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公開番号
2025070789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181335
出願日
2023-10-20
発明の名称
認証プログラム、認証装置、及び認証システム
出願人
株式会社ドッドウエルビー・エム・エス
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
21/31 20130101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザが利用する携帯電話端末の電話番号を用いて認証することにより、コストを抑制しつつセキュリティ性の向上を図ることができる認証プログラム、認証装置、及び認証システムを提供する。
【解決手段】認証プログラムは、携帯電話端末20の電話番号を用いた認証処理を行う認証システム1のコンピュータを、認証用パスワードと携帯電話端末20の電話番号を登録情報として受け付ける登録情報受付手段、認証用パスワードを用いてパスワード認証を行うパスワード認証手段、位置情報を携帯電話端末20から取得する位置情報取得手段、パスワード認証に成功したユーザの携帯電話端末20に地域別電話番号を通知する電話番号通知手段、地域別電話番号に着信を受けると、発信電話番号を取得する発信情報取得手段、発信電話番号と登録情報受付手段によって受け付けられた電話番号を照合する電話番号認証手段、として機能させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが利用する携帯電話端末の電話番号を用いた認証処理を行う認証システムのコンピュータを、
前記ユーザの認証用パスワードと、前記携帯電話端末の前記電話番号と、を登録情報として受け付ける登録情報受付手段、
前記認証用パスワードを用いてパスワード認証を行うパスワード認証手段、
前記ユーザの位置情報を前記携帯電話端末から取得する位置情報取得手段、
前記パスワード認証に成功した前記ユーザの前記携帯電話端末に、前記位置情報取得手段が取得した前記位置情報に対応付けられた地域別電話番号を通知する電話番号通知手段、
前記地域別電話番号に着信を受けると、該着信に係る発信電話番号を含む発信情報を取得する発信情報取得手段、
前記発信情報取得手段が取得した前記発信電話番号と前記登録情報受付手段によって受け付けられた前記電話番号を照合する電話番号認証手段、として機能させることを特徴とする認証プログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記認証プログラムは、前記コンピュータを、前記認証システムの利用予定時刻を含む予定情報を受け付ける予定情報受付手段、として機能させ、
前記発信情報取得手段は、前記地域別電話番号に前記着信を受けると、該着信に係る前記発信電話番号及び着信時刻を取得し、
前記電話番号認証手段は、前記着信時刻と前記利用予定時刻を照合することを特徴とする請求項1に記載の認証プログラム。
【請求項3】
前記地域別電話番号は、前記位置情報及び前記利用予定時刻の少なくともいずれか一方が入力された一方向性関数の出力に対応づけられていることを特徴とする請求項2に記載の認証プログラム。
【請求項4】
前記予定情報は、前記利用予定時刻と共に、前記ユーザが前記認証システムを利用する際の利用予定位置を含み、
前記電話番号認証手段は、前記位置情報取得手段が取得した前記位置情報と前記利用予定位置を照合することを特徴とする請求項2に記載の認証プログラム。
【請求項5】
前記認証プログラムは、前記コンピュータを、前記電話番号認証手段による照合が成功した際に、建物に関する一以上の貴重品を収納し、施錠及び解錠管理される貴重品収納装置に対して解錠許可信号を送信する解錠許可信号送信手段、として機能させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の認証プログラム。
【請求項6】
前記電話番号通知手段は、前記地域別電話番号を前記貴重品収納装置が備える表示部に表示させる電話番号表示指示信号を、前記貴重品収納装置に送信することを特徴する請求項5に記載の認証プログラム。
【請求項7】
前記貴重品収納装置は、前記ユーザが所持する識別情報記憶媒体から前記ユーザを識別可能なユーザ識別情報を読み取る識別情報読取手段を備え、
前記認証プログラムは、前記コンピュータを、前記識別情報読取手段が読み取った前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段、
前記ユーザ識別情報を照合するユーザ識別情報認証手段、として機能させ、
前記登録情報受付手段は、前記ユーザ識別情報を登録情報として受け付け、
前記ユーザ識別情報認証手段は、前記ユーザ識別情報取得手段が取得した前記ユーザ識別情報と前記登録情報受付手段が受け付けた前記ユーザ識別情報を照合することを特徴とする請求項5に記載の認証プログラム。
【請求項8】
請求項1に記載のコンピュータを備える認証装置であって、前記コンピュータに前記認証プログラムを実行させる認証装置。
【請求項9】
請求項8に記載の認証装置と、請求項5に記載の貴重品収納装置と、を備えた認証システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、認証プログラム、認証装置、及び認証システムに係り、特に電話番号を用いた認証処理を行う認証プログラム、認証装置、及び認証システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、集合住宅、又は商業施設等の建物には、電気室、エレベータ機械室、及び貯水槽室等の共用設備が設置された立入制限区画が存在する。このような立入制限区画は、鍵によって施錠管理されて、入室が制限されている。そのため、保守作業者が共用設備の保守作業を行う際には、管理人、又は警備担当者から、立入制限区画に入室するための鍵を借り受ける必要がある。したがって、管理人又は警備担当者が不在の場合には、鍵を借り受けることができないだけでなく、保守作業の遅延を招くこととなる。
【0003】
そこで、従来、建物の管理人、又は警備担当者が不在であっても鍵の貸借及び返却を可能とする鍵管理システムが提案されている。特許文献1には、管理人が天災地変等のトラブルに巻き込まれて不在となった場合であっても、予め権限を与えられた特定人が、管理人室に入室し、立入制限区画に入室するための鍵を入手することができるセキュリティシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-151739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1に開示された技術により、管理人が不在の場合であっても、特定人は、管理人室に入室して鍵を借り受けることが可能となる。しかしながら、特許文献1に記載された貴重品管理システムに対して、更なる改善が望まれていた。すなわち、集合住宅や商業施設等の立入制限区画というセキュリティ上の重要性を鑑みた場合に、立入制限区画に入室する者の正当性を判定する認証システムのセキュリティ性の向上が望まれていた。
【0006】
具体的には、特許文献1に開示された技術では、認証用パスワード、及び生体情報(指紋や虹彩)を用いて立入制限区画に入室する者の認証を行う。しかしながら、パスワードを用いた認証システムは、パスワードが第三者に知られた場合に、なりすましを防止することができないという問題があった。また、生体情報認証システムは、生体情報を取得するための専用の装置が必要なため、導入費用が発生するという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザが利用する携帯電話端末の電話番号を用いて認証することにより、コストを抑制しつつセキュリティ性の向上を図ることができる認証プログラム、認証装置、及び認証システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、本発明の認証プログラムによれば、ユーザが利用する携帯電話端末の電話番号を用いた認証システムのコンピュータを、前記ユーザの認証用パスワードと、前記携帯電話端末の前記電話番号と、を登録情報として受け付ける登録情報受付手段、前記認証用パスワードを用いてパスワード認証を行うパスワード認証手段、前記ユーザの位置情報を前記携帯電話端末から取得する位置情報取得手段、前記パスワード認証に成功した前記ユーザの前記携帯電話端末に、前記位置情報取得手段が取得した前記位置情報に対応付けられた地域別電話番号を通知する電話番号通知手段、前記地域別電話番号に着信を受けると、該着信に係る発信電話番号を含む発信情報を取得する発信情報取得手段、前記発信情報取得手段が取得した前記発信電話番号と前記登録情報受付手段によって受け付けられた前記電話番号を照合する電話番号認証手段、として機能させることにより解決される。
【0009】
上記構成によれば、認証プログラムは、認証システムのコンピュータを、認証用パスワードを用いてユーザの認証を行うパスワード認証手段、及びユーザの携帯電話端末の電話番号を用いてユーザを認証する電話番号認証手段として機能させる。そのため、生体情報を取得するための専用の装置を導入することなく、偽造することができない電話番号を用いてユーザの認証を行うため、コストを抑制しつつセキュリティ性の向上を図ることが可能となる。
また、認証プログラムは、ユーザの位置情報に基づいて、予め地域ごとに割り当てられた地域別電話番号をユーザに通知し、通知した地域別電話番号に対する着信を待ち受ける。そのため、予め割り当てられた地域の範囲外に位置する携帯電話端末の利用を許可しないことによって、不当な場所に位置するユーザによる認証システムの利用を排除することができ、セキュリティ性の向上を図ることが可能となる。
【0010】
また、前記認証プログラムは、前記コンピュータを、前記認証システムの利用予定時刻を含む予定情報を受け付ける予定情報受付手段、として機能させ、前記発信情報取得手段は、前記地域別電話番号に前記着信を受けると、該着信に係る前記発信電話番号及び着信時刻を取得し、前記電話番号認証手段は、前記着信時刻と前記利用予定時刻を照合するとよい。
上記構成によれば、認証プログラムは、認証システムの利用予定時刻を含む予定情報を受け付けて、地域別電話番号に対する着信時刻と利用予定時刻を照合し、ユーザ認証を行う。これにより、セキュリティ性の更なる向上を図ることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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