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公開番号
2025072275
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2024081913
出願日
2024-05-20
発明の名称
取付構造、電子機器及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250430BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】機能拡張ユニットの簡易な着脱性を確保しつつ、不正又は不要な取り外しを防止する。
【解決手段】取付構造9は、機能拡張ユニットに設けられる一対の位置決め軸21と、電子機器10に設けられ、一対の位置決め軸21を挿入可能な一対の位置決め孔31と、機能拡張ユニットに設けられるロック部材22と、電子機器10に設けられ、ロック部材22と係合可能なロック係合部32と、一対の位置決め軸21、一対の位置決め孔31、ロック部材22及びロック係合部32を覆うカバー部材40とを備え、カバー部材40の内面40cに、ロック部材22のロック解除方向A2への移動を規制するロック解除規制部40bが設けられる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
電子機器に対して機能拡張ユニットを取り付ける取付構造であって、
前記機能拡張ユニットに設けられる一対の位置決め軸と、
前記電子機器に設けられ、前記一対の位置決め軸を挿入可能な一対の位置決め孔と、
前記機能拡張ユニットに設けられるロック部材と、
前記電子機器に設けられ、前記ロック部材と係合可能なロック係合部と、
前記一対の位置決め軸、前記一対の位置決め孔、前記ロック部材及び前記ロック係合部を覆うカバー部材とを備え、
前記カバー部材の内面に、前記ロック部材のロック解除方向への移動を規制するロック解除規制部が設けられることを特徴とする取付構造。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
電子機器に対して機能拡張ユニットを取り付ける取付構造であって、
前記電子機器に設けられる一対の位置決め軸と、
前記機能拡張ユニットに設けられ、前記一対の位置決め軸を挿入可能な一対の位置決め孔と、
前記電子機器に設けられるロック部材と、
前記機能拡張ユニットに設けられ、前記ロック部材と係合可能なロック係合部と、
前記一対の位置決め軸、前記一対の位置決め孔、前記ロック部材及び前記ロック係合部を覆うカバー部材とを備え、
前記カバー部材の内面に、前記ロック部材のロック解除方向への移動を規制するロック解除規制部が設けられることを特徴とする取付構造。
【請求項3】
前記ロック部材は、一対のロック部材であって、
前記一対のロック部材を前記位置決め軸の軸方向に対して交差するロック方向及びロック解除方向へ移動可能に保持する一対の保持部材と、
前記電子機器と前記機能拡張ユニットとを電気的に接続する配線部材とを備え、
前記一対の保持部材同士が互いに接近するように変形した場合に、前記配線部材が前記保持部材に接触するように、前記一対の保持部材の間に前記配線部材が配置される請求項1又は2に記載の取付構造。
【請求項4】
前記配線部材は、前記電子機器の筐体本体に設けられる配線経路部材に沿って屈曲するように配置される請求項3に記載の取付構造。
【請求項5】
前記ロック係合部は、少なくとも前記拡張ユニットの取り外し方向において前記ロック部材と係合する溝である請求項1又は2に記載の取付構造。
【請求項6】
前記ロック部材をロック方向及びロック解除方向へ移動可能に保持する保持部材と、
前記ロック部材をロック方向に押圧するばね部材と、
前記ロック部材のロック方向への移動を規制するストッパ部材とを備え、
前記保持部材及び前記ストッパ部材は、それぞれ前記位置決め軸が挿通される軸挿通孔を有し、
前記軸挿通孔は、前記位置決め軸の外周面に接触する内周面を有する請求項1又は2に記載の取付構造。
【請求項7】
前記機能拡張ユニットが前記電子機器に取り付けられる際に、前記ロック部材と前記位置決めロック部材とが互いに接触する箇所、又は、前記ストッパ部材と前記位置決めロック部材とが互いに接触する箇所の少なくともどちらか1つの箇所に、前記機能拡張ユニットの取付方向に対して傾斜する傾斜面が設けられる請求項1又は2に記載の取付構造。
【請求項8】
前記ロック部材は、凸状の摘み部を有する請求項1又は2に記載の取付構造。
【請求項9】
前記ロック解除規制部は、前記カバー部材の内面から突出する環状形状である請求項1又は2に記載の取付構造。
【請求項10】
前記カバー部材は、前記配線部材の屈曲する部分を少なくとも覆う請求項4に記載の取付構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に対して機能拡張ユニットを取り付ける取付構造、電子機器及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置などの電子機器においては、ICカードの情報を読み込むカードリーダなどの機能拡張ユニットをオプションとして取付可能に構成されているものがある。
【0003】
例えば、特許文献1(特開2006-235189号公報)においては、スキャナ部をプリンタ部の上部に取り付ける取付構造として、スキャナ部の底部に設けられたガイドピンをプリンタ部の天面に設けられた嵌合孔に差し込む構成が開示されている(図16)。また、特許文献1においては、ロック状態を解除するロック解除レバーを備える構成が開示されている(図17)。
【0004】
ここで、機能拡張ユニットを電子機器から容易に取り外せるようにするには、外部から操作可能なロック解除レバーなどを設けることが好ましい。しかしながら、このようなロック解除レバーを設けると、ユーザなどが不用意にロック解除レバーを操作してしまう虞がある。
【0005】
斯かる問題を解決するため、特許文献1においては、ロック解除レバーの露出を防ぐ保護カバーを装着することが提案されている。しかしながら、保護カバーを装着するだけでは、機能拡張ユニットを強引に取り外すような力が作用した場合に、ロック機構を構成する部材が変位したり変形したりするなどしてロック状態が解除される虞がある。一方で、機能拡張ユニットを強固に取り付けるためにねじなどの固定具を用いると、機能拡張ユニットの取り付け作業及び取り外し作業が面倒になる問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明においては、機能拡張ユニットの簡易な着脱性を確保しつつ、不正又は不要な取り外しを防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、電子機器に対して機能拡張ユニットを取り付ける取付構造であって、前記機能拡張ユニットに設けられる一対の位置決め軸と、前記電子機器に設けられ、前記一対の位置決め軸を挿入可能な一対の位置決め孔と、前記機能拡張ユニットに設けられるロック部材と、前記電子機器に設けられ、前記ロック部材と係合可能なロック係合部と、前記一対の位置決め軸、前記一対の位置決め孔、前記ロック部材及び前記ロック係合部を覆うカバー部材とを備え、前記カバー部材の内面に、前記ロック部材のロック解除方向への移動を規制するロック解除規制部が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、機能拡張ユニットの簡易な着脱性を確保しつつ、不正又は不要な取り外しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す外観図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。
本発明の実施形態に係る取付構造を示す機能拡張ユニット及び操作パネルの斜視図である。
本発明の実施形態に係る取付構造を示す機能拡張ユニット及び操作パネルの断面図である。
本発明の実施形態に係る機能拡張ユニットの取り付け手順を説明するための断面図である。
本発明の実施形態に係る機能拡張ユニットの取り付け手順を説明するための断面図である。
本発明の実施形態に係る機能拡張ユニットの取り付け手順を説明するための断面図である。
本発明の実施形態に係る機能拡張ユニットと操作パネルの両方の背面に共通のカバー部材を取り付けた状態を示す外観図である。
ロック状態が解除されるメカニズムを説明するための参考図である。
本発明の実施形態に係るカバー部材を内側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係るカバー部材が操作パネルに取り付けられた状態を図8中のE-E線にて切断した断面図である。
機能拡張ユニットと操作パネルとが配線部材を介して接続された状態を示す概略図である。
本発明の実施形態に係る機能拡張ユニットの分解斜視図である。
本発明に係る取付構造の第1変形例を示す機能拡張ユニット及び操作パネルの断面図である。
本発明に係る取付構造の第1変形例を示す機能拡張ユニット及び操作パネルにカバー部材が取り付けられた状態の断面図である。
本発明に係る取付構造の第2変形例を示す機能拡張ユニットと操作パネルとが配線部材を介して接続された状態の概略図である。
本発明に係る取付構造の第3変形例を示す機能拡張ユニット及び操作パネルの断面図である。
本発明に係る取付構造の第3変形例を示す機能拡張ユニット及び操作パネルにカバー部材が取り付けられた状態の断面図である。
本発明に係る取付構造の第3変形例を示す機能拡張ユニットと操作パネルとが配線部材を介して接続された状態の概略図である。
本発明に係る取付構造の第4変形例を示す機能拡張ユニットと操作パネルとが配線部材によって接続され、さらに配線部材がカバー部材によって覆われた状態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る取付構造について、添付の図面に基づき、電子機器の一例としての画像形成装置の操作パネルに機能拡張ユニットを取り付ける実施形態を例に説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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