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公開番号2025073729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184759
出願日2023-10-27
発明の名称発光装置
出願人シチズン電子株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H10H 20/857 20250101AFI20250502BHJP()
要約【課題】ワイヤの実装面に対向する面に保護膜が配置可能な発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置1は、一対の電極12a及び12b、及び一対の電極のそれぞれに接続された一対の配線パターン11a及び11bが形成された基板と、一対の配線パターンに接続された発光素子と、発光素子を囲むように配置されたダム材と、ダム材に囲まれた領域に配置され、発光素子を封止する封止材と、導電性部材で形成され、一対の電極のそれぞれを覆うように配置された一対の電極台とを有し、一対の電極台のそれぞれは、ダム材よりも高い位置に配置され且つ導電部材が配置可能な上面を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一対の電極、及び前記一対の電極のそれぞれに接続された一対の配線パターンが形成された基板と、
前記一対の配線パターンに接続された発光素子と、
前記発光素子を囲むように配置されたダム材と、
前記ダム材に囲まれた領域に配置され、前記発光素子を封止する封止材と、
導電性部材で形成され、前記一対の電極のそれぞれを覆うように配置された一対の電極台と、を有し、
前記一対の電極台のそれぞれは、前記ダム材よりも高い位置に配置され且つ導電部材が配置可能な上面を有する、ことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記一対の電極台のそれぞれは、
前記上面を有する上板と、
前記上板に対向するように配置され、前記一対の電極に接続される底板と、
上端が前記上板に接続され且つ下端が前記底板に接続され、前記上板を保持する保持板と、
を有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記底板は、開口又は切り欠きが形成される、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記保持板は、前記上板の一端から前記基板に向かって延伸する第1側板、及び前記上板の他端から前記基板に向かって延伸する第2側板を更に有し、
前記底板は、第1側板の下端に接続され、前記基板の延伸方向に平行に延伸する第1底板、及び第2側板の下端に接続され、前記第1底板の延伸方向と反対の方向に延伸する第2底板を有し、
前記開口は、前記第1底板と前記第2底板との間に形成される隙間である、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
導電部材により形成され、前記底板の周囲に配置される第1接続部材と、
絶縁部材により形成され、前記開口又は前記切り欠きに配置される第2接続部材と、
を更に有する、請求項3に記載の発光装置。
【請求項6】
前記上面は、凹部又は孔が形成される、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記一対の電極台のそれぞれは、前記上面から前記基板と反対の方向に延伸する突起部を更に有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記突起部は、前記上面の前記ダム材に近接する端部から延伸する、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記突起部は、前記上面を覆うように傾斜して配置される、請求項8に記載の発光装置。
【請求項10】
前記上面は、傾斜して配置される、請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)ダイを発光素子として使用する発光装置において、発光特性及び信頼性を向上させる種々の技術が知られている。特許文献1には、金属製の基台と、基台上に配置された第1の枠材と、第1の枠材の外側に配置された実装された複数のLED素子と、複数のLED素子を覆う被覆材と、第1の枠材の内側に配置された第1の貫通穴とを有する発光装置が記載される。特許文献1に記載される発光装置では、第1の枠材の内側にLED素子及び被覆材配置しないので、第1の枠材で囲まれたエリアではLED素子の発熱が生じず、LED素子の発熱による基台の反りを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-117820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
LEDダイを発光素子として使用する発光装置では、小型化が望まれており、LEDダイを封止する封止材を囲むように配置されるダム材と、発光装置に電力を供給するために導電部材に接続される電極との間の離隔距離が短くなりつつある。ダム材と電極との間の離隔距離が短くなると、電極と導電部材とをハンダ付けにより接続するときに、ハンダがダム材に溶着してダム材及び封止材が破損して信頼性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するものであり、ダム材と電極との間の離隔距離にかかわらず、電極と導電部材とを接続するハンダ付けが容易な発光装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る発光装置は、一対の電極、及び一対の電極のそれぞれに接続された一対の配線パターンが形成された基板と、一対の配線パターンに接続された発光素子と、発光素子を囲むように配置されたダム材と、ダム材に囲まれた領域に配置され、発光素子を封止する封止材と、導電性部材で形成され、一対の電極のそれぞれを覆うように配置された一対の電極台とを有し、一対の電極台のそれぞれは、ダム材よりも高い位置に配置され且つ導電部材が配置可能な上面を有する。
【0007】
さらに、本発明に係る発光装置では、一対の電極台のそれぞれは、上面を有する上板と、上板に対向するように配置され、一対の電極に接続される底板と、上端が上板に接続され且つ下端が底板に接続され、上板を保持する保持板とを有することが好ましい。
【0008】
さらに、本発明に係る発光装置では、底板は、開口又は切り欠きが形成されることが好ましい。
【0009】
さらに、本発明に係る発光装置では、保持板は、上板の一端から基板に向かって延伸する第1側板、及び上板の他端から基板に向かって延伸する第2側板を更に有し、底板は、第1側板の下端に接続され、基板の延伸方向に平行に延伸する第1底板、及び第2側板の下端に接続され、第1底板の延伸方向と反対の方向に延伸する第2底板を有し、開口は、第1底板と第2底板との間に形成される隙間であることが好ましい。
【0010】
さらに、本発明に係る発光装置は、導電部材により形成され、底板の周囲に配置される第1接続部材と、絶縁部材により形成され、開口又は切り欠きに配置される第2接続部材とを更に有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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