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公開番号
2025071827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182171
出願日
2023-10-24
発明の名称
車両用充電装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250430BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】品質低下を抑えること。
【解決手段】本体2に対して第一方向Xにスライド可能なスライド体4に支持され、かつ、コネクタユニット5をスライド体の前進方向側から囲う第二カバー20と、スライド体に支持され、かつ、第二方向Yで互いに間隔を空けて対向配置させてその間にコネクタユニットを配置する第三カバー30と、を備え、第二カバーと一対の第三カバーは、アーム52が起立するときにその揺動運動に連動して上方に向けて伸び、起立位置になったアームを囲む可動枠6を形成し、第二カバーには、少なくともその上端に、柔軟性を持たせ、かつ、その上端よりも先に車両に接触させることが可能な第一緩衝部材23を設け、一対の第三カバーには、少なくともそのそれぞれの上端に、柔軟性を持たせ、かつ、その上端よりも先に車両に接触させることが可能な第二緩衝部材33を設けること。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を停車させる停車スペースの床部に固定された本体と、
前記本体に対して第一方向にスライド可能で、かつ、給電時に前記第一方向における一方に向けて前進させるスライド体と、
前記車両に接続させる給電用のコネクタ、及び、一端の基端部が前記スライド体によって揺動可能に支持され、かつ、前記コネクタを他端の先端部で支持するアームが設けられたコネクタユニットと、
前記スライド体が前記本体に収容されている状態で前記コネクタユニットを上方から覆い、かつ、前記アームが起立するときに前記アームの揺動運動に連動して揺動しながら前記アームを前記スライド体の前進方向とは逆側から覆う第一カバーと、
前記スライド体に支持され、かつ、前記コネクタユニットを前記前進方向側から囲う第二カバーと、
前記スライド体に支持され、かつ、前記第一方向と鉛直方向に各々直交する第二方向で互いに間隔を空けて対向配置させてその間に前記コネクタユニットを配置する第三カバーと、
を備え、
前記第二カバーと一対の前記第三カバーは、前記アームが起立するときに前記アームの揺動運動に連動して上方に向けて伸び、起立位置になった前記アームを囲む可動枠を形成し、
前記第二カバーには、少なくともその上端に、柔軟性を持たせ、かつ、その上端よりも先に前記車両に接触させることが可能な第一緩衝部材を設け、
一対の前記第三カバーには、少なくともそのそれぞれの上端に、柔軟性を持たせ、かつ、その上端よりも先に前記車両に接触させることが可能な第二緩衝部材を設けることを特徴とした車両用充電装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第二カバーと一対の前記第三カバーは、各々、重なり合う板状の複数の構成体を備え、かつ、前記アームの揺動運動に連動して複数の前記構成体を摺動させながら上方に向けて伸ばすものとして構成され、
前記第一緩衝部材は、前記第二カバーのそれぞれの前記構成体の内、前記第二カバーを上方に向けて伸ばした際に最上段に位置する前記構成体の上端に設け、
前記第二緩衝部材は、前記第三カバーのそれぞれの前記構成体の内、前記第三カバーを上方に向けて伸ばした際に最上段に位置する前記構成体の上端に設けることを特徴とした請求項1に記載の車両用充電装置。
【請求項3】
前記第二カバーと一対の前記第三カバーは、各々、重なり合う板状の複数の構成体を備え、かつ、前記アームの揺動運動に連動して複数の前記構成体を摺動させながら上方に向けて伸ばすものとして構成され、
前記第一緩衝部材は、前記第二カバーのそれぞれの前記構成体毎に当該構成体の外壁面の全体を覆う形で設け、
前記第二緩衝部材は、前記第三カバーのそれぞれの前記構成体毎に当該構成体の外壁面の全体を覆う形で設けることを特徴とした請求項1に記載の車両用充電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用充電装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用充電装置は、回転機を駆動源とする車両の二次電池に対して給電し、その二次電池を充電させる。そして、この車両用充電装置としては、車両の停車スペースの床部に設置され、停車スペースに停車した車両に対して給電装置から給電を行うものが知られている。この種の車両用充電装置には、車両の受電嵌合体に対して嵌合接続させる給電嵌合体が給電装置に設けられている(例えば、下記の特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-26379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この車両用充電装置においては、停車スペースに停車した車両に対して給電する際に、給電装置を覆い隠す外部カバーが開き、給電嵌合体を給電側構成部品と共に迫り上げて受電嵌合体に嵌合接続させる。よって、この車両用充電装置は、給電側構成部品と車両側の干渉に伴う品質低下を避けるために、給電嵌合体を迫り上げる際に給電側構成部品の車両側への接触を避けることが望ましく、これが避けられないのであれば、その接触時の当りを緩和させることが好ましい。
【0005】
そこで、本発明は、給電側構成部品の接触に伴う品質低下を抑え得る車両用充電装置を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両を停車させる停車スペースの床部に固定された本体と、前記本体に対して第一方向にスライド可能で、かつ、給電時に前記第一方向における一方に向けて前進させるスライド体と、前記車両に接続させる給電用のコネクタ、及び、一端の基端部が前記スライド体によって揺動可能に支持され、かつ、前記コネクタを他端の先端部で支持するアームが設けられたコネクタユニットと、前記スライド体が前記本体に収容されている状態で前記コネクタユニットを上方から覆い、かつ、前記アームが起立するときに前記アームの揺動運動に連動して揺動しながら前記アームを前記スライド体の前進方向とは逆側から覆う第一カバーと、前記スライド体に支持され、かつ、前記コネクタユニットを前記前進方向側から囲う第二カバーと、前記スライド体に支持され、かつ、前記第一方向と鉛直方向に各々直交する第二方向で互いに間隔を空けて対向配置させてその間に前記コネクタユニットを配置する第三カバーと、を備え、前記第二カバーと一対の前記第三カバーは、前記アームが起立するときに前記アームの揺動運動に連動して上方に向けて伸び、起立位置になった前記アームを囲む可動枠を形成し、前記第二カバーには、少なくともその上端に、柔軟性を持たせ、かつ、その上端よりも先に前記車両に接触させることが可能な第一緩衝部材を設け、一対の前記第三カバーには、少なくともそのそれぞれの上端に、柔軟性を持たせ、かつ、その上端よりも先に前記車両に接触させることが可能な第二緩衝部材を設けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用充電装置は、可動枠(第二カバー、第三カバー)の少なくとも上端に緩衝部材(第一緩衝部材、第二緩衝部材)を備えている。よって、この車両用充電装置は、可動枠(第二カバーと第三カバー)を上方へと伸ばした際に、停車スペースに対する車両の停車姿勢如何でインレット等の車両側が位置ズレしていたとしても、その車両側に第一緩衝部材や第二緩衝部材を先当りさせることができる。従って、本発明に係る車両用充電装置は、可動枠の保護と車両側の保護とが可能になり、これらの耐久性の低下や機能の低下を抑止することができるので、その双方の品質の低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の車両用充電装置を示す斜視図である。
図2は、実施形態の車両用充電装置の内部構成を示す斜視図である。
図3は、実施形態の車両用充電装置を示す側面図である。
図4は、筐体を側面から見た分解図である。
図5は、筐体の側面図である。
図6は、筐体の側面図である。
図7は、実施形態の車両用充電装置を示す斜視図である。
図8は、実施形態の車両用充電装置を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る車両用充電装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係る車両用充電装置の実施形態の1つを図1から図8に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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