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公開番号
2025072013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182495
出願日
2023-10-24
発明の名称
プラズマCVD装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
C23C
16/50 20060101AFI20250430BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約
【課題】プラズマCVD装置のモニタリングポートに設けられたガラス窓への汚れの付着を抑制すること。
【解決手段】モニタリングポート16は、成膜室14に接続され、ガラス窓18が設けられている。放射温度計20は、ガラス窓18越しに成膜室14内の温度を測定する。電磁コイル22は、モニタリングポート16に設けられている。電流が電磁コイル22に供給されることで、電磁コイル22は、モニタリングポート16の周辺に磁場24を発生させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
成膜室と、
前記成膜室に接続され、ガラス窓が設けられたモニタリングポートと、
前記ガラス窓越しに前記成膜室内の温度を測定する放射温度計と、
前記モニタリングポートに設けられた電磁コイルであって、電流が供給されることで前記モニタリングポートの周辺に磁場を発生させる電磁コイルと、
を有することを特徴とするプラズマCVD装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プラズマCVD装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置が記載されている。放射温度計が、当該プラズマCVD装置に設けられている。当該放射温度計は、モニタリングポートを介してガラス窓越しに成膜室内の温度を測定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-190462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
放射温度計は、モニタリングポートを介してガラス窓越しに成膜室内の温度を測定するため、ガラス窓の汚れ(例えば、成膜に伴い発生するイオンに起因する汚れ)は、測定誤差の原因となる。窒素パージによって、ガラス窓への汚れの付着を防止することが考えられるが、必ずしも汚れの付着を防止することができるとは限らない。パージ流量を増やすことは、成膜加工条件に影響を与えるため、むやみにパージ流量を増やすことはできない。また、放射温度計は測定対象の発光を計測するため、特定波長をカットする物質(例えば防汚被膜等)をガラス窓に設けると、測定誤差が生じる。
【0005】
本開示の目的は、プラズマCVD装置のモニタリングポートに設けられたガラス窓への汚れの付着を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの態様は、成膜室と、前記成膜室に接続され、ガラス窓が設けられたモニタリングポートと、前記ガラス窓越しに前記成膜室内の温度を測定する放射温度計と、前記モニタリングポートに設けられた電磁コイルであって、電流が供給されることで前記モニタリングポートの周辺に磁場を発生させる電磁コイルと、を有することを特徴とするプラズマCVD装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、プラズマCVD装置のモニタリングポートに設けられたガラス窓への汚れの付着を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るCVD装置を示す断面図である。
変形例に係るCVD装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1を参照して、実施形態に係るCVD装置10について説明する。図1は、CVD装置10を示す断面図である。
【0010】
CVD装置10は、プラズマCVD装置であり、反応性ガスをプラズマ化することで、活性化したイオンを生成し、対象物(例えば基板)上に薄膜を形成する。
(【0011】以降は省略されています)
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