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公開番号
2025070196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180333
出願日
2023-10-19
発明の名称
駆動輪及び台車
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60K
17/30 20060101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約
【課題】差動式の全方向移動機構を備えつつ、車軸回りの配置の自由度を向上すること。
【解決手段】同軸上の第一入力軸25A及び第二入力軸25Bと、出力軸(第一出力軸40A、第二出力軸40B)と、第一入力軸の回転力を第一出力軸に伝達する第一伝達機構13Aと、第二入力軸の回転力を第二出力軸に伝達する第二伝達機構13Bと、車輪15が固定される回転自在な車軸37と、出力軸の回転力を車軸に伝達する動力変換機構と、車軸を介して車輪を旋回可能に支持する旋回軸35と、を備え、第一伝達機構は、一対の第一巻掛車33Aa,33Abと、各第一巻掛車33Aa,33Abに掛け回される無端状の第一巻掛伝動部材33Acと、を有する第一巻掛伝動機構33Aを含み、第二伝達機構は、一対の第二巻掛車33Ba,33Bbと、各第二巻掛車33Ba,33Bbに掛け回される無端状の第二巻掛伝動部材33Bcと、を有する第二巻掛伝動機構33Bを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
同軸上の第一入力軸及び第二入力軸と、
出力軸と、
前記第一入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第一伝達機構と、
前記第二入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第二伝達機構と、
車輪が固定される回転自在な車軸と、
前記出力軸の回転力を前記車軸に伝達する動力変換機構と、
前記車軸を介して前記車輪を旋回可能に支持する旋回軸と、
を備え、
前記第一伝達機構と前記第二伝達機構の少なくとも一方は、一対の巻掛車と、各前記巻掛車に掛け回される無端状の巻掛伝動部材と、を有する巻掛伝動機構を含む、
駆動輪。
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【請求項2】
前記第一伝達機構は、一対の第一巻掛車と、各前記第一巻掛車に掛け回される無端状の第一巻掛伝動部材と、を有する第一巻掛伝動機構を含み、
前記第二伝達機構は、一対の第二巻掛車と、各前記第二巻掛車に掛け回される無端状の第二巻掛伝動部材と、を有する第二巻掛伝動機構を含む、
請求項1に記載の駆動輪。
【請求項3】
前記第一伝達機構は、各前記第一巻掛車が前記第一入力軸と前記出力軸とにそれぞれ固定され、
前記第二伝達機構は、各前記第二巻掛車が前記第二入力軸と前記出力軸とにそれぞれ固定される、
請求項2に記載の駆動輪。
【請求項4】
前記出力軸は、別軸上の第一出力軸及び第二出力軸を含み、
前記第一伝達機構は、前記第一入力軸の回転力を前記第一出力軸に伝達し、
前記第二伝達機構は、前記第二入力軸の回転力を前記第二出力軸に伝達し、
前記動力変換機構は、前記第一出力軸の回転力を前記車軸の一端部に伝達する第一動力変換機構、及び前記第二出力軸の回転力を前記車軸の他端部に伝達する第二動力変換機構を含む、
請求項1に記載の駆動輪。
【請求項5】
前記出力軸は、単一である、
請求項1に記載の駆動輪。
【請求項6】
前記車軸の軸心に交差して鉛直方向に沿う前記車輪の回転軸心を、前記旋回軸の軸心に対して前記車軸の軸心に直交する水平方向にずれて配置する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動輪。
【請求項7】
駆動輪と、
前記駆動輪が取付けられる台車本体と、
を備え、
前記駆動輪は、
同軸上の第一入力軸及び第二入力軸と、
出力軸と、
前記第一入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第一伝達機構と、
前記第二入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第二伝達機構と、
車輪が固定される回転自在な車軸と、
前記出力軸の回転力を前記車軸に伝達する動力変換機構と、
前記車軸を介して前記車輪を旋回可能に支持する旋回軸と、
を備え、
前記第一伝達機構と前記第二伝達機構の少なくとも一方は、一対の巻掛車と、各前記巻掛車に掛け回される無端状の巻掛伝動部材と、を有する巻掛伝動機構を含む、
台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動輪及び台車に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に駆動輪及び駆動輪を用いた台車について開示されている。この駆動輪は、同軸上に配置される第一入力軸及び第二入力軸と、別軸上に配置される第一出力軸及び第二出力軸と、第一入力軸の回転力を第一出力軸に伝達する第一平歯車機構と、第二入力軸の回転力を第二出力軸に伝達する第二平歯車機構と、車軸に連結される車輪と、車軸を介して車輪を旋回可能に支持する旋回軸と、第一出力軸の回転力を車軸の一端部に伝達する第一動力変換機構と、第二出力軸の回転力を車軸の他端部に伝達する第二動力変換機構と、を備えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-024033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の駆動輪は、差動式の全方向移動機構を備える。そして、このような差動式の全方向移動機構を備えた構成において、車輪の配置の自由化が望まれている。具体的には、特許文献1において、車輪の幅が大きくなった場合、車軸が長くなり、これに伴って第一出力軸及び第一動力変換機構と第二出力軸及び第二動力変換機構の距離が大きく離れ、伝達機構である第一平歯車機構及び第二平歯車機構が大型化してしまい、駆動輪の幅方向(車軸の軸方向)寸法が大きくなってしまう懸念がある。また、車輪のオフセット位置が遠くなった場合でも、同様に伝達機構が大型化してしまう懸念がある。従って、伝達機構の大型化を抑えることができれば、駆動輪をコンパクト化できる。
【0005】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、差動式の全方向移動機構を備えつつ、小型化を図ることのできる駆動輪及び台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための本開示の一態様の駆動輪は、同軸上の第一入力軸及び第二入力軸と、出力軸と、前記第一入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第一伝達機構と、前記第二入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第二伝達機構と、車輪が固定される回転自在な車軸と、前記出力軸の回転力を前記車軸に伝達する動力変換機構と、前記車軸を介して前記車輪を旋回可能に支持する旋回軸と、を備え、前記第一伝達機構と前記第二伝達機構の少なくとも一方は、一対の巻掛車と、各前記巻掛車に掛け回される無端状の巻掛伝動部材と、を有する巻掛伝動機構を含む。
【0007】
上記駆動輪の望ましい態様として、前記第一伝達機構は、一対の第一巻掛車と、各前記第一巻掛車に掛け回される無端状の第一巻掛伝動部材と、を有する第一巻掛伝動機構を含み、前記第二伝達機構は、一対の第二巻掛車と、各前記第二巻掛車に掛け回される無端状の第二巻掛伝動部材と、を有する第二巻掛伝動機構を含む。
【0008】
上記駆動輪の望ましい態様として、前記第一伝達機構は、各前記第一巻掛車が前記第一入力軸と前記出力軸とにそれぞれ固定され、前記第二伝達機構は、各前記第二巻掛車が前記第二入力軸と前記出力軸とにそれぞれ固定される。
【0009】
上記駆動輪の望ましい態様として、前記出力軸は、別軸上の第一出力軸及び第二出力軸を含み、前記第一伝達機構は、前記第一入力軸の回転力を前記第一出力軸に伝達し、前記第二伝達機構は、前記第二入力軸の回転力を前記第二出力軸に伝達し、前記動力変換機構は、前記第一出力軸の回転力を前記車軸の一端部に伝達する第一動力変換機構、及び前記第二出力軸の回転力を前記車軸の他端部に伝達する第二動力変換機構を含む。
【0010】
上記駆動輪の望ましい態様として、前記出力軸は、単一である。
(【0011】以降は省略されています)
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