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公開番号2025071411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181548
出願日2023-10-23
発明の名称電池
出願人FDK株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/244 20210101AFI20250428BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池ボックスから取り出しやすい電池を得ること。
【解決手段】電池1は、筒部と筒部の一方の開口を塞ぐ底部23とが一体に形成された正極缶と、筒部の他方の開口に設けられるとともに、筒部の他方の開口よりも外側に突出した負極端子が形成された負極端子板と、筒部の外周面を覆う基材51と、基材51の表面を覆う表装材52と、を備え、表装材52は、切込53に囲まれて基材51から剥離可能とされた紐状部54と、紐状部54の周囲を囲む周囲部55とに分けられており、紐状部54の一端では、切込53の端部同士が離間しており紐状部54と周囲部55とが繋がっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筒部と前記筒部の一方の開口を塞ぐ底部とが一体に形成された正極缶と、
前記筒部の他方の開口に設けられるとともに、前記筒部の他方の開口よりも外側に突出した負極端子が形成された負極端子板と、
前記筒部の外周面を覆う基材と、
前記基材の表面を覆う表装材と、を備え、
前記表装材は、切込に囲まれて前記基材から剥離可能とされた紐状部と、前記紐状部の周囲を囲む周囲部とに分けられており、
前記紐状部の一端では、前記切込の端部同士が離間しており前記紐状部と前記周囲部とが繋がっている電池。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記紐状部の一端は、前記底部よりも前記負極端子板に近い位置に設けられている請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記紐状部の他端は、前記負極端子の直径よりも大きな直径で形成された円形部となっている請求項2に記載の電池。
【請求項4】
前記紐状部の他端は、前記筒部の他方の開口の直径よりも大きな直径で形成された円形部となっている請求項3に記載の電池。
【請求項5】
前記紐状部の一端は、前記負極端子板よりも前記底部に近い位置に設けられている請求項1に記載の電池。
【請求項6】
前記紐状部は、前記筒部の周方向に沿って延びている請求項1に記載の電池。
【請求項7】
前記紐状部は、前記筒部の軸方向に沿って延びている請求項1に記載の電池。
【請求項8】
前記紐状部の幅は2mm以上である請求項1に記載の電池。
【請求項9】
前記表装材の厚さは、前記基材の厚さの50%以上である請求項1に記載の電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
形状が円筒形である電池が知られている(例えば特許文献1を参照)。電池は、使用される機器の電池ボックスに嵌め込んで用いられる場合がある。使用済となった電池は、新しい電池と交換するために電池ボックスから取り外される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-18320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池ボックスと電池との間の隙間が小さかったり、内部活物質の膨脹により電池の外形が膨脹したりして、電池ボックスからの電池の取り外しが困難になってしまう場合があった。
【0005】
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、電池ボックスから取り出しやすい電池を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による電池は、筒部と筒部の一方の開口を塞ぐ底部とが一体に形成された正極缶と、筒部の他方の開口に設けられるとともに、筒部の他方の開口よりも外側に突出した負極端子が形成された負極端子板と、筒部の外周面を覆う基材と、基材の表面を覆う表装材と、を備え、表装材は、切込に囲まれて基材から剥離可能とされた紐状部と、紐状部の周囲を囲む周囲部とに分けられており、紐状部の一端では、切込の端部同士が離間しており紐状部と周囲部とが繋がっている。
【発明の効果】
【0007】
本願の開示する電池の一態様によれば、電池ボックスから取り出しやすい電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態1にかかる電池の斜視図である。
図2は、実施の形態1にかかる電池の断面図である。
図3は、紐状部を基材から剥離させた状態を示す電池の斜視図である。
図4は、実施の形態1にかかる電池を電池ボックスから取り外す手順を示す図である。
図5は、実施の形態1にかかる電池を電池ボックスから取り外す手順を示す図である。
図6は、実施の形態1の変形例にかかる電池の斜視図である。
図7は、変形例にかかる電池の斜視図であって紐状部を剥離させた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願の開示する電池の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態によって、本願の開示する電池が限定されるものではない。
【0010】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる電池の斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる電池の断面図である。電池1は、正極缶2と、負極端子板3と、ガスケット4と、外装ラベル5とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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