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公開番号
2025072207
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182806
出願日
2023-10-24
発明の名称
ポリアミド樹脂フィラメント
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
64/118 20170101AFI20250430BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】取り扱い性及び造形性が良好であるフィラメントを提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂及び強化繊維を含有する付加製造用のポリアミド樹脂フィラメントであって、前記ポリアミド樹脂は、単一モノマー由来の結晶性ポリアミド樹脂と、単一モノマー由来の非晶性ポリアミド樹脂とを含む、ことを特徴とする、ポリアミド樹脂フィラメント。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリアミド樹脂及び強化繊維を含有する付加製造用のポリアミド樹脂フィラメントであって、
前記ポリアミド樹脂は、単一モノマー由来の結晶性ポリアミド樹脂と、単一モノマー由来の非晶性ポリアミド樹脂とを含む、
ことを特徴とする、ポリアミド樹脂フィラメント。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記強化繊維が短繊維を含み、当該短繊維の平均繊維長が1.0mm以下である、請求項1に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項3】
前記短繊維の含有量が15質量%以下である、請求項2に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項4】
前記強化繊維が連続繊維を含む、請求項1に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項5】
前記結晶性ポリアミド樹脂及び前記非晶性ポリアミド樹脂の質量比(結晶性ポリアミド樹脂:非晶性ポリアミド樹脂)が、60:40~95:5である、請求項1~4のいずれかに記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項6】
前記結晶性ポリアミド樹脂の275℃におけるメルトフローレイトをVA(g/10分)、ポリアミド樹脂全体に占める前記結晶性ポリアミド樹脂の質量比をA(質量%)、前記非晶性ポリアミド樹脂の275℃におけるメルトフローレイトをVB(g/10分)、ポリアミド樹脂全体に占める前記非晶性ポリアミド樹脂の質量比をB(質量%)、強化繊維の含有量をC(質量%)として、下式:
見かけ粘度=(VA×A/100+VB×B/100)/C
により計算される見かけ粘度が100以下である、請求項1~3のいずれかに記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項7】
前記結晶性ポリアミド樹脂が、ポリアミド6を含む、請求項1に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項8】
前記非晶性ポリアミド樹脂が、ポリアミド6Iを含む、請求項1に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項9】
前記強化繊維がガラス繊維又は炭素繊維である、請求項1に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【請求項10】
更にカーボンブラックを含有する、請求項1に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリアミド樹脂フィラメントに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
3Dプリンター等を用いた付加製造技術として、加熱した熱可塑性樹脂フィラメントを溶融積層する方法(溶融積層法)がある。この溶融積層法は、造形に金型が不要であること、形状自由度が高いこと等の利点があることから、近年、材料及びプロセスなどについて一層の改良研究及び開発が進められている。
【0003】
溶融積層法に用いられる熱可塑性樹脂フィラメントとしては、熱可塑性樹脂の組成を工夫しているもの(例えば、特許文献1)、及び、フィラメントの粘度を工夫しているもの(例えば、特許文献2)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-521021号公報
特開2023-53430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術のフィラメントは、いずれも、フィラメントの取り扱い性(スプールに巻き取る際の折れが抑制されていること、3Dプリンター供給時の座屈が抑制されていること、など)、及び、該フィラメントを使用して造形する際の造形性(ノズル詰まりが抑制されていること、溶融樹脂の吐出が安定していること、造形段差が少ないこと、など)が十分でない点で、改善の余地がある。
【0006】
かかる従来技術の水準に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、取り扱い性及び造形性が良好あるフィラメントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、かかる課題を解決すべく鋭意検討し、実験を重ねた結果、フィラメントに含まれる熱可塑性樹脂としてポリアミド樹脂を用いること、更には、当該ポリアミド樹脂の組成を工夫することで、上記課題を解決できることを予想外に見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
【0008】
[1] ポリアミド樹脂及び強化繊維を含有する付加製造用のポリアミド樹脂フィラメントであって、
前記ポリアミド樹脂は、単一モノマー由来の結晶性ポリアミド樹脂と、単一モノマー由来の非晶性ポリアミド樹脂とを含む、
ことを特徴とする、ポリアミド樹脂フィラメント。
【0009】
[2] 前記強化繊維が短繊維を含み、当該短繊維の平均繊維長が1.0mm以下である、[1]に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
【0010】
[3] 前記短繊維の含有量が15質量%以下である、[2]に記載のポリアミド樹脂フィラメント。
(【0011】以降は省略されています)
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