TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025073453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184264
出願日
2023-10-26
発明の名称
筒型防振装置
出願人
住友理工株式会社
代理人
弁理士法人笠井中根国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
F16F
1/387 20060101AFI20250502BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】容易に製造可能な構造によって、目的とするばね特性を高度に実現することができる、新規な構造の筒型防振装置を提供する。
【解決手段】インナ軸部材12とアウタ筒部材14とが本体ゴム弾性体16で連結された筒型防振装置10において、インナ軸部材12とアウタ筒部材14の径方向間に中間部材26が配されて、中間部材26が本体ゴム弾性体16に固着されており、中間部材26の軸方向中央部分は、内周面及び外周面が軸方向両端部分よりも外周へ突出したバルジ部30とされており、中間部材26は、バルジ部30において径方向の凹凸となる波状部分36を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
インナ軸部材とアウタ筒部材とが本体ゴム弾性体で連結された筒型防振装置において、
前記インナ軸部材と前記アウタ筒部材の径方向間に中間部材が配されて、該中間部材が前記本体ゴム弾性体に固着されており、
該中間部材の軸方向中央部分は、内周面及び外周面が軸方向両端部分よりも外周へ突出したバルジ部とされており、
該中間部材は、該バルジ部において径方向の凹凸となる波状部分を備えている筒型防振装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記中間部材の厚さ寸法が全体に亘って一定とされている請求項1に記載の筒型防振装置。
【請求項3】
前記中間部材が周方向に延びる湾曲板状とされており、
径方向で相互に対向する一対の該中間部材が設けられている請求項1又は2に記載の筒型防振装置。
【請求項4】
前記波状部分が軸方向で波状となっている請求項1又は2に記載の筒型防振装置。
【請求項5】
前記波状部分が周方向で波状となっている請求項1又は2に記載の筒型防振装置。
【請求項6】
前記インナ軸部材の軸方向中央部分は、外周面が軸方向両端部分よりも外周へ突出した膨出部とされており、
前記アウタ筒部材の内周面は、軸方向外方へ向けて内周へ突出する凹状面を備えている請求項1又は2に記載の筒型防振装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、自動車のサスペンションブッシュ等に適用される筒型防振装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車のサスペンションブッシュ等に適用される筒型防振装置が知られている。筒型防振装置は、例えば、特開2022-010591号公報(特許文献1)に示されているように、インナ軸部材とアウタ筒部材とが本体ゴム弾性体で連結された構造を有している。また、特許文献1のサスペンションブッシュは、インナ軸部材とアウタ筒部材の間に中間部材が配されており、各方向のばね特性が調節されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-010591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1では、中間部材の厚さ寸法が軸方向の中央部分において中央へ向けて厚肉となるように変化しており、それによって、径方向の硬いばね特性と、こじり方向の柔らかいばね特性との両立が図られている。
【0005】
しかしながら、このような厚さ寸法が軸方向で変化する中間部材を得るためには、略一定の厚さとされた金属素板に対して、潰し量を変化させながら板厚方向にプレスする等の特殊な加工が必要となることから、中間部材の製造が困難であり、その結果、全体が略一定の厚さ寸法とされた中間部材に比して高価な部品となっていた。
【0006】
本発明の解決課題は、容易に製造可能な構造によって、目的とするばね特性を高度に実現することができる、新規な構造の筒型防振装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
【0008】
第一の態様は、インナ軸部材とアウタ筒部材とが本体ゴム弾性体で連結された筒型防振装置において、前記インナ軸部材と前記アウタ筒部材の径方向間には、中間部材が配されて前記本体ゴム弾性体に固着されており、該中間部材の軸方向中央部分は、内周面及び外周面が軸方向両端部分よりも外周へ突出したバルジ部とされており、該中間部材は、該バルジ部において径方向の凹凸となる波状部分を備えているものである。
【0009】
本態様に従う構造とされた筒型防振装置によれば、中間部材のバルジ部に波状部分を設けることによって、波状部分において中間部材の実質的な厚肉化が図られており、バルジ部における中間部材の厚さ寸法を他の部分に比して大きく変化させることなく、径方向の硬いばね特性を設定することが可能となる。
【0010】
第二の態様は、第一の態様に記載された筒型防振装置において、前記中間部材の厚さ寸法が全体に亘って一定とされているものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友理工株式会社
アッパサポート組立体
2日前
住友理工株式会社
スタビライザブッシュ
2日前
住友理工株式会社
スプリングインシュレータ
9日前
住友理工株式会社
電子写真機器用無端ベルト
16日前
個人
流路体
4か月前
個人
クラッチ装置
4か月前
個人
ホース保持具
1か月前
個人
免震留具
6か月前
個人
トーションバー
1か月前
個人
ボルトナットセット
2か月前
個人
固着具と成形品部材
4か月前
個人
回転式配管用支持具
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
15日前
株式会社アイシン
駆動装置
4か月前
株式会社オンダ製作所
継手
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
個人
ベルトテンショナ
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
6か月前
株式会社三協丸筒
枠体
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
株式会社ミクニ
弁装置
3か月前
日東電工株式会社
断熱材
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
2か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
3か月前
株式会社ナジコ
自在継手
4か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
8日前
カヤバ株式会社
緩衝装置
3か月前
株式会社ナベル
直動機構
5か月前
株式会社不二工機
電動弁
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
22日前
株式会社不二工機
電動弁
4か月前
未来工業株式会社
固定体
5か月前
続きを見る
他の特許を見る