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公開番号2025072261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182879
出願日2023-10-24
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250430BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】システム構成に基づいて画像形成を禁止することが可能な画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置の下方に複数のオプション給送装置が接続され、最下段のオプション給送装置の下方に設置部材26が接続可能な画像形成ユニットは、制御部と、画像形成装置と各オプション給送装置との通信手段と、各オプション給送装置に設けられた嵌合部72b~72eと、各オプション給送装置に設けられた嵌合検知手段25b~25eと、を有し、制御部は、通信手段による通信結果と嵌合検知手段25b~25eによる検知結果に基づいて、設置部材26が接続されているか否かに関する第1の情報を取得すると共に、通信手段による通信結果に基づいて、接続されたオプション給送装置の数に関する第2の情報を取得し、第1の情報と第2の情報に基づいて、画像形成装置による画像形成を禁止する処理を実行可能である構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置の下方に接続され、前記画像形成装置へシートを給送するオプション給送装置と、
を備え、
前記オプション給送装置は、当該オプション給送装置の下方に別のオプション給送装置を接続可能であって、前記画像形成装置の下方に複数の前記オプション給送装置を上下方向に積層して接続可能であり、
前記オプション給送装置の下方に、床面に設置される設置部材を接続可能である画像形成システムであって、
前記画像形成装置の動作を制御する制御部と、
前記画像形成装置と前記オプション給送装置との間での信号の送受信を行う通信手段と、
前記オプション給送装置に設けられ、前記オプション給送装置の下方に接続される別のオプション給送装置又は前記設置部材と嵌合する嵌合部と、
前記オプション給送装置に設けられ、前記嵌合部が前記オプション給送装置の下方に接続される別のオプション給送装置又は前記設置部材と嵌合したことを検知する嵌合検知手段と、
を有し、
前記制御部は、前記通信手段による通信結果と、前記嵌合検知手段による検知結果と、に基づいて、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されているか否かに関する第1の情報を取得すると共に、前記通信手段による通信結果に基づいて、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数に関する第2の情報を取得し、前記第1の情報と、前記第2の情報と、に基づいて、前記画像形成装置による画像形成を禁止する処理を実行可能であることを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記禁止する処理を実行する場合に、該処理に関する情報を報知するための処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記オプション給送装置の前記嵌合検知手段により当該オプション給送装置の前記嵌合部が別のオプション給送装置又は前記設置部材のいずれか一方である下部要素と嵌合したことが検知された場合において、前記通信手段により該下部要素と通信できないときには、当該オプション給送装置の下方に前記設置部材が接続されていると判断し、前記通信手段により該下部要素と通信できるときには、当該オプション給送装置の下方に別のオプション給送装置が接続されていると判断する請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されていないときには、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数が第1の閾値よりも大きい場合に、前記禁止する処理を実行し、
前記制御部は、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されているときには、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数が第2の閾値よりも大きい場合に、前記禁止する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記第1の閾値は、前記第2の閾値よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記画像形成装置に設けられ、前記画像形成装置の下方に接続される前記オプション給送装置又は前記設置部材と嵌合する嵌合部と、
前記画像形成装置に設けられ、前記画像形成装置の前記嵌合部が前記オプション給送装置又は前記設置部材と嵌合したことを検知する嵌合検知手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記画像形成装置には、更に前記オプション給送装置とは異なるオプション装置が接続可能であり、
前記制御部は、前記第1の情報と、前記第2の情報と、前記画像形成装置に前記オプション装置が接続されているか否かに関する第3の情報と、に基づいて、前記禁止する処理を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記オプション装置は、前記画像形成装置から排出されたシートを受け取り、前記画像形成システムの外部に向けて搬送する装置であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されておらずかつ前記オプション装置が接続されていないときには、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数が第1の閾値よりも大きい場合に、前記禁止する処理を実行し、
前記制御部は、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されておりかつ前記オプション装置が接続されていないときには、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数が第2の閾値よりも大きい場合に、前記禁止する処理を実行し、
前記制御部は、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されておらずかつ前記オプション装置が接続されているときには、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数が第3の閾値よりも大きい場合に、前記禁止する処理を実行し、
前記制御部は、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されておりかつ前記オプション装置が接続されているときには、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数が第4の閾値よりも大きい場合に、前記禁止する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記第1の閾値は前記第2の閾値よりも小さく、前記第3の閾値は前記第4の閾値よりも小さく、前記第4の閾値は前記第2の閾値以下であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置へシートを給送するオプション給送装置を画像形成装置に接続することが可能な画像形成システムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば電子写真方式を用いた画像形成装置の下方に、オプション装置としてシート給送用の複数のオプション給送装置を積層して装着できるように構成された画像形成システムがある。この画像形成システムは、オプション給送装置内のシート搬送路及び画像形成装置内のシート搬送路を通じて、オプション給送装置から画像形成装置内の画像形成部へシートを搬送できるように構成される。画像形成装置にオプション給送装置を増設することにより、大量のシートを給送することができるようになったり、異なる種類のシートを選択して使用することができるようになったりする。
【0003】
画像形成装置の重量はオプション給送装置の重量よりも大きく、多数のオプション給送装置が画像形成装置に接続された場合、画像形成システムの重心が高い位置になる。そして、所定の数を超える数のオプション給送装置が画像形成装置に接続されると、通常の状態では問題なくても、地震など床面が大きく振動する場合や画像形成システムの移動時などにおける画像形成システムの転倒を防止する必要が生じることがある。
【0004】
特許文献1では、転倒防止用の床面置きのオプション給送装置の有無に応じて予め設定された閾値よりも大きい数のオプション給送装置が画像形成装置に接続された場合に、画像形成装置の動作を禁止する構成が提案されている。
【0005】
このように画像形成装置の動作を禁止することで、ユーザーやサービス担当者などの操作者に画像形成システムの構成の確認や組み換えを促し、画像形成システムの転倒のリスクの発生を未然に防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-117735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の構成では、画像形成装置に複数接続して増設可能なオプション給送装置と、転倒防止用の床面置きのオプション給送装置と、が存在する。そして、この構成では、それぞれのオプション給送装置に設けられた電気接点が用いられて、転倒防止用の床面置きのオプション給送装置の有無が判断される。
【0008】
しかしながら、上記従来の構成では、画像形成装置に複数接続して増設可能なオプション給送装置と、転倒防止用の床面置きのオプション給送装置と、を用意する必要があるため、画像形成システムのコストアップにつながる。
【0009】
そこで、本発明の目的は、低コスト化に有利な構成で、システム構成を判定した結果に基づいて画像形成装置による画像形成を禁止することが可能な画像形成システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は本発明に係る画像形成システムにて達成される。要約すれば、本発明によれば、シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置の下方に接続され、前記画像形成装置へシートを給送するオプション給送装置と、を備え、前記オプション給送装置は、当該オプション給送装置の下方に別のオプション給送装置を接続可能であって、前記画像形成装置の下方に複数の前記オプション給送装置を上下方向に積層して接続可能であり、前記オプション給送装置の下方に、床面に設置される設置部材を接続可能である画像形成システムであって、前記画像形成装置の動作を制御する制御部と、前記画像形成装置と前記オプション給送装置との間での信号の送受信を行う通信手段と、前記オプション給送装置に設けられ、前記オプション給送装置の下方に接続される別のオプション給送装置又は前記設置部材と嵌合する嵌合部と、前記オプション給送装置に設けられ、前記嵌合部が前記オプション給送装置の下方に接続される別のオプション給送装置又は前記設置部材と嵌合したことを検知する嵌合検知手段と、を有し、前記制御部は、前記通信手段による通信結果と、前記嵌合検知手段による検知結果と、に基づいて、前記画像形成装置に前記設置部材が接続されているか否かに関する第1の情報を取得すると共に、前記通信手段による通信結果に基づいて、前記画像形成装置に接続された前記オプション給送装置の数に関する第2の情報を取得し、前記第1の情報と、前記第2の情報と、に基づいて、前記画像形成装置による画像形成を禁止する処理を実行可能であることを特徴とする画像形成システムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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