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公開番号
2025073585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184504
出願日
2023-10-27
発明の名称
印刷装置、判定方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
7/02 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】印刷装置による媒体への印刷中に粘着力を得られなくなってしまうことがある。
【解決手段】印刷装置は、粘着層に貼り付けられた印刷媒体を搬送する搬送ベルトと、搬送される印刷媒体にインクにより印刷を行う印刷ヘッドと、搬送ベルトの回転方向で印刷ヘッドの下流に位置し、搬送ベルトを洗浄する洗浄部と、搬送ベルトを撮像する撮像器と、制御部と、を備え、制御部は、搬送ベルトの粘着層に印刷ヘッドにより印刷パターンを印刷させることと、洗浄部に、搬送ベルトの粘着層を洗浄させることと、撮像器に、洗浄後の印刷パターンを撮像させることと、印刷パターンの撮像結果に基づいて、粘着層の劣化を判定することと、を実施する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粘着層を有し、前記粘着層に貼り付けられた印刷媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって搬送される前記印刷媒体にインクにより印刷を行う印刷ヘッドと、
前記搬送ベルトの回転方向で前記印刷ヘッドの下流に位置し、前記搬送ベルトを洗浄する洗浄部と、
前記搬送ベルトを撮像する撮像器と、
前記搬送ベルトと、前記印刷ヘッドと、前記洗浄部と、前記撮像器とを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記搬送ベルトの前記粘着層に前記印刷ヘッドにより印刷パターンを印刷させることと、
前記洗浄部に、前記搬送ベルトの前記粘着層を洗浄させることと、
前記撮像器に、洗浄後の前記印刷パターンを撮像させることと、
前記印刷パターンの撮像結果に基づいて、前記粘着層の劣化を判定することと、を実施する、
印刷装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記粘着層の劣化を判定するときの前記印刷パターンの撮像結果の閾値について変更を受け付ける受付部を有する、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
粘着層を有する搬送ベルトの前記粘着層に向けて印刷ヘッドからインクを吐出することによって前記搬送ベルトに前記インクで印刷パターンを印刷することと、
前記印刷パターンを印刷した後に、前記搬送ベルトを洗浄することと、
洗浄後の前記印刷パターンに基づいて、前記粘着層の劣化を判定することと、を含む、
判定方法。
【請求項4】
前記印刷パターンは、相互に前記インクの量が異なる複数のテストパターンを含み、
洗浄後の前記複数のテストパターンの濃度に基づいて、前記粘着層の劣化を判定する、
請求項3に記載の判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、判定方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、粘着性を有する搬送ベルトにより搬送される記録媒体に、インクジェットヘッドにより印刷を行うプリンターを開示する。プリンターは、印刷装置の一例である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-107588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印刷装置の使用に応じて搬送ベルトの粘着力が劣化することがある。粘着力の劣化が進行すると、媒体への印刷中に粘着力を得られなくなってしまうことがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、粘着層を有し、前記粘着層に貼り付けられた印刷媒体を搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送される前記印刷媒体にインクにより印刷を行う印刷ヘッドと、前記搬送ベルトの回転方向で前記印刷ヘッドの下流に位置し、前記搬送ベルトを洗浄する洗浄部と、前記搬送ベルトを撮像する撮像器と、前記搬送ベルトと、前記印刷ヘッドと、前記洗浄部と、前記撮像器とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記搬送ベルトの前記粘着層に前記印刷ヘッドにより印刷パターンを印刷させることと、前記洗浄部に、前記搬送ベルトの前記粘着層を洗浄させることと、前記撮像器に、洗浄後の前記印刷パターンを撮像させることと、前記印刷パターンの撮像結果に基づいて、前記粘着層の劣化を判定することと、を実施する。
【0006】
判定方法は、粘着層を有する搬送ベルトの前記粘着層に向けて印刷ヘッドからインクを吐出することによって前記搬送ベルトに前記インクで印刷パターンを印刷することと、前記印刷パターンを印刷した後に、前記搬送ベルトを洗浄することと、洗浄後の前記印刷パターンに基づいて、前記粘着層の劣化を判定することと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
印刷装置の概略構成を示す模式図。
印刷装置の概略構成を説明するブロック図。
印刷パターンの一例を説明する平面図。
複数のテストパターンのインク量を説明する図。
洗浄後の複数のテストパターンを説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に示すように、印刷装置1は、媒体搬送部2と、媒体密着部3と、印刷部4と、乾燥部5と、洗浄部6と、撮像センサー7と、制御回路8と、を備える。印刷装置1の各部は、フレームFに取り付けられる。図1には、X軸、Y軸、及びZ軸が付されている。X軸、Y軸、及びZ軸は、相互に直交する座標軸である。これ以降に示す図についても必要に応じてX軸、Y軸、及びZ軸が付される。この場合、各図におけるX軸、Y軸、及びZ軸は、図1におけるX軸、Y軸、及びZ軸に対応する。図1は、X軸とY軸とによって規定されるXY平面に印刷装置1を配置した状態を示す。本実施形態では、XY平面を水平な平面に一致させた状態で印刷装置1をXY平面に配置したときの状態が、印刷装置1の使用状態である。水平面に一致させたXY平面に印刷装置1を配置したときの印刷装置1の姿勢を、印刷装置1の使用姿勢と呼ぶ。
【0009】
印刷装置1の構成部品やユニットを示す図や説明にX軸、Y軸、及びZ軸が表記される場合がある。その場合、構成部品やユニットを印刷装置1に組み込んだ状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を意味する。また、印刷装置1の使用姿勢における各構成部品やユニットの姿勢を、それらの構成部品やユニットの使用姿勢と呼ぶ。そして、以下において、印刷装置1や、その構成部品、ユニット等の説明では、特にことわりがないときには、それぞれの使用姿勢での説明とする。
【0010】
なお、印刷装置1が実際に使用される場面では、水平面は、実質的に水平な面であればよい。実質的な水平には、例えば、印刷装置1が使用されるときに載置される面について許容される傾斜範囲内で傾斜が含まれる。このようなことから、実質的な水平面は、例えば、高精度に形成された定盤などの面に限定されない。実質的な水平面には、例えば、印刷装置1が使用されるときに載置される机や、台、棚、床などの種々の面が含まれる。また、鉛直方向は、厳密に重力方向に沿った距離に限定されず、実質的な水平面に対する垂直方向も含まれる。このため、実質的な水平面が、例えば、机や、台、棚、床などの面であるときには、鉛直方向は、これらの面に対する垂直方向を指す。
(【0011】以降は省略されています)
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