TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025052878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161851
出願日2023-09-26
発明の名称射出成形機
出願人株式会社不二越
代理人個人,個人
主分類B29C 45/17 20060101AFI20250331BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】可塑化された成形材料の停留を抑制することができる射出成形機を提供する。
【解決手段】射出成形機1は、一方向に延在する中空のバレル2と、バレル2の当該一方向の一端側に設けられ、バレル2内で可塑化した成形材料を射出するノズル3と、バレル2の内部に供給された成形材料をノズル3側へ押し出すプランジャ6と、プランジャ6を当該一方向に貫通するとともにバレル2の当該一方向に延在し、当該一方向におけるプランジャ6よりもノズル3側の端部にトーピード16を有するロッド8と、ロッド8の当該一方向におけるノズル3側の端部に設けられたヘッド9と、ロッド8のトーピード16とヘッド9との間においてヘッド9の一部を囲うように設けられ、ノズル3側において周方向に沿う傾斜を有するテーパ部10bが設けられたリング10と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方向に延在する中空のバレルと、
前記バレルの前記一方向の一端側に設けられ、前記バレル内で可塑化した成形材料を射出するノズルと、
前記バレルの内部に供給された前記成形材料を前記ノズル側へ押し出す押出部と、
前記押出部を前記一方向に貫通するとともに前記バレルの前記一方向に延在し、前記一方向における前記押出部よりも前記ノズル側の端部にトーピードを有するロッドと、
前記ロッドの前記一方向における前記ノズル側の端部に設けられたヘッドと、
前記ロッドの前記トーピードと前記ヘッドとの間において前記ヘッドの一部を囲うように設けられ、前記ノズル側において周方向に沿う傾斜を有するテーパ部が設けられたリングと、
を備えることを特徴とする射出成形機。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記リングは、前記ロッド及び前記ヘッドと共に前記一方向へ移動し、前記一方向における前記ノズル側へ移動した場合に、前記テーパ部により周方向に前記成形材料を流動させることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記リングは、前記一方向における前記ノズル側において、周方向に複数の前記テーパ部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記リングは、周方向において等間隔に前記テーパ部のそれぞれが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば自動車等の部品の中には、射出成形機が用いられ樹脂原料等の成形材料が射出されることによって成形されるものもある(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-132039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、射出成形機においては、内部で成形材料を可塑化して射出するが、この可塑化された成形材料が停留する可能性がある。もし可塑化された成形材料が停留した場合に熱劣化が促進され、固着等が発生し、成形品に影響を及ぼす可能性がある。特許文献1のように、トーピードとヘッド(ストッパ)との間にリングを設ける構成の場合、例えばリングやヘッドの周辺において成形材料が停留する可能性がある。
【0005】
上記課題に鑑み、本発明は、可塑化された成形材料の停留を抑制することができる射出成形機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る射出成形機は、一方向に延在する中空のバレルと、前記バレルの前記一方向の一端側に設けられ、前記バレル内で可塑化した成形材料を射出するノズルと、前記バレルの内部に供給された前記成形材料を前記ノズル側へ押し出す押出部と、前記押出部を前記一方向に貫通するとともに前記バレルの前記一方向に延在し、前記一方向における前記押出部よりも前記ノズル側の端部にトーピードを有するロッドと、前記ロッドの前記一方向における前記ノズル側の端部に設けられたヘッドと、前記ロッドの前記トーピードと前記ヘッドとの間において前記ヘッドの一部を囲うように設けられ、前記ノズル側において周方向に沿う傾斜を有するテーパ部が設けられたリングと、を備える。
【0007】
また、前記リングは、前記ロッド及び前記ヘッドと共に前記一方向へ移動し、前記一方向における前記ノズル側へ移動した場合に、前記テーパ部により周方向に前記成形材料を流動させる。
【0008】
また、前記リングは、前記一方向における前記ノズル側において、周方向に複数の前記テーパ部が設けられている。
【0009】
また、前記リングは、周方向において等間隔に前記テーパ部のそれぞれが設けられている。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る射出成形機によれば、可塑化された成形材料の停留を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社不二越
ドリル
1か月前
株式会社不二越
蓄圧装置
1か月前
株式会社不二越
硬質材料
9日前
株式会社不二越
射出成形機
1か月前
株式会社不二越
NC転造盤
2か月前
株式会社不二越
ブローチ盤
1か月前
株式会社不二越
転がり軸受
1か月前
株式会社不二越
電磁切替弁
1か月前
株式会社不二越
ブローチ盤
9日前
株式会社不二越
駆動伝達装置
1か月前
株式会社不二越
ベーンポンプ
2か月前
株式会社不二越
摩耗判定装置
3か月前
株式会社不二越
波形抽出装置
3か月前
株式会社不二越
アクチュエータ
19日前
株式会社不二越
熱処理システム
19日前
株式会社不二越
保持器付き軸受
2か月前
株式会社不二越
保持器付き軸受
1か月前
株式会社不二越
ロボットシステム
1か月前
株式会社不二越
ロボットシステム
17日前
株式会社不二越
ロボットシステム
1か月前
株式会社不二越
油圧駆動システム
1か月前
株式会社不二越
エッジ仕上げ装置
9日前
株式会社不二越
ロボット操作装置
25日前
株式会社不二越
ロボットシステム
20日前
株式会社不二越
スカイビング加工機
27日前
株式会社不二越
スカイビング加工機
27日前
株式会社不二越
垂直多関節ロボット
10日前
株式会社不二越
協働ロボットシステム
1か月前
株式会社不二越
真空熱処理装置の排気構造
3か月前
株式会社不二越
情報処理装置及びプログラム
2か月前
株式会社不二越
製品選定装置及びプログラム
1か月前
株式会社不二越
X線回折測定装置及びプログラム
1か月前
株式会社不二越
合金鋼およびそれを用いた機械部品
2か月前
株式会社不二越
センサ及びセンサを備えるロボット
25日前
株式会社不二越
データ修復機能を有する回路システム
23日前
株式会社不二越
マルテンサイト系ステンレス鋼焼結体
1か月前
続きを見る