TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025073915
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023185101
出願日2023-10-27
発明の名称画像読取装置および記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250502BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 大判サイズの原稿の読取品質を向上させる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 本発明の画像読取装置は、原稿を搬送方向に搬送する第1搬送ローラと、前記搬送方向において前記第1搬送ローラの下流に配され原稿を読み取る第1センサユニットと、前記第1センサユニットの下流に配され原稿を読み取る第2センサユニットと、前記搬送方向において前記第2センサユニットの下流に配され原稿を搬送する第2搬送ローラと、を備える画像読取装置であって、前記搬送方向において前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間に配され、原稿を搬送する中間ローラと、を備え、前記第2搬送ローラによる搬送速度は前記第1搬送ローラによる搬送速度より大きく、前記中間ローラによる搬送速度は前記第1搬送ローラによる搬送速度以上でかつ前記第2搬送ローラによる搬送速度より小さいことを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を搬送方向に搬送する第1搬送ローラと、
前記搬送方向において前記第1搬送ローラの下流に配され原稿を読み取る第1センサユニットと、
前記第1センサユニットの下流に配され原稿を読み取る第2センサユニットと、
前記搬送方向において前記第2センサユニットの下流に配され原稿を搬送する第2搬送ローラと、を備える画像読取装置であって、
前記搬送方向において前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間に配され、原稿を搬送する中間ローラと、を備え、
前記第2搬送ローラによる搬送速度は前記第1搬送ローラによる搬送速度より大きく、前記中間ローラによる搬送速度は前記第1搬送ローラによる搬送速度以上でかつ前記第2搬送ローラによる搬送速度より小さいことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記中間ローラは、搬送方向において前記第2センサユニットと重複する位置に配されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記中間ローラと前記第1搬送ローラは、同じ搬送速度であることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記中間ローラの搬送速度は、前記第1搬送ローラの搬送速度より大きくかつ前記第2搬送ローラの搬送速度より小さいことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記搬送方向において、前記中間ローラが原稿を挟持する挟持位置は、前記第2センサユニットによる読取位置より上流側であることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記搬送方向に対して、前記挟持位置と前記読取位置の距離は、原稿の後端の余白領域以下であることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記第2センサユニットは、原稿の幅方向に複数配され、前記中間ローラは、前記第2センサユニットの間に配されていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記搬送方向において、前記第1センサユニットと重複する位置に配され、原稿を搬送する第2中間ローラを備えることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記第2中間ローラは、原稿の幅方向に複数配され、前記第2センサユニットは、前記第2中間ローラの間に配されていることを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記第2搬送ローラおよび前記中間ローラに掛け回された第1ベルトと、
前記第1ベルトを駆動する駆動モータと、を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を搬送して画像を読み取る画像読取装置および記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、A0、A1のような大判サイズの原稿を搬送しながら画像を読み取る画像読取装置が記載されている。画像を読み取るラインセンサは搬送方向において2列の読取位置で千鳥状に配置されている。一方、原稿を搬送する駆動ローラは、2列の読取位置でラインセンサと逆位相で千鳥状に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-203840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような構成で搬送方向における2列の駆動ローラが同じ速度で原稿を搬送する場合、原稿に撓みが生じる場合がある。原稿に撓みが生じると読み取った画像の品質が低下することになる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の画像読取装置は、原稿を搬送方向に搬送する第1搬送ローラと、前記搬送方向において前記第1搬送ローラの下流に配され原稿を読み取る第1センサユニットと、前記第1センサユニットの下流に配され原稿を読み取る第2センサユニットと、前記搬送方向において前記第2センサユニットの下流に配され原稿を搬送する第2搬送ローラと、を備える画像読取装置であって、前記搬送方向において前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間に配され、原稿を搬送する中間ローラと、を備え、前記第2搬送ローラによる搬送速度は前記第1搬送ローラによる搬送速度より大きく、前記中間ローラによる搬送速度は前記第1搬送ローラによる搬送速度以上でかつ前記第2搬送ローラによる搬送速度より小さいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明による大判サイズの原稿の読取品質を向上させる画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
シートフィード方式のスキャナの斜視図である。
画像読取装置の構成を示す図である。
画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
画像読取装置における原稿の搬送状態を示す図である。
画像の読み取り開始前のシーケンスを示すフローチャート図である。
画像の読み取り開始後のシーケンスを示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0009】
<第1の実施例>
(画像読取装置の構成)
図1は、原稿を搬送しながら画像を読み取るシートフィード方式のスキャナ100の斜視図である。画像読取装置であるスキャナ100は、正面側に原稿200を供給する供給口101および原稿200を載置する供給台102を備える。ユーザは原稿200の中央部が供給口101の中央に位置するように原稿200の先端部を供給台102に載せる。次に、ユーザは供給台102の上で原稿200を搬送方向に滑らせながら供給口101に挿入する。なお、供給口101は、読み取り可能な原稿200の幅方向に対し挿入時の位置ずれや傾きをある程度許容している。
【0010】
スキャナ100の上面には回動式の上カバー104が筺体に備えられている。ユーザは、上カバー104を上方に開けることで搬送路および読取部にアクセスできる。スキャナ100は、筺体の上面で原稿200の幅方向における上カバー104の外側に操作部・表示部103を有する。操作部・表示部103は、後述の操作部407と表示部408に分かれていても良い。操作部・表示部103は、物理キー、タッチパネル、Liquid Crystal Display Panel(以下、LCD)等で構成される。ユーザは、操作部407によって読取条件を設定でき、表示部408によって装置の状態を確認できる。なお、座標系は、図1に示すように原稿の幅方向をx方向、原稿の搬送方向をy方向、上下方向をz方向としている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
13日前
キヤノン株式会社
トナー
22日前
キヤノン株式会社
トナー
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
電子機器
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
キヤノン株式会社
電子機器
20日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
12日前
キヤノン株式会社
培養装置
27日前
キヤノン株式会社
培養装置
27日前
キヤノン株式会社
培養装置
27日前
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
プログラム
22日前
キヤノン株式会社
プログラム
22日前
キヤノン株式会社
プログラム
22日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
欠陥検査装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
培養システム
27日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
5日前
キヤノン株式会社
培養システム
27日前
続きを見る