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公開番号
2025075537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186776
出願日
2023-10-31
発明の名称
ハンドル駆動機構
出願人
株式会社東海理化電機製作所
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
E05B
85/16 20140101AFI20250508BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】構造の大型化と複雑化を抑制可能なハンドル駆動機構を提供する。
【解決手段】ハンドル部材11は、把持可能であり、かつ第一方向D1に沿って延びる第一回動軸A1を中心として回動可能である。リンク部材12は、第一方向D1と非平行な第二方向D2に沿って延びる第二回動軸A2を中心として回動可能であり、かつ当該回動に係る径方向に沿う寸法が当該回動に係る周方向に沿う寸法よりも大きい穴121を有している。ロッド部材13は、ハンドル部材11から穴121を通って第一方向D1および第二方向D2と非平行な第三方向D3に延びている。ボール部材14は、ロッド部材13に係合しており、穴121の内周面1211と接する曲面141を有している。リンク部材12の回動に応じて、ボール部材14がロッド部材13上を変位しながらハンドル部材11を回動させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
把持可能であり、かつ第一方向に沿って延びる第一回動軸を中心として回動可能であるハンドル部材と、
前記第一方向と非平行な第二方向に沿って延びる第二回動軸を中心として回動可能であり、かつ当該回動に係る径方向に沿う寸法が当該回動に係る周方向に沿う寸法よりも大きい穴を有しているリンク部材と、
前記ハンドル部材から前記穴を通って前記第一方向および前記第二方向と非平行な第三方向に延びているロッド部材と、
前記ロッド部材に係合しており、前記穴の内周面と接する曲面を有しているボール部材と、
を備えており、
前記ハンドル部材と前記リンク部材の一方の回動に応じて、前記ボール部材が前記ロッド部材上を変位しながら前記ハンドル部材と前記リンク部材の他方を回動させる、ハンドル駆動機構。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記第二方向に直交する第四方向へ直線運動可能に構成されており、前記リンク部材に係合しているアクチュエータを備えており、
前記リンク部材は、前記アクチュエータの直線運動に応じて、前記第二回動軸を中心として回動する、請求項1に記載のハンドル駆動機構。
【請求項3】
前記アクチュエータは、ソレノイドを含んでいる、請求項2に記載のハンドル駆動機構。
【請求項4】
前記アクチュエータは、
前記ソレノイドへの通電により前記第四方向に沿って第一位置から第二位置へ移動可能である可動体と、
前記ソレノイドへの通電が解除されると前記可動体を前記第一位置へ復帰させる付勢部材と、
を有している、請求項3に記載のハンドル駆動機構。
【請求項5】
前記ハンドル部材は、移動体のドアに取り付けられる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のハンドル駆動機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ハンドル駆動機構に関連する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、移動体の一例としての車両のドアに設けられるハンドル駆動機構を開示している。当該機構は、ハンドル部材、モータ、およびベルクランクを備えている。ハンドル部材は、把持可能であり、かつ第一方向に沿って延びる第一回動軸を中心として回動可能である。アクチュエータの一例としてのモータは、ベルクランクを第一方向と非平行な第二方向に沿って延びる第二回動軸を中心として回動させる。ベルクランクは、自身の回動をハンドル部材の回動に変換するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-18838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
構造の大型化と複雑化を抑制可能なハンドル駆動機構を提供することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示により提供される態様例の一つは、ハンドル駆動機構であって、
把持可能であり、かつ第一方向に沿って延びる第一回動軸を中心として回動可能であるハンドル部材と、
前記第一方向と非平行な第二方向に沿って延びる第二回動軸を中心として回動可能であり、かつ当該回動に係る径方向に沿う寸法が当該回動に係る周方向に沿う寸法よりも大きい穴を有しているリンク部材と、
前記ハンドル部材から前記穴を通って前記第一方向および前記第二方向と非平行な第三方向に延びているロッド部材と、
前記ロッド部材に係合しており、前記穴の内周面と接する曲面を有しているボール部材と、
を備えており、
前記ハンドル部材と前記リンク部材の一方の回動に応じて、前記ボール部材が前記ロッド部材上を変位しながら前記ハンドル部材と前記リンク部材の他方を回動させる。
【0006】
第一方向に沿う方向から見ると、ハンドル部材の回動時におけるリンク部材の動きは、第二方向に直交する向きへの直線的変位とみなせる。換言すると、そのような直線的変位をリンク部材に行なわせるアクチュエータを用意すれば、ハンドル部材の回動とリンク部材の回動を相互に変換できる。よって、上記のような簡素なアクチュエータを採用可能でありながら、特に第二方向に沿う向きにおけるハンドル駆動機構の大型化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るハンドル駆動機構が取り付けられる車両の一部を例示している。
車両の内側に対応する方向から見た、ドアに取り付けられたハンドル駆動機構の外観を例示している。
車両の外側に対応する方向から見たハンドル駆動機構の外観を例示している。
リンク部材の構成を例示している。
ソレノイドに通電がなされていない状態のハンドル駆動機構を示している。
ソレノイドに通電がなされた状態のハンドル駆動機構を示している。
第一方向に沿う方向から見た、ソレノイドへの非通電時と通電時のハンドル駆動機構の位置関係を例示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。例示される各要素を認識可能な大きさとするために、各図においては縮尺が適宜に変更されている。
【0009】
図1は、一実施形態に係るハンドル駆動機構1が取り付けられる車両20の一部を例示している。具体的には、図1には、車両20の外側から見たドア21の一部が示されている。ハンドル駆動機構1は、ハンドル部材11の外表面が車両20のドア21の外表面と同一平面または同一曲面をなすようにように、ドア21に取り付けられている。ハンドル駆動機構1は、車両20のユーザがドア21を開けるためにハンドル部材11を操作する際に、ハンドル部材11がドア21の外表面よりも外側に突出するようにハンドル部材11を駆動させるための装置である。車両20は、移動体の一例である。
【0010】
図2は、車両20の内側に対応する方向から見た、ドア21に取り付けられたハンドル駆動機構1の外観を例示している。図3は、車両20の外側に対応する方向から見たハンドル駆動機構1の外観を例示している。
(【0011】以降は省略されています)
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