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公開番号2025073601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184525
出願日2023-10-27
発明の名称空気入りタイヤ
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人個人,個人
主分類B60C 15/06 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約【課題】コーナリングパワーが高く、最大コーナリングフォースが低く、乗り心地が良い空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤは、一対のビードと、一対のビードのそれぞれからタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、一対のサイドウォールの間に配置されているトレッドと、一対のビードの間に架け渡されているカーカスプライと、を備える。ビードは、ビードコア11と、ビードコア11からタイヤ径方向外側に延びるビードフィラー12と、ビードフィラー12のタイヤ幅方向外側を補強する補強層13と、を備える。トレッドは、硬度が60以下であるトレッドゴムを含む。空気入りタイヤは、断面高さに対するビードフィラーのタイヤ径方向の長さの比が30%以上40%以下であり、断面高さに対する補強層のタイヤ径方向の長さの比が40%以上50%以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一対のビードと、
前記一対のビードのそれぞれからタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、
前記一対のサイドウォールの間に配置されているトレッドと、
前記一対のビードの間に架け渡されているカーカスプライと、を備え、
前記ビードは、ビードコアと、前記ビードコアからタイヤ径方向外側に延びるビードフィラーと、前記ビードフィラーのタイヤ幅方向外側を補強する補強層と、を備え、
前記トレッドは、硬度が60以下であるトレッドゴムを含み、
断面高さに対する前記ビードフィラーのタイヤ径方向の長さの比が30%以上40%以下であり、
断面高さに対する前記補強層のタイヤ径方向の長さの比が40%以上50%以下である、空気入りタイヤ。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記カーカスプライは、本体部と、前記本体部と接続されており、前記ビードコアの少なくとも一部に沿って折り返されている折り返し部と、を有し、
前記補強層の一部は、前記ビードフィラーの一部と、前記折り返し部との間に挟持されており、
前記補強層の残部は、前記本体部と、前記折り返し部との間に挟持されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記補強層のタイヤ径方向内端が前記ビードフィラーのタイヤ径方向内端よりもタイヤ径方向外側である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記補強層のタイヤ径方向外端が前記ビードフィラーのタイヤ径方向外端よりもタイヤ径方向外側である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一対のビードと、一対のビードのそれぞれからタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、一対のサイドウォールの間に配置されたトレッドと、一対のビードの間に架け渡されたカーカスプライと、を備える空気入りタイヤが知られている。ここで、ビードは、ビードコアと、ビードコアからタイヤ径方向外側に延びるビードフィラーと、を備える。
【0003】
特許文献1には、ビードフィラーのタイヤ幅方向内側およびタイヤ幅方向外側に、それぞれ内側サイド補強層および外側サイド補強層を配置することが記載されている。ここで、内側サイド補強層は、ビードフィラーのタイヤ径方向外端よりもタイヤ径方向内側に配置されている。また、外側サイド補強層は、ビードフィラーのタイヤ径方向外端からタイヤ径方向外側に延在する外側延在部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-69500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、空気入りタイヤのコーナリングパワーを高くすることが望まれている。しかしながら、トレッドゴムの硬度を高くすると、空気入りタイヤの最大コーナリングフォースが高くなったり、乗り心地が低くなったりする。ここで、空気入りタイヤの最大コーナリングフォースが高くなると、舵角が大きい車両の旋回時に、空気入りタイヤがグリップしすぎて、車両がロールする場合がある。
【0006】
本発明は、コーナリングパワーが高く、最大コーナリングフォースが低く、乗り心地が良い空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、空気入りタイヤにおいて、一対のビードと、前記一対のビードのそれぞれからタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの間に配置されているトレッドと、前記一対のビードの間に架け渡されているカーカスプライと、を備え、前記ビードは、ビードコアと、前記ビードコアからタイヤ径方向外側に延びるビードフィラーと、前記ビードフィラーのタイヤ幅方向外側を補強する補強層と、を備え、前記トレッドは、硬度が50以上60以下であるトレッドゴムを含み、断面高さに対する前記ビードフィラーのタイヤ径方向の長さの比が30%以上40%以下であり、断面高さに対する前記補強層のタイヤ径方向の長さの比が40%以上50%以下である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コーナリングパワーが高く、最大コーナリングフォースが低く、乗り心地が良い空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ幅方向の半断面を示す図である。
図1の空気入りタイヤの部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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