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公開番号
2025071993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182466
出願日
2023-10-24
発明の名称
蓄電装置の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
スズキ株式会社
,
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/271 20210101AFI20250430BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】2方向のシール及び締結が可能な蓄電装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1の製造方法は、ロアケース200とアッパーカバー300とシール部材400とを準備する準備工程と、ロアケースに対してアッパーカバーを締結する締結工程と、を備える。ロアケース200は、ロアフランジ220とロア起立壁230とを有する。アッパーカバー300は、アッパーフランジ320とアッパー起立壁330と、を有する。シール部材400は、第1シール部410と第2シール部420とを有する。締結工程は、ロアフランジにアッパーフランジを第1締結部材B1によって仮締結する操作と、ロア起立壁にアッパー起立壁を第2締結部材B2によって本締結する操作と、ロアフランジに対するアッパーフランジの仮締結を緩める操作と、アッパーフランジがロア起立壁に向かって移動した後、ロアフランジにアッパーフランジを本締結する操作と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電セルを収容可能なロアケースと、前記蓄電セルをカバーするアッパーカバーと、前記ロアケースと前記アッパーカバーとの間に配置されるシール部材と、を準備する準備工程と、
前記ロアケースに対して前記アッパーカバーを締結する締結工程と、を備え、
前記準備工程で準備される前記ロアケースは、水平に延びるロアフランジと、前記ロアフランジから垂直に起立するロア起立壁と、を有し、
前記準備工程で準備される前記アッパーカバーは、前記ロアフランジと締結されるアッパーフランジと、前記アッパーフランジから垂直に起立しており、前記ロア起立壁に締結されるアッパー起立壁と、を有し、
前記準備工程で準備される前記シール部材は、前記ロアフランジと前記アッパーフランジとの間に配置される第1シール部と、前記ロア起立壁と前記アッパー起立壁との間に配置され、前記第1シール部の圧縮弾性率よりも大きな圧縮弾性率を有する第2シール部と、を有し、
前記締結工程は、
前記第1シール部を介して前記ロアフランジに前記アッパーフランジを第1締結部材によって仮締結する操作と、
前記第2シール部を介して前記ロア起立壁に前記アッパー起立壁を第2締結部材によって本締結する操作と、
前記アッパーフランジが前記ロア起立壁に向かって移動するように前記ロアフランジに対する前記アッパーフランジの仮締結を緩める操作と、
前記アッパーフランジが前記ロア起立壁に向かって移動した後、前記ロアフランジに前記アッパーフランジを本締結する操作と、を含む、蓄電装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2019-75329号公報には、トレーと、カバーと、トレーフランジとカバーフランジとの間に設けられたガスケットと、を備える蓄電装置が開示されている。ガスケット、トレーフランジに設けられた位置決め孔に挿入される位置決め部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-75329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2019-75329号公報に記載されるような蓄電装置では、シール部材が圧縮された状態で締結用の孔の位置が決定されるため、シールの方向及び締結の方向がそれぞれ2方向(例えば、水平方向と垂直方向)の場合、各締結用の孔の位置合わせができない。
【0005】
本開示の目的は、2方向のシール及び締結が可能な蓄電装置の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置の製造方法は、蓄電セルを収容可能なロアケースと、前記蓄電セルをカバーするアッパーカバーと、前記ロアケースと前記アッパーカバーとの間に配置されるシール部材と、を準備する準備工程と、前記ロアケースに対して前記アッパーカバーを締結する締結工程と、を備え、前記準備工程で準備される前記ロアケースは、水平に延びるロアフランジと、前記ロアフランジから垂直に起立するロア起立壁と、を有し、前記準備工程で準備される前記アッパーカバーは、前記ロアフランジと締結されるアッパーフランジと、前記アッパーフランジから垂直に起立しており、前記ロア起立壁に締結されるアッパー起立壁と、を有し、前記準備工程で準備される前記シール部材は、前記ロアフランジと前記アッパーフランジとの間に配置される第1シール部と、前記ロア起立壁と前記アッパー起立壁との間に配置され、前記第1シール部の圧縮弾性率よりも大きな圧縮弾性率を有する第2シール部と、を有し、前記締結工程は、前記第1シール部を介して前記ロアフランジに前記アッパーフランジを第1締結部材によって仮締結する操作と、前記第2シール部を介して前記ロア起立壁に前記アッパー起立壁を第2締結部材によって本締結する操作と、前記アッパーフランジが前記ロア起立壁に向かって移動するように前記ロアフランジに対する前記アッパーフランジの仮締結を緩める操作と、前記アッパーフランジが前記ロア起立壁に向かって移動した後、前記ロアフランジに前記アッパーフランジを本締結する操作と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、2方向のシール及び締結が可能な蓄電装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置の一部を概略的に示す断面図である。
ロアケース上にシール部材を介してアッパーフランジが載置された状態を概略的に示す断面図である。
仮締結操作後の状態を概略的に示す断面図である。
第2本締結操作後の状態を概略的に示す断面図である。
緩め操作後の状態を概略的に示す断面図である。
第2本締結操作の変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置の一部を概略的に示す断面図である。この蓄電装置1は、例えば、車両の底部(図示略)に搭載される。
(【0011】以降は省略されています)
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