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公開番号
2025072135
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182686
出願日
2023-10-24
発明の名称
音響変換装置
出願人
MMIセミコンダクター株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04R
19/04 20060101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ダイアフラムと固定電極との間への異物の侵入を抑制すること。
【解決手段】MEMSマイクロフォン100は、板厚方向である第1方向に貫通する開口を有する基板10と、導電性を有し、開口11を覆うように配置されるダイアフラム20と、ダイアフラム20と対向する固定電極40と、を備え、固定電極40の外周より外側に、周波数特性調整用の開口70が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有する基板と、
前記開口を覆うように配置されるダイアフラムと、
前記ダイアフラムと対向する固定電極と、を備え、
前記固定電極の外周より外側の領域に、周波数特性調整用の開口が形成されている、音響変換装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記周波数特性調整用の開口は、前記ダイアフラムに設けられている、請求項1に記載の音響変換装置。
【請求項3】
複数の前記周波数特性調整用の開口が設けられている、請求項1に記載の音響変換装置。
【請求項4】
前記ダイアフラムは、前記基板の板厚方向である第1方向に振動可能な可動膜と、前記可動膜の周囲に配置され前記基板に固定された固定膜と、を有し、
前記周波数特性調整用の開口は、前記可動膜に設けられている、請求項2に記載の音響変換装置。
【請求項5】
前記周波数特性調整用の開口は、前記基板の前記開口と対向する位置に設けられている請求項4に記載の音響変換装置。
【請求項6】
前記ダイアフラムは、前記基板の板厚方向である第1方向に振動可能な可動膜と、前記可動膜の周囲に配置され前記基板に固定された固定膜と、を有し、
前記周波数特性調整用の開口は、前記固定膜に設けられている、請求項2に記載の音響変換装置。
【請求項7】
前記周波数特性調整用の開口は、前記基板と対向する位置に設けられている請求項6に記載の音響変換装置。
【請求項8】
前記基板と前記ダイアフラムとの間に配置され、前記基板の前記開口を囲むように配置され、前記ダイアフラムを支持する支持部材を備え、
前記周波数特性調整用の開口は、前記支持部材を貫通する、請求項1に記載の音響変換装置。
【請求項9】
前記基板に固定されたバックプレートを備え、
前記固定電極は、前記バックプレートの前記ダイアフラムに対向する面に形成され、
前記バックプレートには、板厚方向に貫通する複数の孔が形成され、
前記周波数特性調整用の開口の面積は、前記複数の孔の面積よりも小さい、請求項1に記載の音響変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、音響変換装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、開口を有する基板と、開口を覆うように形成された振動電極板と、振動電極板を覆うように形成されたバックプレートと、バックプレートに設けられた固定電極板とを備えるマイクロフォンが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のマイクロフォンでは、振動電極板の中央部に、複数の孔が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6127595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術に係るマイクロフォンでは、基板の開口を通じて侵入した異物が、振動電極板の中央部に設けられた複数の孔を通り、振動電極板(ダイアフラム)と固定電極板との間に侵入するおそれがあった。
【0005】
本開示は、ダイアフラムと固定電極との間への異物の侵入を抑制することが可能な音響変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る音響変換装置は、開口を有する基板と、開口を覆うように配置されるダイアフラムと、ダイアフラムと対向する固定電極と、を備え、固定電極の外周より外側の領域に、周波数特性調整用の開口が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、ダイアフラムと固定電極との間への異物の侵入を抑制することが可能な音響変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るMEMSマイクロフォンを示す分解斜視図である。
ダイアフラムを示す平面図である。
図2中のIII-III線に沿う切断面を示す断面図である。
第2実施形態に係るMEMSマイクロフォンのダイアフラムの部分を示す平面図である。
第3実施形態に係るMEMSマイクロフォンのダイアフラムの部分を示す平面図である。
第4実施形態に係るMEMSマイクロフォンのダイアフラムを示す平面図である。
図6中のVII-VII線に沿う切断面を示す断面図である。
図6中のVIII-VIII線に沿う切断面を示す断面図である。
第5実施形態に係るMEMSマイクロフォンのダイアフラムを示す部分平面図である。
図9中のX-X線に沿う切断面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る音響変換装置について、添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
【0010】
[第1実施形態に係るMEMSマイクロフォン100]
図1~図3を参照して、第1実施形態に係る100について説明する。図1は、第1実施形態に係るMEMSマイクロフォン100を示す分解斜視図である。図2は、ダイアフラム20を示す平面図である。図3は、図2中のIII-III線に沿う切断面を示す断面図である。なお、各図において、直交する3方向であるX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向を図示する。Z軸方向は、基板10の板厚方向であり、第1方向の一例である。また、以下の説明において、「上」、及び「下」を使用する場合があるが、MEMSマイクロフォン100の配置は、これに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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