煙機構を備え、
前記第2ドアは、前記乗り場ドアを閉じた状態で前記第1ドアに重なり合う部分に第2遮煙機構を備え、
前記第1遮煙機構は、第1遮煙材を有し、
前記第2遮煙機構は、前記乗り場ドアを閉じた状態で前記第1遮煙材が押し当てられる被押し当て部を有し、
前記被押し当て部は、前記第2ドアのドアパネルの一部を平面視U字形に折り曲げた状態で形成された折り曲げ部によって構成されている
エレベーターの乗り場ドア装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1ドアは、前記第1遮煙機構の上端部を塞ぐとともに、前記第2ドアと対向する部分に第2遮煙材が配置された塞ぎ機構を有し、
前記折り曲げ部は、前記乗り場ドアを閉じた状態では、前記折り曲げ部の全幅にわたって前記第2遮煙材に接触するように配置される
請求項1に記載のエレベーターの乗り場ドア装置。
【請求項3】
前記第2遮煙材の幅寸法は、前記折り曲げ部の幅寸法よりも大きい
請求項2に記載のエレベーターの乗り場ドア装置。
【請求項4】
前記第2遮煙機構は、乗り場の敷居と接触する状態で前記第2ドアの下部に配置された第3遮煙材と、前記第3遮煙材を取り付けるために前記第2ドアの下部に配置された遮煙材取り付け部材とを有する
請求項1に記載のエレベーターの乗り場ドア装置。
【請求項5】
前記遮煙材取り付け部材は、前記第2ドアの下部に固定される固定部と、前記第3遮煙材が取り付けられる取付部とを一体に有する
請求項4に記載のエレベーターの乗り場ドア装置。
【請求項6】
前記第3遮煙材及び前記取付部は、それぞれ平面視U字形に形成されている
請求項5に記載のエレベーターの乗り場ドア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターの乗り場ドア装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベーター付きの建屋では、建屋の階床ごとに、乗り場ドア装置が設置されている。乗り場ドア装置は、開閉可能な乗り場ドアを備え、建屋の各階床に設けられるエレベーターの出入口を乗り場ドアによって開閉する。乗り場ドア装置は遮煙機構を備えている。遮煙機構は、エレベーターの乗り場と昇降路との間で煙の流れを遮るための機構である。遮煙機構を備える乗り場ドア装置として、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-179028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エレベーターの乗り場ドア装置は、乗り場ドアの開閉方式の違いにより、片開き式と両開き式に大別される。片開き式の乗り場ドア装置は、第1ドアと第2ドアを有する乗り場ドアを備える。第1ドアと第2ドアは、乗り場ドアを完全に閉じたときにドア同士が部分的に重なり合うように配置される。従来の片開き式の乗り場ドア装置においては、乗り場ドアを閉じた状態で第1ドアと第2ドアが重なり合う部分に遮煙機構が設けられているが、当該遮煙機構の遮煙性能が必ずしも十分とは言えなかった。
【0005】
本発明の目的は、乗り場ドアを閉じたときに第1ドアと第2ドアが重なり合う部分の遮煙性能を向上させることができるエレベーターの乗り場ドア装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば、特許請求の範囲に記載された構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一つを挙げるならば、第1ドアと第2ドアを有する乗り場ドアを備えるエレベーターの乗り場ドア装置であって、第1ドアは、乗り場ドアを閉じた状態で第2ドアと重なり合う部分に第1遮煙機構を備え、第2ドアは、乗り場ドアを閉じた状態で第1ドアに重なり合う部分に第2遮煙機構を備え、第1遮煙機構は、第1遮煙材を有し、第2遮煙機構は、乗り場ドアを閉じた状態で第1遮煙材が押し当てられる被押し当て部を有し、被押し当て部は、第2ドアのドアパネルの一部を平面視U字形に折り曲げた状態で形成された折り曲げ部によって構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、乗り場ドアを閉じたときに第1ドアと第2ドアが重なり合う部分の遮煙性能を向上させることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エレベーターの乗り場ドア装置を乗り場側から見た図である。
比較形態に係る乗り場ドア装置を図1のA方向から見た図である。
図3Aは、比較形態に係る乗り場ドア装置において、第2ドアを昇降路側から見た図であり、図3Bは、比較形態に係る乗り場ドア装置において、第2ドアに取り付けられる遮煙材取り付け部材及び当て板を示す図である。
比較形態に係る乗り場ドア装置において、第2ドアの下部を図2のB方向から見た図である。
比較形態に係る乗り場ドア装置を昇降路側から見た斜視図である。
比較形態に係る乗り場ドア装置において、第1ドアにおける第1遮煙機構及び塞ぎ機構の配置を昇降路側から見た斜視図である。
比較形態に係る乗り場ドア装置において、乗り場ドアの上部における塞ぎ機構の配置状態を示す図である。
実施形態に係る乗り場ドア装置を図1のA方向から見た図である。
実施形態に係る乗り場ドア装置において、第2ドアの下部を図8のC方向から見た図である。
実施形態に係る乗り場ドア装置において、塞ぎ機構とドアパネルの配置状態を図1のA方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本明細書及び図面においては、実質的に同一の機能又は構成を有する要素については、同一の符号を付し、重複する説明は適宜、省略する。また、以下の記載及び図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の便宜上、省略及び簡略化されていることがある。各構成要素は、特に限定しない限り、単数でも複数でも構わない。
【0010】
<乗り場ドア装置の構成>
図1は、エレベーターの乗り場ドア装置を乗り場側から見た図である。
図1に示すように、乗り場ドア装置10は、2つのドア11,12を有する片開き式の乗り場ドア13を備えている。本実施形態において、ドア11は第1ドアに相当し、ドア12は第2ドアに相当する。このため、以降の説明では、ドア11を第1ドア11と記し、ドア12を第2ドア12と記す。第1ドア11と第2ドア12は、エレベーターの乗り場側から見て奥行き方向に位置をずらして配置されている。本実施形態において、第1ドア11は、第2ドア12よりも昇降路側に配置され、第2ドア12は、第1ドア11よりも乗り場側に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社日立製作所
制御装置
13日前
株式会社日立製作所
放射線モニタ
25日前
株式会社日立製作所
エレベーター
3日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
13日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
13日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
13日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
13日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
26日前
株式会社日立製作所
乗客コンベア
3日前
株式会社日立製作所
乗客コンベア
3日前
株式会社日立製作所
状態検知装置
27日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
3日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
13日前
株式会社日立製作所
エレベーター
3日前
株式会社日立製作所
エレベーター
3日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
3日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
3日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
26日前
株式会社日立製作所
エレベーター装置
3日前
株式会社日立製作所
漏水検出システム
3日前
株式会社日立製作所
スクリュー圧縮機
25日前
株式会社日立製作所
エレベーター装置
3日前
株式会社日立製作所
電磁波処理システム
21日前
株式会社日立製作所
タスク管理システム
25日前
株式会社日立製作所
ボルトの緩み検出装置
5日前
株式会社日立製作所
電力変換装置の冷却構造
3日前
株式会社日立製作所
巻上機及びエレベーター
3日前
株式会社日立製作所
ガイドレールの高さ調整装置
3日前
株式会社日立製作所
オーバーホール計画作成装置
18日前
株式会社日立製作所
電力系統監視装置および方法
18日前
株式会社日立製作所
位置推定システムおよび方法
25日前
株式会社日立製作所
情報処理装置及び情報処理方法
25日前
株式会社日立製作所
蓄電池の制御方法及び制御装置
25日前
株式会社日立製作所
エレベーターの乗り場ドア装置
3日前
株式会社日立製作所
蓄電池システム及びその制御方法
11日前
株式会社日立製作所
細胞剥離装置および細胞剥離方法
4日前
続きを見る
他の特許を見る