TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025073779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184838
出願日2023-10-27
発明の名称ネスティングラック
出願人株式会社 ビ-ベストワーク
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65G 1/14 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】中間棚を上下方向における所定の中間高さ位置に取り付け取り外しする際の掛止構造に改良が加えられているネスティングラック及び、改良された掛止構造を提案する。
【解決手段】鉛直方向に伸びている断面矩形の支柱が備えている水平方向に伸びる掛止孔に挿入される支持ロッドと、支持ロッドを上端側で支持し、支柱の第一外壁面に当接して下側方向に向かって伸びる平板状の第一当接板と、第一当接板の下端側の一方側あるいは他方側の側縁辺から、第一当接板に対して直交して伸びて支柱の第一外壁面に直交する第二外壁面あるいは第三外壁面に当接する平板状の第二当接板と、第二当接板の先端縁辺に直交して伸びて支柱の第一外壁面に対向し、第二外壁面あるいは第三外壁面に直交する第三外壁面に当接する平板状の第三当接板と、第一当接板の下端側の先端縁辺から第一当接板に対して直交し第二当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状の第一支持板とを備えている掛止具を採用した。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
鉛直方向に伸びて立設されている断面矩形の支柱に対して取り付けられて、支持する対象物である支持対象物を水平状態に支持することに用いられる掛止具と、前記支柱との組み合わせからなる前記支持対象物を水平状態に支持することに用いられる掛止構造であって、
前記掛止具は、
前記支柱が備えている水平方向に伸びる掛止孔に挿入される支持ロッドと、
支持ロッドを上端側で支持し、支柱の第一外壁面に当接して下側方向に向かって伸びる平板状の第一当接板と、
第一当接板の下端側の一方側あるいは他方側の側縁辺から、第一当接板に対して直交して伸びて支柱の第一外壁面に直交する第二外壁面、あるいは第四外壁面に当接する平板状の第二当接板と、
第二当接板の先端縁辺に直交して伸びて支柱の第一外壁面に対向し、第二外壁面、あるいは第四外壁面に直交する第三外壁面に当接する平板状の第三当接板と、
第一当接板の下端側の先端縁辺から第一当接板に対して直交し第二当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状の支持板とを備えている
掛止構造。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
平面視で矩形状のネスティングラックの前面開口側の2個の角部にそれぞれ立設される支柱と、平面視で矩形状の前記ネスティングラックの奥側の2個の角部にそれぞれ立設される支柱とからなる4本の支柱と、
4本の前記支柱にそれぞれ掛止される4個の掛止具と、
前記前面開口側から前記奥側に向かう前後方向に伸びる2本の側縁辺と、前記奥側で前記前後方向に直交する左右方向に伸びる縁辺である奥側縁辺とが、4個の前記掛止具に掛止されることで、4本の前記支柱の上下方向における中間の高さ位置に配置される中間棚と
を備えているネスティングラックであって、
4本の前記支柱は、前記前面開口側の2本の支柱同士の間の前記左右方向の間隔の方が、奥側の2本の支柱同士の間の前記左右方向の間隔より大きく、断面がそれぞれ矩形で、それぞれの上下方向で互いの間に所定の間隔を空けて、4本の前記支柱それぞれの同一の上下方向高さ位置に形成されている複数の掛止孔を有し、
4個の前記掛止具は、それぞれ、4本の前記支柱における同一の上下方向高さ位置に形成されているそれぞれの前記掛止孔に掛止される、2個の第一掛止具と、2個の第二掛止具とからなり、
前記第一掛止具は、前記掛止孔に挿入される第一支持ロッドと、第一当接板と、第二当接板と、第三当接板と、第一支持板とを有し、
前記第二掛止具は、前記掛止孔に挿入される第二支持ロッドと、第四当接板と、第五当接板と、第六当接板と、第二支持板とを有していて、
前記第一当接板は、前記第一支持ロッドに直交する方向に伸びて前記第一支持ロッドを支持し、前記第一支持ロッドが一の前記支柱の前記掛止孔に挿入された際に一の前記支柱が備えている4面の外壁面の中の第一外壁面に当接して一の前記支柱の上下方向において前記第一支持ロッドを支持している側を上側として下側に伸びる平板状で、
前記第二当接板は、前記第一当接板の下端側の側縁辺から、前記第一当接板に対して直交して伸びて一の前記支柱の前記第一外壁面に直交する第二外壁面に当接する平板状で、
前記第三当接板は、前記第二当接板の先端縁辺に直交して伸びて、一の前記支柱の前記第一外壁面に対向し、前記第二外壁面に直交する第三外壁面に当接する平板状で、
前記第一支持板は、前記第一当接板の下端側の先端縁辺から、前記第一当接板に対して直交し、前記第二当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状であり、
前記第四当接板は、前記第二支持ロッドに直交する方向に伸びて前記第二支持ロッドを支持し、前記第二支持ロッドが他の前記支柱の前記掛止孔に挿入された際に他の前記支柱の4面の外壁面の中の第五外壁面に当接して他の前記支柱の上下方向において前記第二支持ロッドを支持している側を上側として下側に伸びる平板状で、
前記第五当接板は、前記第四当接板の下端側の側縁辺から、前記第四当接板に対して直交して伸びて他の前記支柱の前記第五外壁面に直交する第六外壁面に当接する平板状で、
前記第六当接板は、前記第五当接板の先端縁辺に直交して伸びて、他の前記支柱の前記第五外壁面に対向し、前記第六外壁面に直交する第七外壁面に当接する平板状で、
前記第二支持板は、前記第四当接板の下端側の先端縁辺から、前記第四当接板に対して直交して、前記第五当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状である
ネスティングラック。
【請求項3】
前記前面開口側の2本の前記支柱が備えている前記掛止孔はそれぞれを前記左右方向に貫通して形成され、
前記奥方の2本の前記支柱が備えている前記掛止孔はそれぞれを前記前後方向に貫通して形成されている
請求項2記載のネスティングラック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ネスティングラックに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
各種物品の物流を円滑に行う為に、物流センターなどを設けて、各種物品の受入れ、保管、出荷などの作業が行われている。
【0003】
物流センターなどにおいては限られたスペースを有効に使用して各種物品を保管し、搬出するために、ネスティングラックと言われる収納ラックを使用し、これを積み重ねるようにして各種物品の収納を効率化している。
【0004】
このネスティングラックには、底部に棚板を固定した通常のネスティングラックと、上部に棚板を固定した逆ネスティングラックがあるが、いずれのものにおいてもネスティングラックに収納する物品が小さかったり、高さの低いものの場合には、ネスティングラックの上部に大きな未収納空間ができてしまい、ネスティングラックを有効に使用することができなかった。
【0005】
こうしたことを解消する目的で種々の提案が従来から行われている。本願出願人も、ネスティングラックの中間部の任意の位置に中間棚を配置することができると共に、その設置を簡単に行うことができ、また、ネスティングラックに新たな加工を施すことなく、既存のネスティングラックにそのまま配置することができる中間棚を備えたネスティングラックを提案している(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3227417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明は、ネスティングラックにおける中間棚を、ネスティングラックの上下方向における所定の中間高さ位置に取り付け取り外しする際の掛止構造に改良が加えられているネスティングラックを提案することを目的にしている。
【0008】
また、この発明は、鉛直方向に伸びて立設されている支柱と、当該支柱の上下方向における所定の高さ位置に取り付けられる掛止具とからなり、支持する対象物である支持対象物を、前記支柱の上下方向における所定の高さ位置で水平状態に支持することに用いられる改良された掛止構造を提案することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本願発明は以下のように例示することができる。
[1]
鉛直方向に伸びて立設されている断面矩形の支柱に対して取り付けられて、支持する対象物である支持対象物を水平状態に支持することに用いられる掛止具と、前記支柱との組み合わせからなる前記支持対象物を水平状態に支持することに用いられる掛止構造であって、
前記掛止具は、
前記支柱が備えている水平方向に伸びる掛止孔に挿入される支持ロッドと、
支持ロッドを上端側で支持し、支柱の第一外壁面に当接して下側方向に向かって伸びる平板状の第一当接板と、
第一当接板の下端側の一方側あるいは他方側の側縁辺から、第一当接板に対して直交して伸びて支柱の第一外壁面に直交する第二外壁面、あるいは第四外壁面に当接する平板状の第二当接板と、
第二当接板の先端縁辺に直交して伸びて支柱の第一外壁面に対向し、第二外壁面、あるいは第四外壁面に直交する第三外壁面に当接する平板状の第三当接板と、
第一当接板の下端側の先端縁辺から第一当接板に対して直交し第二当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状の支持板とを備えている
掛止構造。
【0010】
[2]
平面視で矩形状のネスティングラックの前面開口側の2個の角部にそれぞれ立設される支柱と、平面視で矩形状の前記ネスティングラックの奥側の2個の角部にそれぞれ立設される支柱とからなる4本の支柱と、
4本の前記支柱にそれぞれ掛止される4個の掛止具と、
前記前面開口側から前記奥側に向かう前後方向に伸びる2本の側縁辺と、前記奥側で前記前後方向に直交する左右方向に伸びる縁辺である奥側縁辺とが、4個の前記掛止具に掛止されることで、4本の前記支柱の上下方向における中間の高さ位置に配置される中間棚と
を備えているネスティングラックであって、
4本の前記支柱は、前記前面開口側の2本の支柱同士の間の前記左右方向の間隔の方が、奥側の2本の支柱同士の間の前記左右方向の間隔より大きく、断面がそれぞれ矩形で、それぞれの上下方向で互いの間に所定の間隔を空けて、4本の前記支柱それぞれの同一の上下方向高さ位置に形成されている複数の掛止孔を有し、
4個の前記掛止具は、それぞれ、4本の前記支柱における同一の上下方向高さ位置に形成されているそれぞれの前記掛止孔に掛止される、2個の第一掛止具と、2個の第二掛止具とからなり、
前記第一掛止具は、前記掛止孔に挿入される第一支持ロッドと、第一当接板と、第二当接板と、第三当接板と、第一支持板とを有し、
前記第二掛止具は、前記掛止孔に挿入される第二支持ロッドと、第四当接板と、第五当接板と、第六当接板と、第二支持板とを有していて、
前記第一当接板は、前記第一支持ロッドに直交する方向に伸びて前記第一支持ロッドを支持し、前記第一支持ロッドが一の前記支柱の前記掛止孔に挿入された際に一の前記支柱が備えている4面の外壁面の中の第一外壁面に当接して一の前記支柱の上下方向において前記第一支持ロッドを支持している側を上側として下側に伸びる平板状で、
前記第二当接板は、前記第一当接板の下端側の側縁辺から、前記第一当接板に対して直交して伸びて一の前記支柱の前記第一外壁面に直交する第二外壁面に当接する平板状で、
前記第三当接板は、前記第二当接板の先端縁辺に直交して伸びて、一の前記支柱の前記第一外壁面に対向し、前記第二外壁面に直交する第三外壁面に当接する平板状で、
前記第一支持板は、前記第一当接板の下端側の先端縁辺から、前記第一当接板に対して直交し、前記第二当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状であり、
前記第四当接板は、前記第二支持ロッドに直交する方向に伸びて前記第二支持ロッドを支持し、前記第二支持ロッドが他の前記支柱の前記掛止孔に挿入された際に他の前記支柱の4面の外壁面の中の第五外壁面に当接して他の前記支柱の上下方向において前記第二支持ロッドを支持している側を上側として下側に伸びる平板状で、
前記第五当接板は、前記第四当接板の下端側の側縁辺から、前記第四当接板に対して直交して伸びて他の前記支柱の前記第五外壁面に直交する第六外壁面に当接する平板状で、
前記第六当接板は、前記第五当接板の先端縁辺に直交して伸びて、他の前記支柱の前記第五外壁面に対向し、前記第六外壁面に直交する第七外壁面に当接する平板状で、
前記第二支持板は、前記第四当接板の下端側の先端縁辺から、前記第四当接板に対して直交して、前記第五当接板が伸びる方向とは反対の方向に伸びる平板状である
ネスティングラック。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
7か月前
個人
包装体
7か月前
個人
ゴミ箱
7か月前
個人
収納用具
11か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
物品収納具
11か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
容器
3か月前
個人
ゴミ収集器
1か月前
個人
土嚢運搬器具
3か月前
個人
パウチ補助具
6か月前
個人
角筒状構造体
3日前
個人
宅配システム
1か月前
個人
折り畳み水槽
7か月前
個人
コード類収納具
2か月前
個人
閉塞装置
4か月前
個人
ダンボール宝箱
7か月前
個人
お薬の締結装置
14日前
株式会社和気
包装用箱
3か月前
株式会社コロナ
梱包材
3日前
個人
ゴミ処理機
3か月前
個人
貯蔵サイロ
1か月前
個人
圧縮収納袋
7か月前
株式会社イシダ
包装装置
7か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
株式会社新弘
容器
7か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
9か月前
個人
粘着テープ切断装置
9か月前
三甲株式会社
容器
14日前
個人
搬送システム
1か月前
三甲株式会社
容器
14日前
個人
粘着テープ剥がし具
8か月前
株式会社イシダ
搬送装置
29日前
三甲株式会社
蓋体
2か月前
株式会社新弘
容器
7か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
続きを見る