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公開番号
2025070619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181081
出願日
2023-10-20
発明の名称
着色組成物、膜、カラーフィルタ、固体撮像素子、及び画像表示装置
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
G02B
5/20 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】本発明は、保存安定性、現像性に優れ、高温高湿環境下で異物が発生しにくい膜を形成できる着色組成物の提供を目的とする。
【解決手段】色材(A)、樹脂(B)、及び有機溶剤(C)を含む着色組成物であって、前記色材(A)が、緑色色材(A1)、及び青色色材(A2)を含み、前記緑色色材(A1)が、特定の一般式(1)で表される緑色色材(a1)を含む、着色組成物によって解決できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
色材(A)、樹脂(B)、及び有機溶剤(C)を含む着色組成物であって、
前記色材(A)が、緑色色材(A1)、及び青色色材(A2)を含み、
前記緑色色材(A1)が、下記一般式(1)で表される緑色色材(a1)を含む、着色組成物。
一般式(1)
JPEG
2025070619000037.jpg
73
74
(一般式(1)中、X
1
~X
16
は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又は-Y
1
-R
1
を表し、Y
1
は、2価の連結基を表し、R
1
は、1価の有機基を表す。ただし、X
1
~X
16
のうち少なくとも1つはハロゲン原子を表し、少なくとも1つは-Y
1
-R
1
を表す。
Mは、金属原子、金属酸化物、又は金属ハロゲン化物を表す。)
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記青色色材(A2)の含有量が、前記一般式(1)で表される緑色色材(a1)100質量部に対して、0.1~100質量部である、請求項1に記載の着色組成物。
【請求項3】
前記青色色材(A2)が、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、及びC.I.ピグメントブルー16からなる群から選ばれる1種以上を含む、請求項1に記載の着色組成物。
【請求項4】
前記樹脂(B)が、芳香族カルボキシル基を有する樹脂(B1)を含む、請求項1に記載の着色組成物。
【請求項5】
更に、塩基性基を有する顔料誘導体(D)を含む、請求項1に記載の着色組成物。
【請求項6】
更に、重合性化合物(E)、及び重合開始剤(F)を含む、請求項1に記載の着色組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の着色組成物から形成されてなる膜。
【請求項8】
請求項7に記載の膜を有するカラーフィルタ。
【請求項9】
請求項8に記載のカラーフィルタを有する固体撮像素子。
【請求項10】
請求項8に記載のカラーフィルタを有する画像表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固体撮像素子、及び画像表示装置等に使用するカラーフィルタの形成に使用する着色組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、液晶表示装置、有機EL表示装置、デジタルカメラ、スマートフォン、赤外線センサ等の普及から、これらに使用されるカラーフィルタの需要が伸びている。カラーフィルタは、通過光を色分解し、それらの色が合成され画像を形成する。そのため、カラーフィルタには、高輝度、高コントラスト、色再現性が求められる。
【0003】
輝度、コントラスト、色再現性に優れた着色剤として、特許文献1~4に記載されたフタロシアニン化合物を用いることが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-113732号公報
特開2021-056382号公報
国際公開第2023/002875号
国際公開第2023/120268号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1~4に記載されたフタロシアニン化合物について鋭意検討したところ、これらフタロシアニン化合物を用いた着色組成物は、保存中に異物が発生することが分かった。また、現像残渣の問題や高温高湿環境下で膜に異物が発生する問題があることも分かった。
【0006】
本発明は、保存安定性、現像性に優れ、高温高湿環境下で異物が発生しにくい膜を形成できる着色組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、色材(A)、樹脂(B)、及び有機溶剤(C)を含む着色組成物であって、
前記色材(A)が、緑色色材(A1)、及び青色色材(A2)を含み、
前記緑色色材(A1)が、下記一般式(1)で表される緑色色材(a1)を含む着色組成物に関する。
【0008】
一般式(1)
JPEG
2025070619000001.jpg
73
74
(一般式(1)中、X
1
~X
16
は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又は-Y
1
-R
1
を表し、Y
1
は、2価の連結基を表し、R
1
は、1価の有機基を表す。ただし、X
1
~X
16
のうち少なくとも1つはハロゲン原子を表し、少なくとも1つは-Y
1
-R
1
を表す。
Mは、金属原子、金属酸化物、又は金属ハロゲン化物を表す。)
【発明の効果】
【0009】
上記の本発明によれば、保存安定性、現像性に優れ、高温高湿環境下で異物が発生しにくい膜を形成できる着色組成物を提供できる。また、本発明は、膜、カラーフィルタ、固体撮像素子、及び画像表示装置を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の着色組成物を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではなく、課題を解決可能な範囲内で変形して実施できる。
(【0011】以降は省略されています)
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