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公開番号2025070339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180577
出願日2023-10-19
発明の名称昇降天板付き什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 9/20 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】可動側遮蔽部材と固定側遮蔽部材の物理的な干渉による可動側遮蔽部材の昇降作動の妨げや異音の発生を抑制することができる昇降天板付き什器を提供する。
【解決手段】昇降天板付き什器は、昇降装置10と、天板と、固定側遮蔽部材と、可動側遮蔽部材と、を備える。昇降装置10は固定脚11と可動脚12を有する。天板は可動脚12に連結される。固定側遮蔽部材は、下端が接地され、かつ昇降装置10の外側と内側を遮蔽する。可動側遮蔽部材は、天板とともに昇降し、かつ昇降装置10の外側と内側を遮蔽する。可動側遮蔽部材と固定側遮蔽部材は、上下方向に相対移動可能に側面同士が対向する。可動側遮蔽部材と固定側遮蔽部材の互いに対向する側面の間には、当該側面間の隙間が狭まる方向に圧縮変形可能な緩衝部材が配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
下端が接地される固定脚、及び当該固定脚に対して昇降する可動脚を有する昇降装置と、
前記可動脚に連結される天板と、
下端が接地され、かつ、前記天板の幅方向について当該天板の中央から離間する側を外側、当該天板の中央に近接する側を内側としたときに、前記昇降装置の前記外側と前記内側を遮蔽する固定側遮蔽部材と、
前記天板とともに昇降し、かつ前記昇降装置の前記外側と前記内側を遮蔽する可動側遮蔽部材と、を備え、
前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材は、上下方向に相対移動可能に側面同士が対向して配置され、
前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材の対向する前記側面の間には、当該側面間の隙間が狭まる方向に圧縮変形可能な緩衝部材が配置されていることを特徴とする昇降天板付き什器。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材は、鉛直方向及び前記幅方向と交差する方向に長尺に延びる扁平な水平断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の昇降天板付き什器。
【請求項3】
前記緩衝部材は、前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材のうちの内周側に位置される遮蔽部材の前記幅方向の前記外側に向く面と、前記遮蔽部材の前記幅方向の前記内側に向く面に夫々臨んで配置されていることを特徴とする請求項2に記載の昇降天板付き什器。
【請求項4】
前記緩衝部材は、互いに対向する前記側面の一方と他方に夫々取り付けられ、各前記側面に取り付けられる前記緩衝部材は、上下方向で互いにラップしない位置に配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の昇降天板付き什器。
【請求項5】
前記緩衝部材は、前記可動側遮蔽部材の前記側面の上下方向の中央位置よりも下方の下方領域と、前記固定側遮蔽部材の前記側面の上下方向の中央位置よりも上方の上方領域に夫々取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の昇降天板付き什器。
【請求項6】
前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材は、鉛直方向及び前記幅方向と交差する方向の端部に向かって相互に対向する周壁の離間幅が狭まるように傾斜する傾斜壁部を有し、
前記緩衝部材は、前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材の前記傾斜壁部の互いに対向する前記側面の間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の昇降天板付き什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降可能な天板を備えた昇降天板付き什器に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
デスク装置等の天板を有する什器として、昇降可能な天板を備えた昇降天板付き什器が知られている。昇降天板付き什器は、天板が昇降装置によって昇降可能に支持されている。昇降装置は、床面に接地される固定脚と、固定脚に昇降可能に保持された可動脚とを有し、可動脚の上部に天板が固定されている。
【0003】
この種の昇降天板付き什器として、什器の脚部を兼ねる一対の昇降装置が天板の幅方向の両側部に設けられ、各昇降装置の周域が固定側遮蔽部材と可動側遮蔽部材によって覆われたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に記載の昇降天板付き什器は、固定側遮蔽部材の下端が床面に接地され、可動側遮蔽部材の上部が天板の下面に連結されている。そして、可動側遮蔽部材は上下方向に昇降可能に固定側遮蔽部材に嵌め合わされている。固定側遮蔽部材と可動側遮蔽部材の相互に対向する側面の間には、両者の上下方向の相対移動を許容するために隙間が設けられている。
この昇降天板付き什器は、昇降装置の可動脚の動作に連動して可動側遮蔽部材が昇降するため、天板の高さ調整に拘わらず常に昇降装置を外部から覆い隠すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7064341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の昇降天板付き什器は、機能やデザイン面での要求等から昇降装置の周囲を覆う遮蔽部材(固定側遮蔽部材、及び、可動側遮蔽部材)の大きさや形状が決められる。しかし、可動側遮蔽部材が大型化すると、天板の昇降に伴う可動側遮蔽部材の周壁の振れ量が増大し易い。そして、可動側遮蔽部材の周壁の振れ量が増大すると、可動側遮蔽部材と固定側遮蔽部材の物理的な干渉によって可動側遮蔽部材の円滑な昇降動作の妨げや、異音の発生を招き易くなる。このため、現在、これらの点の改善が望まれている。
【0007】
そこで本発明は、可動側遮蔽部材と固定側遮蔽部材の物理的な干渉による可動側遮蔽部材の昇降作動の妨げや異音の発生を抑制することができる昇降天板付き什器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る昇降天板付き什器は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る昇降天板付き什器は、下端が接地される固定脚、及び当該固定脚に対して昇降する可動脚を有する昇降装置と、前記可動脚に連結される天板と、下端が接地され、かつ、前記天板の幅方向について当該天板の中央から離間する側を外側、当該天板の中央に近接する側を内側としたときに、前記昇降装置の前記外側と前記内側を遮蔽する固定側遮蔽部材と、前記天板とともに昇降し、かつ前記昇降装置の前記外側と前記内側を遮蔽する可動側遮蔽部材と、を備え、前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材は、上下方向に相対移動可能に側面同士が対向して配置され、前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材の対向する前記側面の間には、当該側面間の隙間が狭まる方向に圧縮変形可能な緩衝部材が配置されていることを特徴とする。
【0009】
本構成の昇降天板付き什器では、可動側遮蔽部材と固定側遮蔽部材の側面間の隙間が狭まると、当該隙間に配置された緩衝部材が圧縮変形し、それによって側面同士が直接接触しなくなる。また、側面同士が近接する方向に可動側遮蔽部材が勢い良く動いた場合でも、可動側遮蔽部材の急激な動きを緩衝部材によって緩和することができる。このため、可動側遮蔽部材の振れも干渉部材によって抑制することができる。
【0010】
前記可動側遮蔽部材と前記固定側遮蔽部材は、鉛直方向及び前記幅方向と交差する方向に長尺に延びる扁平な水平断面形状に形成されるようにしても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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