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公開番号
2025071552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181813
出願日
2023-10-23
発明の名称
車室内被水試験方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
G01M
17/007 20060101AFI20250428BHJP(測定;試験)
要約
【課題】水滴を模擬した粒子モデルを部品の隙間に浸入させることができるシミュレーションを用いた車室内被水試験方法を提供する。
【解決手段】コンピューターが実行する複数の部品を含む車室内部ユニットに対する被水のシミュレーションを用いた、車室内被水試験方法であって、複数の部品に対応した複数のCADデータ間の隙間量を設定するステップと、水滴の粒子サイズを隙間量よりも小さい値に設定するステップと、隙間量が設定された複数の部品を含む車室内部ユニットのCADデータに対して、粒子サイズが設定された水滴を用いた被水のシミュレーションを実行するステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピューターが実行する複数の部品を含む車室内部ユニットに対する被水のシミュレーションを用いた、車室内被水試験方法であって、
前記複数の部品に対応した複数のCADデータ間の隙間量を設定するステップと、
水滴の粒子サイズを前記隙間量よりも小さい値に設定するステップと、
前記隙間量が設定された前記複数の部品を含む前記車室内部ユニットのCADデータに対して、前記粒子サイズが設定された前記水滴を用いた前記被水のシミュレーションを実行するステップと、を含む、
車室内被水試験方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粒子法を活用した車室内部ユニットに対する被水試験の方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、路面に設けられる水膜などの介在物上をタイヤが通過するときのタイヤの介在物飛び跳ね特性を効率よく定量的に評価する方法が開示されている。この評価方法では、タイヤモデルと路面モデルと介在物モデルとを作成し、介在物モデルが設けられた路面モデル上でタイヤモデルを転動させることにより微小モデルを飛散させ、飛散した微小モデルを路面モデルの面に対して垂直な平面に投影し、平面に投影された微小モデルの投影像を用いてタイヤの介在物の飛び跳ね特性を評価することを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-252748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車室内部のユニットに対する被水試験を、シミュレーションによって行うことが想定される。シミュレーションにおいて被水の対象となる車室内部ユニットのCADデータは、複数の部品のCADデータによって構成されている。この場合において、CADデータで示される複数の部品の間に隙間がないと、水滴を模擬した粒子モデルが部品の隙間に入り込まず、適切なシミュレーションができないおそれがある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、水滴を模擬した粒子モデルを部品の隙間に浸入させることができるシミュレーションを用いた車室内被水試験方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、コンピューターが実行する複数の部品を含む車室内部ユニットに対する被水のシミュレーションを用いた、車室内被水試験方法であって、複数の部品に対応した複数のCADデータ間の隙間量を設定するステップと、水滴の粒子サイズを隙間量よりも小さい値に設定するステップと、隙間量が設定された複数の部品を含む車室内部ユニットのCADデータに対して、粒子サイズが設定された水滴を用いた被水のシミュレーションを実行するステップと、を含む、車室内被水試験方法である。
【発明の効果】
【0007】
上記本開示の車室内被水試験方法によれば、水滴が部品間に浸入することを適切にシミュレーションすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車室内被水試験方法の処理手順を示すフローチャート
公差係数を設定する一例を示す図
部品の材料と公差係数との関係例を示す図
粒子サイズを設定する一例を示す図
シミュレーションのイメージを示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
本開示の車室内被水試験方法は、車室内部ユニットを構成する複数の部品間の隙間に浸入する水滴のシミュレーションなどに利用することができる。以下、車室内部ユニットの部品としてスピーカーのふたおよびAピラーを用いた例で、本開示を説明する。
【0010】
[制御]
図1は、本開示の一実施形態に係る車室内被水試験方法の処理手順を説明するフローチャートである。この図1に示す車室内被水試験方法は、車両に搭載されたコンピューター(ECUなど)によって実行される。
(【0011】以降は省略されています)
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