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公開番号2025073136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183627
出願日2023-10-26
発明の名称内装部材アセンブリ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60R 13/02 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約【課題】隣接する他の車両内装部材と干渉させることなく狭い隙間で第2の車両内装部材を第1の車両内装部品に組み付けることができる内装部材アセンブリを提供する。
【解決手段】第1カメラカバー20と、車室パネル15と、第1カメラカバー20と車室パネル15との間の隙間Sに差し込まれて第1カメラカバー20に組付けられる第2カメラカバー30と、で構成される内装部材アセンブリ100であって、第1カメラカバー20は、第1ガイド板23と第2ガイド板24とを備え、第1ガイド板23と第2ガイド板24とは、第1の方向と第2の方向とに第2カメラカバー30の組付け方向をガイドするガイド溝25を規定し、第1ガイド板23は、第2カメラカバー30の前端が当接した際に、組付け方向を第1の方向から第2の方向に変更させる湾曲板28を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車室内に固定された第1の車両内装部材と、
前記第1の車両内装部材に隣接して配置された車室パネルと、
前記第1の車両内装部材と前記車室パネルとの間の隙間に差し込まれて前記第1の車両内装部材に組付けられる第2の車両内装部材と、で構成される内装部材アセンブリであって、
前記第1の車両内装部材は、ケーシングの表面に立設される第1ガイド板と、前記第1ガイド板よりも前記車室パネルから遠い位置で前記ケーシングの表面に立設される第2ガイド板とを備え、
前記第1ガイド板と前記第2ガイド板とは、前記隙間の延びる方向に対して傾斜した第1の方向と、前記隙間の延びる方向である第2の方向と、に前記第2の車両内装部材の組付け方向をガイドするガイド溝を規定し、
前記第1ガイド板は、前記車室パネルに対向する面に立設され、前記第2の車両内装部材の組付け中に前記第2の車両内装部材の前端が当接した際に、前記組付け方向を前記第1の方向から前記第2の方向に変更させる湾曲板を備えること、
を特徴とする内装部材アセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の車両用内装部材で構成される内装部材アセンブリの構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
内装部品の開口には、開口を塞ぐカバーが取り付けられる。カバーは、一端を開口の縁部に係合させ、係合部を中心にして他端を回転させ、他端に形成された係止爪を開口の他方の縁部に係合させることによって内装部品に取付けられる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-186903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された内装部品のように、カバーの係合部を中心にカバーを回転させ、カバーの先端を開口の縁部に係合させる構造の場合、カバーの寸法が大きい場合には、カバーの先端が他の内装部品と干渉してしまい、カバーを組付けられない場合や、カバーや他の内装部品が損傷してしまう場合がある。このため、カバーと他の内装部品との隙間を広げることが必要となるが、見切り幅が広くなって見栄えが低下してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本開示は、第2の車両内装部材と他の車両内装部材との隙間が狭くなるように第2の車両内装部材を第1の車両内装部品に組み付けることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の内装部材アセンブリは、車室内に固定された第1の車両内装部材と、前記第1の車両内装部材に隣接して配置された車室パネルと、前記第1の車両内装部材と前記車室パネルとの間の隙間に差し込まれて前記第1の車両内装部材に組付けられる第2の車両内装部材と、で構成される内装部材アセンブリであって、前記第1の車両内装部材は、ケーシングの表面に立設される第1ガイド板と、前記第1ガイド板よりも前記車室パネルから遠い位置で前記ケーシングの表面に立設される第2ガイド板とを備え、前記第1ガイド板と前記第2ガイド板とは、前記隙間の延びる方向に対して傾斜した第1の方向と、前記隙間の延びる方向である第2の方向と、に前記第2の車両内装部材の組付け方向をガイドするガイド溝を規定し、前記第1ガイド板は、前記車室パネルに対向する面に立設され、前記第2の車両内装部材の組付け中に前記第2の車両内装部材の前端が当接した際に、前記組付け方向を前記第1の方向から前記第2の方向に変更させる湾曲板を備えること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このように、本開示の内装部材アセンブリは、第2の車両内装部材の組付け方向を第1の方向から第2の方向に変更しながら、第2の車両内装部材を車室パネルと第1の車両内装部材との間の隙間に差し込んで第1の車両内装部材に組付けるので、組付け後の第2の車両内装部材と室内パネルとの間の間隔を狭くすることができ、内装部材アセンブリの見栄えを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の内装部材アセンブリの立断面図である。
第1の方向に向かって第2カメラカバーを第1カメラカバーに組み付ける状態を示す立断面図である。
第2カメラカバーの前端が湾曲板に当接しながら表面に沿って移動し、第2カメラカバーの後端部が回転する状態を示す立断面図である。
組付け方向が第2の方向となった後、第1カメラカバーと車室パネルとの間の隙間に第2カメラカバーを差し込んで、第1カメラカバーに第2カメラカバーを組み付ける状態を示す立断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態の内装部材アセンブリ100について説明する。尚、各図に示すFR、UP、RHは、内装部材アセンブリ100が取り付けられる車両200の前側、上側、右側をそれぞれ示している。また、FR、UP、RHの反対方向は、後側、下側、左側を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両200の前後方向の前後、左右方向の左右、上下方向の上下を示すものとする。
【0010】
図1に示すように、内装部材アセンブリ100は、車室パネル15と、第1の車両内装部材である第1カメラカバー20と、第2の車両内装部材である第2カメラカバー30とで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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