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公開番号2025072281
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024115614
出願日2024-07-19
発明の名称レンズユニット、レンズ鏡筒および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20250430BHJP(光学)
要約【課題】 本発明は、レンズ組立の際のレンズの位置決め精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】 第1レンズと、前記第1レンズに重ね合わせる第2レンズを備えたレンズユニットであって、前記第1レンズは、第2レンズに対向する面に、第1凸部を備え、前記第2レンズは、第1レンズに対向する面に、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部を備えることを特徴とするレンズユニット。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1樹脂レンズと、前記第1樹脂レンズに重ね合わせる第2樹脂レンズを備えたレンズユニットであって、
前記第1樹脂レンズは、第2樹脂レンズに対向する面に、第1凸部を備え、
前記第2樹脂レンズは、第1樹脂レンズに対向する面に、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部を備え、
いずれの前記第1凹部に前記第1凸部を嵌合させた状態であっても、
前記第1樹脂レンズのゲート位置と、前記第2樹脂レンズのゲート位置とは、光軸を軸とした回転方向において重ならない、
ことを特徴とするレンズユニット。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
いずれの前記第1凹部に前記第1凸部を嵌合させた状態であっても、
前記第2樹脂レンズのゲート位置は、前記第1樹脂レンズのゲート位置に対して、光軸を軸とした回転方向において15°以上回転した位置となる、
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項3】
前記第1凸部は、複数設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項4】
前記第1凹部の数は、前記第1凸部の数の整数倍であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項5】
前記第1凸部の表面の形状と、前記第1凹部の表面の形状は異なることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項6】
前記第1凸部は球面であり、前記第1凹部はV字またはU字形状であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項7】
前記第1凹部は、前記第1樹脂レンズと前記第2樹脂レンズを重ね合わせる方向を軸としたときに、前記軸の半径方向に延びる矩形であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項8】
前記第1凸部は、3個設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項9】
前記第1樹脂レンズと前記第2樹脂レンズを重ね合わせる方向は、前記レンズユニットの光軸が延びる方向であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項10】
前記第2樹脂レンズは、レンズの外周部に対してレンズの中心の厚みが厚いレンズであって、
前記第2樹脂レンズのゲート位置は、前記レンズユニットの光軸の回転方向において、前記第1凹部と一致しないように設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズユニット、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
撮像素子の高精度化および通信技術の発達により、様々な機器の内部に撮像装置が搭載され、小型レンズの需要が高まっている。特に小型レンズを重ね合わせたレンズユニットは、省スペース化の面で好ましい。しかしながら、レンズユニットにおいてレンズ同士の位置合わせを行なう際に、レンズの寸法差によってうまく位置合わせができないことがあった。
【0003】
そこで特許文献1には、位置決め部として第1単レンズに3つの凸部、第2単レンズに3つの溝部を設け、少なくとも2つの位置決め部は、互いに固有制限方向を異ならせている形態が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2015/111703号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、レンズ組立の際のレンズの位置決め精度をさらに向上させることができる構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段は、第1樹脂レンズと、前記第1樹脂レンズに重ね合わせる第2樹脂レンズを備えたレンズユニットであって、前記第1樹脂レンズは、第2樹脂レンズに対向する面に、第1凸部を備え、前記第2樹脂レンズは、第1樹脂レンズに対向する面に、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部を備え、いずれの前記第1凹部に前記第1凸部を嵌合させた状態であっても、前記第1樹脂レンズのゲート位置と、前記第2樹脂レンズのゲート位置とは、光軸を軸とした回転方向において重ならない、ことを特徴とする。
【0007】
さらに、上記課題を解決するための手段は、第1樹脂レンズと、前記第1樹脂レンズに重ね合わせる第2樹脂レンズと、前記第1樹脂レンズとは反対側において前記第2樹脂レンズに重ね合わせる第3樹脂レンズと、を備えたレンズユニットであって、前記第1樹脂レンズは、第2樹脂レンズに対向する面に、第1凸部を備え、前記第2樹脂レンズは、第1樹脂レンズに対向する面に、前記第1凸部と嵌合可能な第1凹部を備え、前記第1凹部の数は、前記第1凸部よりも多く、前記第2樹脂レンズは、前記第3樹脂レンズと対向する面に、第2凸部を備え、前記第3樹脂レンズは、第2樹脂レンズに対向する面に、前記第2凸部と嵌合可能な第2凹部を備え、前記第2凹部の数は、前記第2凸部よりも多いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
レンズ組立の際のレンズの位置決め精度を向上させる上で有利な技術を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るレンズユニットの斜視図である。
第1実施形態に係るレンズユニットの上面図である。
図2のA-A線におけるレンズユニットの断面図である。
第1レンズの上面図である。
第2レンズの上面図である。
第3レンズの上面図である。
第2実施形態に係るレンズユニットの上面図である。
レンズ多数個取り成形を示した図である。
比較例1のレンズユニットの斜視図である。
比較例1のレンズユニットの上面図である。
図9のB-B断面図である。
比較例2の第2レンズの上面図である。
比較例2の第3レンズの上面図である。
実施形態に係るレンズユニットを用いた装置の一例としての撮像装置の説明図である。
第4実施形態に係るレンズユニットの斜視図である。
第1レンズの上面図である。
第2レンズの上面図である。
第3レンズの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。ただし、以下に説明する形態は、発明の1つの実施形態であって、これに限定されるものではない。そして、共通する構成を複数の図面を相互に参照して説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。同じ名称で別々の事項については、それぞれ、第一の事項、第二の事項というように、「第〇」を付けて区別することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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