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公開番号2025073003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183541
出願日2023-10-25
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250501BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 光学センサはシャッタからの反射光をテスト画像からの反射光として誤検知してしまう可能性があった。
【解決手段】 画像形成条件に基づき中間転写ベルト118に画像を形成する画像形成ステーション114~117と、中間転写ベルト118に形成されたテスト画像からの反射光を検知する光学センサ141と、光学センサ141の受光面が汚れることを抑制するシャッタ142と、シャッタ142の位置を制御するシャッタ制御部213と、光学センサ141によるテスト画像の検知結果に基づき画像形成条件を生成するCPU203と、を備え、CPU203は、パターン画像が光学センサ141の照射位置を通過する間にシャッタ142の開動作を実行させて取得される光学センサ141の信号レベルに基づき、テスト画像を検知する際のシャッタ142の開動作の開始タイミングを決定する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置であって、
像担持体と、
画像形成条件に基づき前記像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
前記像担持体に向けて光を発する発光部と、前記像担持体に形成されるテスト画像からの反射光を受光する受光部とを有し、前記受光部により受光された光の強度に応じた信号を出力する出力手段と、
前記受光部が汚れることを抑制するために前記受光部と対向する第1の位置に制御され、前記受光部が前記テスト画像からの反射光を受光するように前記第1の位置から退避した第2の位置に制御されるシャッタと、
前記第1の位置と前記第2の位置とに前記シャッタを制御する制御手段と、
前記発光部からの光が照射される照射位置に前記像担持体上の前記テスト画像が到達するよりも前のタイミングにおいて前記制御手段に前記シャッタの位置を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる開動作を開始させ、前記出力手段から出力された前記テスト画像からの反射光の強度に応じた信号に基づき、前記画像形成条件を生成する生成手段と、
前記画像形成手段にパターン画像を形成させ、前記照射位置に前記像担持体上の前記パターン画像を通過させながら前記制御手段に前記開動作を開始させ、該開動作が開始してから前記出力手段により出力された信号の値が閾値に達するまでの時間に基づき前記タイミングを決定する決定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記決定手段は、前記照射位置に前記テスト画像が到達するよりも前に前記シャッタの位置が前記第2の位置に移動し終えるように、前記タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記決定手段は、前記像担持体が回転する回転方向において前記テスト画像の下流に形成された画像が前記照射位置を通過し終えた後に前記シャッタの位置が前記第2の位置になるように、前記タイミングを決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記タイミングは、前記テスト画像の形成を開始してからの時間に基づき制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記パターン画像からの反射光の強度に応じた信号の値は、前記シャッタの裏面からの反射光の強度に応じた信号の値と異なることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記パターン画像からの反射光の強度に応じた信号の値は前記閾値より大きく、
前記シャッタの裏面からの反射光の強度に応じた信号の値は前記閾値より小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記シャッタが突き当て部に突き当たるように前記シャッタを引っ張るバネ部材と、
前記バネ部材の引っ張り力に抗して前記シャッタを前記突き当て部から離間させるソレノイドと、をさらに有し、
前記第1の位置は前記シャッタが前記突き当て部に突き当たった状態の前記シャッタの位置であること特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記テスト画像は、前記像担持体上の、シートに転写される画像と、該シートの後続のシートに転写される画像との間の領域に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は像担持体上の画像を検知するセンサを保護するシャッタの制御に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタ等の画像形成装置は、画像形成装置のキャリブレーションを行うため、像担持体に形成された画像を検知する光学センサを備えるものが知られている。例えば、画像形成装置は、像担持体にテスト画像を形成し、光学センサによりテスト画像からの反射光を受光し、光学センサにより検知されたテスト画像からの反射光の検知結果に基づいて画像形成装置により形成される画像の濃度を制御する。
【0003】
画像形成装置の内部に設けられる光学センサは飛散するトナーによって汚れてしまう。光学センサの受光面が汚れてしまうと、光学センサがテスト画像からの反射光を高精度に検知できない。これにより、画像形成装置はキャリブレーションを実行しているにもかかわらず、画像品質が低下してしまう可能性がある。そこで、飛散するトナーによって受光面が汚れることを抑制するため、光学センサに開閉可能なシャッタを有する構成が知られている(特許文献1)。光学センサが光を照射する照射位置にテスト画像が通過する際にはシャッタが開いてテスト画像からの反射光が光学センサに受光され、前記照射位置を検知対象が通過していない期間はシャッタが閉じることで受光面の汚れの付着を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-20187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、発明者達の実験によれば、シャッタを開く開動作を開始してから光学センサが検知対象からの反射光を受光可能な位置までシャッタが開くまでの時間には個体差がある。照射位置にテスト画像が到達するときにシャッタが開いていなければ、光学センサはシャッタからの反射光をテスト画像からの反射光として誤検知してしまう可能性がある。
【0006】
そこで、本発明の画像形成装置は、シャッタの開動作を開始するタイミングを適切に制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置であって、像担持体と、画像形成条件に基づき前記像担持体に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体に向けて光を発する発光部と、前記像担持体に形成されるテスト画像からの反射光を受光する受光部とを有し、前記受光部により受光された光の強度に応じた信号を出力する出力手段と、前記受光部が汚れることを抑制するために前記受光部と対向する第1の位置に制御され、前記受光部が前記テスト画像からの反射光を受光するように前記第1の位置から退避した第2の位置に制御されるシャッタと、前記第1の位置と前記第2の位置とに前記シャッタを制御する制御手段と、前記発光部からの光が照射される照射位置に前記像担持体上の前記テスト画像が到達するよりも前のタイミングにおいて前記制御手段に前記シャッタの位置を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる開動作を開始させ、前記出力手段から出力された前記テスト画像からの反射光の強度に応じた信号に基づき、前記画像形成条件を生成する生成手段と、前記画像形成手段にパターン画像を形成させ、前記照射位置に前記像担持体上の前記パターン画像を通過させながら前記制御手段に前記開動作を開始させ、該開動作が開始してから前記出力手段により出力された信号の値が閾値に達するまでの時間に基づき前記タイミングを決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シャッタの開動作を開始するタイミングを適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略断面図
光学センサの概略断面図
印刷装置の制御ブロック図
センサユニットの斜視概略図
テスト画像の形成を伴う画像形成動作を示すフローチャート図
テスト画像の読取制御を示すフローチャート図
シャッタの開動作の開始タイミングを決定するタイミング調整制御を示すフローチャート図
シャッタ開時間の算出方法を説明するための図
シャッタの開動作の開始タイミングを調整した前後の動作の違いを示す模式図
シャッタの開動作の開始タイミングを調整した前後の動作の違いを示す他の模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるものであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(【0011】以降は省略されています)

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